ちおちもにっき。

50%のジュースと50%のジュースを足しても100%にはなりませんでおなじみのちおちもにっきです。
(どんなのよ)

乃崎さんのついた嘘

2006年01月29日 20時32分37秒 | しばい
半年ぶりのイナダ組を、久しぶりのやまびこ座で観させていただきました。
大学に入ってからは、ほぼ毎月のように札幌に赴き、芝居を観ていたものですが、この1年はそこまでたくさんは観に行きませんでした。
なんとなく、自分の芝居に対するスキキライがはっきりしたからです。
自分がやっていた芝居の影響もあると思いますが、台詞のキャッチボールがちゃんとできている芝居が好きです。
わかりやすく、観おわったあとなんだかすっきりする話が好きです。
お客さんに無理な世界の想像を強要しないものが好きです。
独白もいいですが、会話の中で成り立つ人間関係が好きです。
爆音芝居は苦手です。
あとあと、今回のパンフレットでイナダさんが「最近は難解なモノ(芝居)がもてはやされている傾向がある。不条理的なモノが流行だったり、ビジョンとイメージだけだったり。でもそんなものは見せかけだけだろう。包み紙だけで中身は何も入ってない。そんな気がしてならない」と書いていました。まったく同感です。
そんなわけで、私はイナダ組の作品が好きです。

今回の「乃崎さんのついた嘘」は、昨年の全道高校演劇大会で私の後輩達が上演した「七夕」という芝居に設定が結構似ていて、私としてはかなりとっつきやすかったです(イナダさんが私たちの顧問の先生に「次回作と設定がかぶった」と言っていたようです)。
一人で暮らすおばあちゃんと、その家をたびたび訪れる投資信託の営業マン、おばあちゃんの子どもたちが出てきます。
みんな所々の事情でおばあちゃんの財産を狙っている、でも、おばあちゃんのことを想う気持ちもあって…。
一人ひとりが丁寧に描かれているなぁと思いました。ドタバタするところと、しっかり観せるところのメリハリはさすがです。

そして、飯野さんがかっこよかったです(笑)
カメヤ以来、久々にイイ役できゅんとしました(爆)
やっぱり、私は飯野さんやスキマスイッチ大橋くんのようなヤサ男系の顔が好きなんだと改めて思いました。

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2 コメント

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似て蝶 (しずえ)
2006-01-30 17:37:59
今回のイナダ組は観れませんでした。

DVD化を待ちます。



最近思ったんだけど・・・

飯野さんて、バッファロー吾郎の竹若氏に似てない?
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ばっふぁろー (めぐ)
2006-01-30 22:33:09
バッファロー吾郎…顔が思い浮かびません(笑)探して見てみます★



今回のイナダ組、見たらドキドキするかもしれませんよ!

なんたって主役が「シズ江」さんですから(笑)
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