挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

着信アリ初日

2006-06-24 23:09:52 | ドラマ・映画
舞台挨拶は観客を意識しない原作者の態度が私的には不愉快だった。
映画を見た後なので観客としての感想には影響しないが、同じ年代
なだけに謙虚さは大切だなと人の振り見て我が振り直せというとこ
ろか。

さて、肝心の映画。原作を読んだ時点で期待はしていない。
転送すれば死なないという視点はよかったが原作も映画もそれが
いかさていない。それから配役も疑問がある。

掘北真樹=いじめられ役という図式はこれだけ世間でも認められて
きているのだからやめた方が良いだろう。クロサギで気の強い役な
ど幅広い役ができる女優であるのは証明されている。

この映画ではいじめられ役を黒木メイサ、その友人掘北真樹で韓国
人とのラブストーリーホラーという脚本にすれば、もう少し面白く
感動的な映画になっただろう。
もっと書くと主役は一人で良いと思うが商業的・政策的な理由でダ
ブル主演原作を崩さない、その方針のもとの映画なのだから監督も
シナリオライターも工夫が必要だったかもしれない。
例えばオープニングきいきなり韓国行きの船、埠頭には死んだはず
のパム。といった出だしの方が観客としても何かが始まるという期
待感があったのではないだろうか。

とにかく想像だが、原作者があまりに映画に関わりすぎたのが映画
の面白さに影響した典型的な商業映画に思える。