おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

私は

2023年04月08日 | 日々つつがなし
弟夫婦との間で、遺産相続に対し、失敗した。

けれど、それは親の財産を貰いたいと思った訳ではない。

先祖の畑を一つでも分けて貰って、子供に残したかったのだ。

うちの子供は、代々続く実家の唯一の跡取りだからだ。

だから、家賃収入の入る元実家などが欲しい訳ではない。

私はそこまで強欲ではない。

でも、妹にはそう映っているらしい。

弟が持っている家作が、私に来るよというのだが、私は人の財産など宛にしている訳ではない。

あくまで私が目指しているのは、自分で稼ぐ能力なのだ。

なのに、私にはそれがない。

その事が私を苦しめているのだ。

自分が経済的にに恵まれず、稼ぐ能力がないということが、私を悲しませているのだ。

それなのに、弟や妹には、親からの資産が入る、その事に羨ましさを感じるのだ。

妹の旦那さんには資産家の叔母さんがいて、今その相続で大変なのだが、それが終われば、彼らは財産が入るのだ。

かたや、私には何もない、

昨日はそんな事を思い知らされた。

私には、親から貰ったお金がある。

けれど、私はそれを活かすどころか、
生活費として切り崩しているのだ。

毎月毎月目減りしていく通帳を見るのが、どれほど恐怖か人は知らない。

収入のない私が、どれほど怖さを感じているか、誰も分からないだろう。

みっともないと思ったけれど、昨日は妹に嫉妬を感じた。

あなたって本当にいいわね、

とつい言ってしまった!

それだけは言うまいと決めていたのに。


帰り道、雨が降っていたけれど、
自分の人生を嘆いてしまった。

私って、なんて馬鹿なんだろうって。

自分のしたい事だけすると言って、
悪い方へ悪い方へと人生が流れていっている気がする。

離婚もし、引っ越しもして、一人きりになり、ノイローゼになり、
病気だし、お金を稼ぐ能力もなく、親から貰った遺産を食い潰している。

本当、何やっているんだろうと。

人生も終わりに近づいているのに、、、
何だか惨めだった。

私はこのまま、惨めで終わってしまうのだろうか?

他人には理解もされず、朽ち果ててしまうのか。

私が目指した作家になって生活する、ということは、そんなに難しい事だったのか。

そんなささやかな夢さえ、私には難しかったのか…と思った。

他人の財産を羨ましく思う、、、

そんなさもしい時期が自分にも来るなんて…思いもしなかった。

だから昨夜は、泣けてしまった。

だから、今日、これを書いて、
惨めな気持ちを吐き出そうと思っている。

本来なら、妹の幸せを願うべきなのだが、
嫉妬してしまうなんて…。

そしてまた、自分の不幸を呪うだなんて…。

ダメだな、私。

でも、いっぱい泣いて、いっぱい吐き出して、これまでの苦しさを、膿を出そうと思った。

決して自分の生き方を否定しないように。

きっと私も報われる日もくると、

そう信じて。




☆それでは今日も良い一日を。



感謝します。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする