挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「バンビ~ノ! 」と「生徒諸君!」

2007-04-20 21:40:13 | ドラマ・映画
「バンビ~ノ! 」
どうしたんだろうなぁ、私の尊敬する岡田恵和さん。
毎回面白いシナリオを書くのは難しいというのがよく
分かるドラマだった。

ただ、「ちゅらさん」を書いた脚本家なので方言が標準語とい
ったりきたりしたのは演出と主演俳優候補の都合だろう。
タバコのシーンも演出が余分に入れたと見える。

それから、何故舞台出身の名俳優を重要なポジションに入れた
のも疑問だ。
これでは主演俳優候補の演技のつたなさが余計際立って見えて
しまって、それだけでもドラマの面白さに水を差すだろうに。
予算がたくさんあったのかもしらないが、主演ができる舞台俳
優二人も入れてはたまらない。

なかでも、市村さんは舞台並の演技を全編通してやっていたので
普通の視聴者からはくどく感じただろう。

次回も見るがこのテンポで話しが進むとかなり見るのが辛いドラ
マになる。


「生徒諸君!」
いきなり回想シーンの連続。シナリオ学校では使うなという
がやはり視聴者として見てもこれだけ使われると止めて欲しい
と感じる。
それから、いきなりワイヤーアクションはいいが木登りで使っ
たらワイヤーが見えなくてもワイヤーで吊られているのが歴然
としてしまうのも演出で分からないのだろうか。
視聴者が見て恥ずかしく感じるような演出ではいいドラマは作
れない。

それにしても「謎」があるなら、「謎」から始めるのがドラマ
の常道ではないかと感じる。

今のF3層がナッキーを知っているとは思えないし、その過去
に興味など無いのは明らかだ。
すんなり「謎」から始めれば内山理名もこれほど空回りした演技
をしなくてもすんだろうに。
見ていてこれだけ痛々しい演技もかって見た事がない。
シナリオは時代劇ではかなり面白い物を書くライターなのだが、
現代劇ではかってが違うようだ。

それにしても、堀北真希はイメージが定着してしまうのは勿体無
い。
別に黙っていたら大人しく見えるだけで、暗く見えはしないのに
こういう役所ばかりだとイメージが先行する。

将来の竹内結子と個人的には思っている堀北真希なので非常にも
ったいないドラマでもある。

上戸彩「ホテリアー」

2007-04-19 22:12:22 | ドラマ・映画
上戸彩「ホテリアー」
上戸彩の演技はなぁ、と毎回出演ドラマを一度は見て後は
見ないことが多いが、今回は見る事になりそうだ。

目を見張るほどの演技ではないが、ちゃんとそれなりに役
を作っている。
ということは、これまでのドラマ出演は事務所側の戦略ミス
といえなくもない。
これほど普通の女性を普通に演じられるなら、いままでのトン
でもないキャラクターは演技力を伸ばす邪魔だったと思える。

個人的な好みの女優候補ではないが、本人の努力次第で大きく
伸びる要素を今回のドラマで見つけてしまった。
後は、今回のドラマのようなドラマにいかに出続けるかだろう。

さて、韓国版は流して見ただけで印象に残っていないのが幸い
しているがミッチーとの出会いは?だろう。
都合がいいとか悪いとかの前に、「ありえない」。

しかし、今回のドラマは上戸彩ドラマとしては出だしとすれば
今までで一番のドラマに見える。
視聴率次第では代表作と呼ばれるかもしれない。
何しろ脚本担当が江頭氏で大きく外すとは考え難いのも幸いして
いる。

松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」追加と「デスノート」

2007-04-18 19:15:37 | ドラマ・映画
松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」追加

本日の「バンビーノ」が11時過ぎになるのに気
づいて無く昨日は書き過ぎてしまったので。

「デスノート」で淡々とした演技でいい味を出した
松山ケンイチだが、この番組では今のところいいと
こ無しで残念だ。
大後寿々花も今週は先週のような表情豊かな演技が
できるストーリーでなかったせいか普通の中学生に
見えてしまった。

