地震のあった日、「ソーシャル・ネットワーク」を見ていた。
評判の高い映画で、わたしも期待して見に行った。
評判通り、面白い出だし、息もつかせぬ S.N.S を立ちあげるシーンと、
現在の訴訟の場面のカットバック・・・。
主人公マークの天才ぶり。
全てが面白かった。
が、こんなに面白い映画でも、退屈だ・・・と思えるシーンが2回ほどあった。
退屈で退屈でたまらなくて、何か食べでもしなければおさまらない・・・と
いうくらいで、朝、握ってきたおにぎりをこっそり取り出し食べたくらいだった。
まるで芝居の幕間のような感じ・・・。
何故だろう・・・?
と考えるに、やはりステレオタイプな切り口になった時に、
退屈だ・・・と感じたようだ。
主人公マークは、いわゆる天才なのだ。
天才肌。
こういう人を普通の常識で捉えては駄目なのだ。
「あんた、親友を裏切るなんて、いかんじゃないか!」 プンプン
とか、
「他人の気持ちを考えた事があるのか、この人!」
などのシーンになったとき、めちゃくちゃ退屈になってしまったのだ。
こういう人を普通の常識で捉えて、非難したり、束縛するのは、
はっきり言って人類の進歩をさまたげると思うのだ。
彼等はそのリスクも充分負っており
(フツ―の社会生活が送れない。でもまたそれもよし)、
それでいいのではないかと思った。
それよりも、ハ―バード大学というところが非常に面白かった。
まるでハリポタに出てくる寮対抗みたいな組織があるし、
(クラブと言っていたが・・・)
そこに入ることがまた一つのステータス。
そこに入れないマークが、皆もが参加できるS.N.Sを立ち上げるのは、
理にかなっていると思った。
もちろん、やり方には問題があるとしても・・・。
そして、キッチュな双子の兄弟。
この二人のディテールがまた面白かったですね。
ああ・・・いるいるこういう人、と思ってしまいました。
この人たちの方が、私たち凡人としては、気持ちが分かるかも・・・。
それにしても、彼等に対するハーバードの学長の態度は見事でしたね。
思わず拍手でした。
そして金になるとしたら、すぐに大学を辞めて会社を起こすのも
アメリカらしいな~と思いました。
日本だったら、もったいない! 大学卒業してから・・・なんて
思っちゃいますよね。
ここで学ぶことないやと思えば、ハーバードだろうが、なんだろうが、
さっさと次のステップにいっちゃう、というところが、
面白かったです。
あんまり、グズグズしていないんですね。
さすがだと思いました。
私は、主人公を孤独なオタク青年とは思いませんでした。
孤独、孤独とやたら、強調する向きもありますが、
誰だって孤独ですよ。
別にマークだけじゃない。
皆と仲良く-
できない場合は、ごめんなさい、でいいんじゃないかな~?
そういう自分を愛する、
そういう人達を理解する、
そういう時代に入ったのかもしれませんよ。
いやはや、面白い映画でした~。
☆それでは今日もよい1日を。
評判の高い映画で、わたしも期待して見に行った。
評判通り、面白い出だし、息もつかせぬ S.N.S を立ちあげるシーンと、
現在の訴訟の場面のカットバック・・・。
主人公マークの天才ぶり。
全てが面白かった。
が、こんなに面白い映画でも、退屈だ・・・と思えるシーンが2回ほどあった。
退屈で退屈でたまらなくて、何か食べでもしなければおさまらない・・・と
いうくらいで、朝、握ってきたおにぎりをこっそり取り出し食べたくらいだった。
まるで芝居の幕間のような感じ・・・。
何故だろう・・・?
と考えるに、やはりステレオタイプな切り口になった時に、
退屈だ・・・と感じたようだ。
主人公マークは、いわゆる天才なのだ。
天才肌。
こういう人を普通の常識で捉えては駄目なのだ。
「あんた、親友を裏切るなんて、いかんじゃないか!」 プンプン
とか、
「他人の気持ちを考えた事があるのか、この人!」
などのシーンになったとき、めちゃくちゃ退屈になってしまったのだ。
こういう人を普通の常識で捉えて、非難したり、束縛するのは、
はっきり言って人類の進歩をさまたげると思うのだ。
彼等はそのリスクも充分負っており
(フツ―の社会生活が送れない。でもまたそれもよし)、
それでいいのではないかと思った。
それよりも、ハ―バード大学というところが非常に面白かった。
まるでハリポタに出てくる寮対抗みたいな組織があるし、
(クラブと言っていたが・・・)
そこに入ることがまた一つのステータス。
そこに入れないマークが、皆もが参加できるS.N.Sを立ち上げるのは、
理にかなっていると思った。
もちろん、やり方には問題があるとしても・・・。
そして、キッチュな双子の兄弟。
この二人のディテールがまた面白かったですね。
ああ・・・いるいるこういう人、と思ってしまいました。
この人たちの方が、私たち凡人としては、気持ちが分かるかも・・・。
それにしても、彼等に対するハーバードの学長の態度は見事でしたね。
思わず拍手でした。
そして金になるとしたら、すぐに大学を辞めて会社を起こすのも
アメリカらしいな~と思いました。
日本だったら、もったいない! 大学卒業してから・・・なんて
思っちゃいますよね。
ここで学ぶことないやと思えば、ハーバードだろうが、なんだろうが、
さっさと次のステップにいっちゃう、というところが、
面白かったです。
あんまり、グズグズしていないんですね。
さすがだと思いました。
私は、主人公を孤独なオタク青年とは思いませんでした。
孤独、孤独とやたら、強調する向きもありますが、
誰だって孤独ですよ。
別にマークだけじゃない。
皆と仲良く-
できない場合は、ごめんなさい、でいいんじゃないかな~?
そういう自分を愛する、
そういう人達を理解する、
そういう時代に入ったのかもしれませんよ。
いやはや、面白い映画でした~。
☆それでは今日もよい1日を。