帰るか。
暗くなる前に。
☆それでは今日もよい一日を。
感謝します。
すべては上手くいっている。
めっちゃ、寒い日。
桜も満開になったと言うのに、毎年、この時期は花冷えだなぁ・・・。
今日、この寒い中、シェアオフィスに来ている。昼から・・・。
すごく寒い。
誰もおらず、暖房を入れたが、それでも寒い。
パソコン打つ手が、かじかんでしょうがない。
結局、SSFFに参加することにした私。
急遽、シナリオを書く事になった。
京都にいる友達には、スチールと予告編をお願いした。
この二か月で仕上げなければならない、どちらも。
どうなるか・・・。
しかし、これが最初で最後のチャレンジ。
もし、ダメだったとしても、悔いはないよ。
ここまで、頑張ってきたのだから。
でも、なぜか大丈夫のような気がしている。
この応募だって、毎年くるんだよ。
その度に、この値段じゃね~・・・と諦めているのだ。
それなのに、どういう訳か、今年は資料を取り寄せ、
主催者側には、「時代劇、いいですね~、ぜひ参加してください」と言われ、
値段が高くて、無理と断ったら、10万でいいと言われた。
これはもう、ゴーサインじゃね?
いくっきゃないでしょう、これは。
私と、京都の彼とが、20年もかけて持っていたこの企画。
その間、二人は仲たがいをし、離れた時期もあったけれど、
私はあきらめなかった。
シナリオでは読んで貰えないと思い、小説にして、
その原稿が、紆余曲折しながらも、小説大賞をいただいた。
そして、本来ならば、映画化される筈が、結局実現敵わず、
自分でやる!と決め、京都の彼に再びコンタクトを取って、
一緒にやってくれとお願いした。
再び二人でタッグを組んだのだ。
しかし、それからが鳴かず飛ばずだった。
京都の映画見本市に三年連続出すも、いつも最終選考には残るものの、大賞はとれず、
そのうち、出すことも馬鹿らしくなった。
どうせ獲れねーよ、と。
けれど、その企画市から出たのが、「侍タイムスリッパ―」だ。
もし、私達が諦めていなかったら・・・すべてはタラればの話だけれど、
私たちの作品も映画化されただろうか?
でも、私は、今年、満を持して、自分でこの作品を世に出したいと思っている。
なるだけ大勢の人に会って、売り込むつもりだ。
二十年かかったけれど、今、私はようやくこの作品をシナリオにしようと思っている。
今日、第一行を書いた。
シナリオは久しぶりだから、なんか書き方もおぼつかないけれど、
そうして、小説とはまた違うので、戸惑ってもいるけれど、
自分の原作をシナリオに起こす、という、二十年前とは真逆の作業を今、している。
私があのまま、順調に、シナリオライターになれていたら、
こんな事にはならなかったのだろうけれど、
ダメだったからこそ、今、小説家として存在しているのだ。
私はこの作品が好きだ。
この作品の良さを一番知っているのは、私だろう。
だから、これから二か月、泣かずに、めげずに、頑張って、仕上げていきたいと思う。
どうぞ、皆さまも応援してやってください。
この遅咲きのクリエイターを。
☆それでは今日も良い一日を。
感謝します。
すべては上手くいっている。