少々このストーリーに限界を早くも感じるドラマに
なってきた。

石原さとみ「花嫁とパパ」と松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」と「鬼嫁日記いい湯だな」

2007-04-17 21:01:57 | ドラマ・映画
石原さとみ「花嫁とパパ」
時任三郎のパパをここまでうっとおしく書くなら石原さとみに
普通にセリフを言わせた方が面白く感じるだろうに。


また石原さとみにはコメディエンヌの適性は無いように見える。
現状、普通に演技するだけでも一杯一杯に常々見えるのでこう
いう使い方は本人の才能を伸ばす邪魔にしかならないだろう。


このドラマ、どうも笑わせようという意図を見せたシーンが多す
ぎる。
コメディは、結果として面白い場面の積み重ねが面白いコメディ
になる基本を忘れている。


とにかく時任三郎一人が奮闘して笑わせるドラマとして今のところ
成立している。


ということで、子離れできない父親と親離れしたい娘のすれ違い
をテーマとして扱ったコメディだと思うがテーマにも沿った展開
にもなっていないのが痛いドラマだ。

「鬼嫁日記いい湯だな」
大分面白さが減退した。やはり、鬼嫁には隣近所の似たような家庭
があって、その絡みが必要だ。

今シーズンは、観月ありさを中心に展開するようだがそれだけでは
コメディとして成立しない。

それにしても、今シーズンはコメディが多すぎで食傷ぎみになって
いる。これだけ乱立するとよほど面白くないと楽しめない。

松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」
これはどうするつもりのドラマだろう。一話完結のドラマでコメディ
色を出したいような気がするが、原作はそれほどコメディのようで
はないような気がする。

視聴率の悪さは出演者とは無縁の次元ものだけは明らかになってきた。
初回は我慢できたが、ここまでシナリオがバラバラだといい話しでも
コメディでもどちらにも視聴者は振れないドラマに見えてきた。

長澤まさみ 「プロポーズ大作戦」第1話感想

2007-04-16 22:17:26 | ドラマ・映画
長澤まさみ 「プロポーズ大作戦」第1話感想
最初の三十分は長澤まさみのウエディング姿に大抵の男性は
見とれて時間が過ぎるだろう。
逆に言うと女性視聴者は大丈夫か?と心配になる遅い展開。

そして、妖精の登場は違和感が相当あった。前振りが無いの
でその時点で興ざめする視聴者もいる出方でもある。
どうせならシェイクスピアの妖精パックを彷彿とさせる展開
で出せば違和感はでなかったように感じる。
私なら前日の夜に教会に山下君を忍び込ませ祈らせた後「誰
にも渡したくないぞぉ~」と叫ばせ、去らせた後、ため息を
つきながら妖精が出てきて今回のファーストシーンに繋げる。

ただ、山下君も長澤まさみも今までの役と違って平凡なキャ
ラクター設定のせいか逆に個性が出て破綻した演技が出てこ
なかったのはいい。

今の二人に必要なキャラクターで無理が無かったので、セリフ
の感情移入がスムーズに出ていて二人ともいい演技だった。

特に長澤まさみはこのところ無理なキャラクターで舌足らずな
セリフ回しをする癖が出ていたのが出なかったことが大きい。

第1話としては、さほどつまらなくは無い出だしで、それなり
の視聴率は取れたのではないだろうか。

ただ、気になったのは毎回現在に戻って写真のシーンに行くと
いうお約束毎は止めた方がいいと感じる。

二、三度ならいいが、それ以上は確実に視聴者にまたかと思わ
れる。

とにかく、今期ようやくさほど文句が無い出だしのドラマの始
まりだった。

「冗談じゃない!」

2007-04-15 22:14:58 | ドラマ・映画
「冗談じゃない!」
設定はいいが、ウイットの効いた会話があるわけでもなく
バカバカしさに徹したわけでもなく、何となくおかしくし
ようとするドタバタが目について笑えるコメディではなか
った。

