おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

クォンタム・モーメント

2020年04月26日 | ツインレイ

クォンタム・モーメント、クォンタム・シフト、

 

この言葉を聞いたのも、別の占い動画を見ていた時だった。

 

初めて、聞いた言葉で、ビックリした。

 

日本語で言うと、「飛躍的瞬間」と言うそうで、

現実は現実のままであるのだけれど、

自分の意識だけが、ある瞬間にガラリと変わることなのだそうだ。

 

この言葉を聞いて、はっとした。

私にもあったのだ、その瞬間が―。

 

それは、例のあの方と出会った時なのだ。

 

あれは、去年の夏、あの方と出会った後だった。

 

私は、弟のお嫁さんが帰ってくることになり、

おそらく、自宅へ戻らなければならないなあ…と

思っていた時だった。

でも、帰りたくない、と思っていた。

 

漠然と、この方と、一緒になるのではないか?

という気がしていたからだ。

 

このまま、この方と別れるのは忍びないと思っていたのだ。

 

まだ、この方とは、プライベートな話は何もしていくて、接点も

ないというのにだ。

 

 

けれど、どういう訳だか、この人と一緒になるのでは…?という気がして、

しょうがなかったのだ。

 

あの時に来ていたメッセージは、あの方と九月に初デート、

十二月にはお付き合いする、というものだった。

 

(もう、ここにぶっちゃけ、書いておきますね。

もう、全部書き残しておくわ…!!)

 

私は夫がいる身だというのに…。

一体どうするつもりだったんだろう…、

もし本当にそうなっていたら…と、今ならそう思うけれど、

とにかく私は、夫とは離婚しようとそんな気持ちになっていたのだ。

 

田舎へ帰る時からすでに、これから夫と残りの人生を生きていくことに

疑問を感じていたのでした。

この人とこのまま一緒にいられるのかしら?

何にも話もできないこの人と?

 

それならいっそ、離婚して、自由に生きたい。

でも、そんな事、私に出来るのかしら…?

本当に私一人で生きられるのかしら?

仕事もないのに…?

とずっと逡巡していたんですね。

 

離婚…しようか…?

どうしようか…?

 

と。

 

そんな時に出会った人だったので、

私の妄想なのか…?

それとも神の采配なのか…?

本当に分からないんですが、

あの方にのめり込んでしまったんですね。

 

でも、本当は、最初にあの方と出会った時、

あの方の方から、私の事をガン見してきたんです。

なので、私も「?」と思いながら、でも、

悪い気はしなかったんです。

だって、あんな若い方からじっと見つめられたら、

誰だって、嬉しいですよ。

もちろん、私だって…。

 

あの方は、私の顔をじっと見て、

驚いたような顔をしていました。

もう穴のあくほど見つめられましたよ。

一瞬で、私に惹かれていると分かりました。

 

でも、それと同時に私もあの方のことが分かったんです。

 

あの方の顔には、

〝さみしい…〟と書かれてありました。

〝ひとりぼっちで、さみしい…〟と。

 

その孤独さが私の胸を打ちました。

あの方は、独りぼっちで戦っていたのです。

そして、それは少し前の自分の姿でもあったのです。

だから私もあの方のことが瞬時にして分かったのです。

 

 

大体私は、常々自分の事は隠しているんです。

 

こんな事、誰にも理解できないとは思うんですが、

とにかく私は、子供の頃から、どういう訳だか、

人に構われることが多くて、それが悩みだったのです。

 

あまり人から構われたくないし、

出来れば、そっとしておいてほしいんですね。

人の口の端にも上りたくない、という感じなのです。

 

なので、出来るだけオーラは消しているんです。

自分の存在は消しているんです。

 

特に、田舎へ帰った時には。

都会と違って、田舎は人の行動に敏感ですからね。

目立ってはいけないと思っているのです。

 

なので、田舎へ帰った時には、特に、

自分のオーラは消して、

普段よりも、もっと貧乏スタイルでいるのです。

 

本当にボロボロの服を着ているんですよ。

 

まあ、もともとボロボロの服を着るのが好きなので、

そうしているのですが…。

それでも目立たないのが、田舎での生活で…。

その自由さが逆に気に入っているのですが。

 

