一期一会の日々

日々のあれこれ

夏山・木曽駒ケ岳~下山

2024-08-01 09:09:38 | スポーツ

先生方にお別れを告げて下山開始。
あれあれ?! こっちだったっけ?
危なく将某頭山の方へ歩いていくところだった。
先に見ていた木曽駒ケ嶽神社とは別に伊那駒ヶ嶽神社があった。
山頂に二つの神社があったんだね。

下りは登りの辛さを思うとあっという間。
頂上山荘に着いて、気になっていた脇道に入ってみる。
カップヌードルをすすっていた方に、
この道のことを問うと、このあたりにライチョウが多くいるらしい。
そういえばさっきのライチョウの親子も、
こちらから歩いてきたなぁ。
   

中岳への登りでは疲れがたまってメンバーは休み休み…。
  そういえば途中、3,000㍍級の山なんて初めてだと言っていたメンバーが
  眠くなってきたと言い出して高山病ではとドキドキ。
  昨年立山・雄山を下山中に強烈な睡魔に襲われた経験があったので。
  昨夏の高尾山の講習会で習った蝋燭を吹き消すような
  呼吸法を一緒にしてみる。
  今回はこの呼吸法を常に意識していた。
  すごく有効だったように感じている。
中岳に登り返して振り返ると
中学生の軍団の先頭が木曽駒ヶ岳の山頂から下りてくるところだった。
5分も休まず、下り始める。
宝剣山荘辺りに来ると、天狗岩がくっきりと見える前で
山ガールたちが面白い写真を撮っていた。
私も!と待っているうちにタイムラプスのガスが
あっという間にあがってきて幕を閉じる。
しばし待機して、うっすら見えてきたところで撮影。

朝のガスガスと違い
宝剣岳も伊那前岳もしっかりその姿を捉えることができた。13:25
 

曇り空でも登りとは違ってしっかり稜線が見渡せる山々。

八丁坂に入るとこの景色ももう見られないとしっかり目に焼き付ける。
乗越浄土で5分ほど休憩したら急坂に突入。
下りが苦手な私にはドキドキの八丁坂。
それでも足下から視線をあげると目に入る
赤い千畳敷ホテルの屋根と鮮やかなカールの緑に励まされ
こちらも講習会を思い出して、丁寧かつリズミカルに降りていく。
  
対して下りに滅法強いメンバーがいつもの切れ味がなく
途中でぐきっと足をどうにかしてしまい、相当なダメージを受けてしまう。
やはり初高山、空気も薄く体力が奪われてしまっているのだろう。
折り返しの少しスペースのあるところで休憩。
これがまたいいポイントで、黄色に白の花々が斜面に広がる素晴らしい景色。
メンバーを放って写真を撮りまくってしまった。
  
一息ついてまた歩き始める。

八丁坂分岐に14:00着。

  今にもぽつぽつ来そうな厚い雲が降りてきていたこと
  中学生の軍団が迫りつつありロープウェイの心配があったこと
  何よりメンバーの足の心配があって…
剣ヶ池へ降りていくのはやめて、元の道を辿ることに。
ただ、この道とて行きは目の前しか見えてない状態だったので
ほぼほぼ初めて歩いているような状態だった。
   
信州駒ヶ岳神社前に14:25着。

千畳敷ホテルで信州サーモンを食べようなんて昨晩は話していたけれど
八丁坂を富士山のご来光登山のヘッドライトの列のように
中学生の赤いジャージが連なっているのが遠く見えて
そんなお楽しみも当然消えていく。
もう動きたくないようなメンバーは神社前に座っていてもらい
登山前の宝剣岳の看板の前でパチリ。

菅の台バスセンター近くの明治亭駒ヶ根本店には
信州サーモンがあることは調べ済みだったけれど
高速に乗って一息ついた方が気持ちが楽とのことで
懲りもせず諏訪湖SAの信州そば処そじ坊で山菜冷やしそば(980円)。
諏訪湖を見ながらのお食事できる素敵なお店だったけれど
ロボットが運んでくれるのがとっても残念だった。16:30