おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

祈る人

2009年12月08日 | 日々つつがなし

旅がいいのは、やはりなんといっても、
日常では経験できないことがたくさん
体験できることだろう。

今回のたかだか2泊3日の旅でも、
たくさんのことに気づかされた。

その一つが、“祈る人”の存在だ。



飛行機、モノレール、バス・・・。


今回の旅でも色々な乗り物に乗ったけれど、
やはり一番怖いのは、飛行機ではないだろうか。

もし、事故になれば、死をも覚悟しなければならないからだ。


けれど、その飛行機が離陸する前に、
大勢の空港スタッフ達が、手を振って
見送っていることにお気づきだろうか?


私は初めて飛行機に乗ったときに、
それに気づいていたが、
今回改めて、その意味に気づかされた。

それは、「無事に行っておいで」とか、
「安全な旅を」という意味が込められているのだろう。

そうして、旅人の無事を願いながら、
送り出しているのだ。

そういう意味では、彼らは、“祈り”を込めた
「祈る人」だ。


そして、帰りは空港からパスを利用したが、
そのバスターミナルのスタッフも、
深々と頭を下げて、見送っていた。
これもある種の“祈り”だと思った。

こうして、私達は、安全を祈る人々に
日々守られながら、生きているのではないかと
そんなことを今回の旅で感じた。


若い頃は、“祈り”なんて、ナンセンスと思っていたけれど、

こうした“祈ること”は案外、私達を守るパワーに
なっているのではないか?

そんなことを思ってしまいました。




☆それでは今日もよい一日でありますように。



パモンデューのよんでみてチョ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スターフルーツ | トップ | 苦渋の決断 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々つつがなし」カテゴリの最新記事