「ハケンの品格」
「駄目派遣も二ヶ月で育ったわね」のオープニングは気持ちいい
出だしだった。
ただ、この部長のような器が大きい部長は今時どこにいるのだろう
という疑問が先にたつが。
部長の仕事をひっくり返したら恨まれて左遷されるか、評価をさげ
られるか、昇進を止められるか、無視されるかいずれかの道しかない。
それがどんなに正しい事でも会社では道理は通らない事が多い。
というか、個人的には役員自体の器が10年前より小さくなっていると
思っている。今は執行役員クラスで平の課長かなという感じをよく抱く。
もっとも、それを愚痴って諦める人間は辛い道が待っている。
這い上がってひっくり返すか、会社を見限って別の会社で自分の理想
を実現するか、それができない人間ではサラリーマンは今は勤まらない。
今のサラリーマンは会社を信用するべきではない。身体でも壊した
らどれほど優秀などと評価されてもあっさり会社は切る。
それならキャリアプランを持って会社との距離を持ち、自分のキャ
リアプランに合わなければ転職してスキルアップする選択をするの
が正しい生き方と考える。
これは40代になる前までの話しだが。
もう40歳を過ぎてしまっている場合は条件が厳しい。
だが、それでもキャリアプランをもってスキルを磨かなければ会社
に身の置き所はなくなるだろう。
さて、いよいよ春子の過去の一端が見えてきた。
元銀行員でリストラ。不況期の派遣に対する企業の扱いはさすがに
描かないようだが、春子の姿で想像できる。
それはさておき「ハケン弁当」の春子の売り込みは爆笑もんだった。
篠原涼子の声色も凄い。内容の無さをふっ飛ばしても腹がよじれた。
『人生の運だめしはこれからです』
春子のこのセリフは、これから社会人になる人には噛み締めて欲しい。
私の人生は負けっぱなしだったが、たった一度だけ成功した時期がある。
今はまたどん底だが、それがあるからまた上を向いて歩こうという気持
ちでスキルを磨いて虎視眈々としている。
それくらいの気持ちで生きていかなければ、くだらない「成果主義」に
負けてしまうとだけは知っていて欲しい。
だからこそ、この「ハケンの品格」の春子のような派遣社員を応援して
いる。
「駄目派遣も二ヶ月で育ったわね」のオープニングは気持ちいい
出だしだった。
ただ、この部長のような器が大きい部長は今時どこにいるのだろう
という疑問が先にたつが。
部長の仕事をひっくり返したら恨まれて左遷されるか、評価をさげ
られるか、昇進を止められるか、無視されるかいずれかの道しかない。
それがどんなに正しい事でも会社では道理は通らない事が多い。
というか、個人的には役員自体の器が10年前より小さくなっていると
思っている。今は執行役員クラスで平の課長かなという感じをよく抱く。
もっとも、それを愚痴って諦める人間は辛い道が待っている。
這い上がってひっくり返すか、会社を見限って別の会社で自分の理想
を実現するか、それができない人間ではサラリーマンは今は勤まらない。
今のサラリーマンは会社を信用するべきではない。身体でも壊した
らどれほど優秀などと評価されてもあっさり会社は切る。
それならキャリアプランを持って会社との距離を持ち、自分のキャ
リアプランに合わなければ転職してスキルアップする選択をするの
が正しい生き方と考える。
これは40代になる前までの話しだが。
もう40歳を過ぎてしまっている場合は条件が厳しい。
だが、それでもキャリアプランをもってスキルを磨かなければ会社
に身の置き所はなくなるだろう。
さて、いよいよ春子の過去の一端が見えてきた。
元銀行員でリストラ。不況期の派遣に対する企業の扱いはさすがに
描かないようだが、春子の姿で想像できる。
それはさておき「ハケン弁当」の春子の売り込みは爆笑もんだった。
篠原涼子の声色も凄い。内容の無さをふっ飛ばしても腹がよじれた。
『人生の運だめしはこれからです』
春子のこのセリフは、これから社会人になる人には噛み締めて欲しい。
私の人生は負けっぱなしだったが、たった一度だけ成功した時期がある。
今はまたどん底だが、それがあるからまた上を向いて歩こうという気持
ちでスキルを磨いて虎視眈々としている。
それくらいの気持ちで生きていかなければ、くだらない「成果主義」に
負けてしまうとだけは知っていて欲しい。
だからこそ、この「ハケンの品格」の春子のような派遣社員を応援して
いる。