リストラの複線は何に使うか初回では明らかにされなかった
が、コメディの基本から外れた作りをしたドラマなのは確かだ。

可笑しい設定を作ったなら、出来るだけ真面目な会話を登場人物
にさせなければ、視聴者は笑えない。
笑わそうとすれば、やはり冷めて見てしまう。

この時間帯のTBSは定評があるが、今回はこのままでは期待はず
れのドラマで終わる。

「喰いタン2」と戸田恵梨香「LIAR GAME」とオダギリジョー「帰ってきた時効警察」

2007-04-14 21:25:40 | ドラマ・映画
「喰いタン2」
女優市川実日子さん、「今、あいにゆきます」で
好演していた女優さんだ。
主演をやるタイプではないが、人を惹き付ける魅
力ある脇役向きの女優だ。

このドラマでも東山君の演技を下支えして見栄え
よくしている。
逆に書くと演技力は印象よりある女優ということ
になる。

さて、このドラマ以前より今回はバカバカしさが
足りずつまらなかった。
だが、「帰ってきた時効警察」の初回よりはそれ
なりに楽しめた。
次回以降のドラマ作りに期待したい。このドラマ
は主役の足りない点を劇画的なドラマ調で補って
きたドラマだからだが。


戸田恵梨香主演「LIAR GAME」
松田翔太主演だと思う。

ドラマのストーリー及び展開、登場人物のキャラ
クターから言うと。

ストーリーは深夜枠なら、そこそこ面白いかもし
れない。
特に松田翔太の雰囲気が夜の番組にあっている。
また、しばらく振りに大物感のある男優を見た気
もするが、系統がこの手の役柄しかやっていない
所しか見ていないので断言はできない。

さて、戸田恵梨香。演技力は伸びていない。
「デスノート」で注目されたが、女優と呼ぶには
まだまだ足りないものが多すぎる。
本人は負けず嫌いの性格らしいが、「自分なら…」
という視点ではなく「この状況なら…人はどう行動
するか」という視点で演技することを覚えて負けず
嫌いな性格を生かせば大きく化ける可能性はある。
ただ、現状のままではどの役もさほど違ったキャラ
クターに見えない事は本人に気づいて欲しい。


オダギリジョー「帰ってきた時効警察」
初回は期待はずれのスタートだった。
オダギリジョー 霧山のキャラクターが変わっていた
のが面白さを半減させた原因と感じる。

トボケタ味はやはり残したキャラクターにしないと今
シーズンで視聴者はかなり離れる可能性がある。

戸田恵梨香「LIAR GAME」と「わたしたちの教科書」

2007-04-13 21:27:52 | ドラマ・映画
戸田恵梨香「LIAR GAME」
これも深夜枠だが、今期期待したいドラマ。主役二人の演技
が不安だが、ストーリーはかなり楽しめそうなドラマだ。

「わたしたちの教科書」
サスペンス仕立てにしたいんだろうなぁと思いながらも、バラ
バラのパズルを見ているようで正直見るのに疲れるドラマだ。
また、菅野美穂にタバコを吸わせるシーンを作っていたが、必
然性を感じなかった。

何より弁護士役で菅野美穂の起用はイメージに合わない。
そのため、緊迫感が出るべき所で出ていなかった。

伊藤淳史も一つのキャラクターしか演じられないような気がする。
電車男やその後の色々なキャラクターとの違いは何だろうと考え
ながら見てしまった。

さて、全体としては面白い要素を使いながら持て余してストーリー
をつくっているように見えるドラマだ。

大河「篤姫」堀北真希、和宮役と松本潤「バンビーノ」

2007-04-11 21:15:41 | ドラマ・映画
大河「篤姫」堀北真希、和宮役
宮崎あおいで話題が先行して、さて演技力で不安があったがこれ
で珍しく大河を来年見る気になってきた。

20歳前後の女優では今、頭ひとつ演技力、表現力で抜けている
堀北真希がでることで中盤以降の大河は楽しみになってきた。

また、本人にとってもこの役は新しい発見をする役になるかもしれ
ない。

松本潤「バンビーノ」
今期始まったドラマで面白いものは今のところない。
明日から始まるこのドラマは私の好みとあった人間ドラマを書く名
シナリオライターの岡田恵和さんもの。今からわくわくしている。