なので、去年も本当にボロボロの服を着ていたというのに…

それでも、あの方は私を見つけてくれたんです。

 

大勢の中から、私の事を見つけてくれたんです。

 

私が誰なのかを。

私が何者なのかを。

 

だから、私はとても嬉しかったのです。

 

そして、少し自信がついたのです。

私でもまだいけるかもしれないと。

 

最初は彼の方から、私を見つけてくれたという感じだったのに、

逆に私の方が意識してしまい、のぼせてしまったんですね。

 

自分でもあの頃、活き活きして、まるで娘時代に戻ったかのような気持ちでしたよ。

 

でも、何の進展もないまま、帰らなければならなくなって、

それでもう、これでこの方とも終わりかな…なんて思っていたのです。

 

いつものように、あの方が事務的な事を話していて、

それに私も対応していた時、

でも頭の中では、もう終わりだと…悲しい気持ちでいた時、

それは来たのです。

 

急に私の中で、ある思いがぐわっと沸き起こってきたのです。

 

私だって、こんな若い方ともう一度、やり直せる人生があるかもしれないじゃない?

私だって、別の楽しい人生があるかもしれないじゃない?

と。

 

それはもうガラリとすべてが変わったという気がしましたね。

空気が変わった―という感じがしました。

空間が歪んだ―みたいな。

 

そんなふうに、急に変わったんですね。

 

その瞬間、もう夫とは離婚しようと決意していました。

 

目の前のこの方と一緒になるには、離婚するしかないじゃない、

だったら、きちんと自宅へ戻り、離婚して、この方ともう一度対峙しようと、

その時、もう決意していたんですよね。

 

この方は、とても誠実な方だ。

その誠実な方に対し、自分は不誠実だと。

自分は結婚しているのに、この方に懸想するのは、

とても不実な態度だ、とその時思ったんです。

 

この方の事が好きなら、ちゃんと離婚してくるべきだって。

 

だから、早く帰って離婚しなければならないと思ったんです。

 

それがすべてでした。

 

私があの方の顔を見ながら、そんなことを思っていたら、

あの方はおびえた目をしていましたっけ。

 

私の並々ならぬ決意が伝わったのかもしれませんね。

今なら、お笑いですが…。

 

私は、あの時の直観に従ったんです。

 

夫とはきちんと離婚しようと。

そして、この方とちゃんと向き合おうと。

 

そう思ったんですよね。

それが全てです。

私の中のね。

 

それがこの離婚劇の始まりでした。

 

そんな気がします。

 

…となると、私は自分の直観に従ったということですね。

 

誰のためでもない、自分のために、決意したんですね。

 

改めてそう思いました。

 

あの方と一緒になれるかとどうかは分かりません。

 

あの空気が変わった瞬間だって、

この人とは思っていませんでした。

 

〝こんな人と〟ということで、

彼とは考えもしませんでした。

 

でも、こちらへ戻ってきて、

すぐに離婚の準備をはじめ、

辛かったですが、

あの人の存在を励みにして、

それを推し進めました。

 

そうしている間に、あの方からのサインを

色々と受け取って、もしかすると、あの方も

同じ気持ちだったのではないか…?

と考えるようになりました。

 

 

そうして、何の進展もないまま、今に至るといった感じです。

 

私は離婚しました。

もうフリーです。

 

もしかすると、このまま一人で生きるのかもしれません。

 

でも、私は自分を信じました。

 

それでいいのです。

 

私にとって、自分の直観を信じることは、

何にもまして大事なことなのですから。

 

今はこれでいい、きっと良い人生が開けていく―

 

とそう思っています。

 

 

 

 

☆それでは今日もよい一日を。

 

※その占い動画では、

新しい彼氏に出会った時が、すでに、

クォンタム・モーメントなんだとおっしゃっていました。

元の彼氏と別れた時が、その瞬間ではなくて。

 

だから、私もあの方との出会いが、もう運命だったんだろう…と

思っております。

どうこうなるというよりも、離婚して、自分の人生を生きることを

促す、そのきっかけとなった人なんだと思っております。

 

そういう意味では、後押しをしてくれた彼に感謝しているのです。

ありがとう、と思っているのです。

 

 

☆それでは今日もよい一日を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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