2022.9.10 sat.
新宿駅8:09発 JR湘南新宿ライン・宇都宮行 宇都宮駅10:00着
旅の目的は宇都宮餃子と地下神殿のような大谷資料館。
当初、宇都宮駅からはレンタサイクルで餃子を食べて移動しつつ資料館の予定だった。
10時到着。まずは観光案内センターで目的地の大谷資料館の情報収集。
大谷観光一日乗車券のバスの案内を受ける。入場券もついてお得と。
レンタサイクルで行きたいと伝えると
大谷資料館ですよね⁈ と一瞬のけぞられた後、
努めて冷静に、レンタサイクルは〇箇所あると説明を受け、一番方角的に近いレンタサイクル所を目指す。
が、なんか暑い。
センターの方の自転車であそこまで…のリアクションを思うと、ろくなことにならなさそう。
今だったら10時半発のバスに乗れるからと慌てて引き返し
一日乗車券(1850円)を購入。なんかほっとする。
バスに乗りながら今後の予定を微調整。
お昼の予定の餃子はパスして、資料館に入る前にロックサイドマーケットでランチ。
資料館を堪能した後、乗車券についている大谷観音を拝観。
宇都宮に戻って、馬場町で途中下車。二荒山神社参拝、来らっせでの餃子三昧。
11時前は資料館入り口停車場に到着。
駐車場を抜けるように歩き、緩やかな坂道を上った先にドーンと大谷石!
トイレをまず済ませて、おしゃれなロックサイドマーケットへ。
店内をざっと見たり、メニューを見ていたらランチタイム開始の11時に。
那須御養卵のオムライス(メイン・サラダ・スープ・ドリンクのランチセット1480円)。
ソースがちょっと思っていたのと違っていたな。
大谷資料館は言ってしまえば地下の採石場跡なんだけど、
ひんやり寒いくらいの空間のその見せ方が素晴らしくて!
假屋崎省吾さんの作品やドンペリのパーティーの名残とか…
ライトアップが美しかった。
大谷観音へは駐車場に戻らず裏手から周っていった。
まだ若い毬栗を蹴りながら歩くのが楽しかった。
大谷観音は予備知識なしで訪れたけれど、胸に打たれるものがあった。
しっかりしっかり手を合わせ、今のお願いごとはひとつ。
釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、薬師三尊像も何度も仰ぎ見ては手を合わせ続けた。
大谷寺では思いがけず登山も! 名勝御止山(おとめやま)
山頂まで15分とあったので迷わず登った。
山頂の記念碑からまた別ルートがあると行ってみたけれど
様子がおかしいので引き返したところ、後で伺うとどうやら行き止まりだったらしい。
庭園では白蛇の頭をなでてお参り。
お隣の平和観音も巨大で立派だった。
階段を上って展望台から間近にそのお顔を横から見ると
青い空に溶け込んでその穏やかさを人々にちりばめられているような。
ベルテラシェ大谷に立ち寄り、幸楽苑の餃子1枚と甘酒ネクターを。
餃子目的だったけれどこの甘酒ネクターが想像以上に美味しくて幸せ~!
バスをただただ待っているよりもと、大谷景観公園へ。
どんなに広い公園かと思ったら拍子抜け。
ただ、御止山のその姿を見ることができてよかった。
また停留所ひとつ分歩き、元の資料館入り口へ。
結構な人がすでに並んでいたから、あのまま誰もいない大谷観音前で待っていたら座れなかった。
15:07発のバスに乗り、二荒山神社へ。
ちょっとくたびれていたので、石段を上らず右手の東神苑歩道から。
町中の幹線道路の喧騒とはかけ離れた空中の神社みたいな静寂の場。
95段の石段から下を見ると、下界としっかり繋がっていてなんだか不思議。
その境界線はどこにあるのかなぁと一段一段下りながら思う。
鳥居のある広場では大道芸。
程よい人出が心地よい。東京って、どこでも人が多すぎる。
さあ、いよいよ餃子タイム! 来らっせ本店では常設店へ。
香蘭「彩り味噌ダレ餃子」420円、みんみん「焼き餃子」300円「水餃子」300円、めんめん「羽根付餃子」390円の4枚。
先の幸楽苑も含めてどれもおいしかったけれど、正直な感想、餃子は母か自分の手作りが一番かも。
餃子通りをひやかして、最後のバスに乗車。
駅ビルでお土産物などを見て、実家に雅洞のみかも山を。美味しかったって!
宇都宮駅発17:15 宇都宮線・熱海行 東京駅19:05着。
ずっとアイスがジェラートが食べたかった道中、
最後に18きっぷなんだからと赤羽駅で降りて薬膳カフェへと考えもしたけれど
長く座っているうちに力尽きた。
車窓からの中秋の名月が素晴らしかった。