元夫がいるので、2人であーだ、こーだ言いながら、観ているので楽しい。
プライムやネトフリで、気になった映画をランダムに観て、さらに昨日は映画館で2本観た。
一つは、「エブエブ」で、もう一つは、「すずめの戸締り」だった。
「エブエブ」は、もともと香港映画が好きだったこともあり、また、ミッシェル・ヨーや、キーホイ・クァンのファンでもあったので、ものすごく楽しみにしていたけれど、お話自体はどうということもなく、一体3時間半もの長い時間を掛けて、何が言いたかったのか?と疑問に思った。
そして、これがアカデミー賞???
謎だ。
昨今の多様性に配慮して、アジア系に賞を与えたとしかおもえなかった。
一言で言うならば、「2001年宇宙の旅」を模した、ガサツで下品な中華系おばさんの話、とでも言おうか…。
あと、親子問題、女性問題、夫婦問題のてんこ盛りで、一番言いたかったのは、おそらく、中国人の夫たちの悲痛な叫び、
「妻よ、私に優しくね」
だったのではないか?と思った。
まあ、言わば人類愛を謳ってはいるけれど、要は、俺たちに優しくしてくれよ〜!と言う事だったのではないか?
それに、パラレルワールドの描写も、スターになったり、カンフーマスターになるのは、いいけれど、たいていの世界では、現実世界の延長で、面白くも何ともなかった。
バーガーショップの看板を回したり、料理人になったりって、別にワクワクしない…。
もっと、ぶっ飛んだ世界観は持てなかったものか。
アイディア不足という気がした。
キューティハニーくらい、かけ離れてもいいのではないか?
上映時間を調べたら、一日に一回しか上映してなかったので、アカデミーでこれかい?
と不思議に思っていたら、案の定だった。
お客は正直だね〜。面白くないものには見向きもしないんだ…と改めて思いましたぜ。
対して、「すずめの戸締り」は、これが映画だよーと思うくらい、のっけからストーリーが展開して全く飽きさせることが無かった。
ただ、恋愛に偏り過ぎかな?女子高生なのに?女子高生だからか…?
とは思ったが、まあ、これでいいのかな?
宮崎、愛媛、東京、宮城と、旅をするのもいい。
ちょうど私も、フェリー、新幹線と乗り継いできたばかりだったので、それもリアルに感じられて良かった。
そうそう、こんな感じだよと。
ディテールの細かさが素晴らしいかったなぁ〜。
やはり、ロングランの映画には、それなりの意味があるんだね、と思いました。
そんな訳で、一気に活気付いて日常を楽しんでいる私です。
☆それでは今日も良い一日を。
感謝します。