関東に帰って来い!
と言われる。
息子の同級生にまで言われた。
本を書くのは、どこでも出来ると言ったって限界あるだろうと。雰囲気から何からすべて違うだろうと。
関東なら、取材も行きやすいし、資料も探しやすい。
書くなら関東だよね、と。
まあ、その意見は的を突いてるし、周りは私たちの離婚も黙ってくれている。
まあ、すごく気を遣わせてしまっているのだ。
けれど、息子を連れてこの家には無理だ。
元夫が息子を受け入れない。
だとしたら、息子と二人で暮らす家をまた探さなければならない…。
ほんと、いつまでこんな事、続くのだろう。行ったり来たりの生活が。
その息子は、4月いっぱいお休みを取ったという。
診断書を貰うために私にいつ帰ってくる?と聞いてきた。
車を出して貰いたいと。
しかし、私の帰郷が伸びて、無理だと分かると一人で歩いて行くと言う。
ようやく自立かな…?
これまでは私が車を出さなければ、テコでも動かなかったのに…。
すべては私が車を出さないせいにされていたのに…。
息子曰く。
最初は、なんで自分がこんな大変な時にいないのかと思ったけれど、お母さんの元気な声を聞いて、良かったと思ったって。
もう、そこで暮らせば、だって。
嫉妬もあるのだろう。
私はここでは、一人ではないし、友達もいるので、毎日充実している。
何より買い物にも困らないし、仕事も順調だ。
本当に安心している。
けれど、5月から、講座も始まるし、畑の世話もあるし、何よりあそこの天気が雨ばかりなので、湿気が大丈夫かと不安なのだ。
衣類や着物、本などにカビが生えないかと心配している。
こんなに長く家を空けた事がないので、どうしようと思っている。
検査があるので、すぐにまたとんぼ返りでこちらへ出てこなければならないけれど、
とりあえず、自宅に帰れる事に、後ろ髪を引かれつつも、ホッとしている。
☆それでは今日も良い一日を。
感謝します。
すべては上手くいっている。