一期一会の日々

日々のあれこれ

初夏の妙義山①~中間道・妙義神社⇔第2見晴

2018-06-06 03:17:36 | スポーツ

2018.6.3 6:00出発。7:40には道の駅みょうぎに到着。

8:00、いよいよ妙義山へ
妙義神社への石段は最初からかなりヘビー
でも、上毛の日光と呼ばれるだけあって、素晴らしい神社だった

本社を左手へ。
幾度となく目にする、落石のため第2見晴から先は通行止めという表示が気になりつつも
とりあえず行ってみようと関東ふれあいの道、妙義山中間道へ
片思いの相手に思いを伝えたかのように、一歩一歩がドキドキする
そして、思っていた以上に細い山道にも
同行者は予想通り休み休み
でも、アイドリング終了の掛け声とともに、急に調子が出てくる不思議

第1見晴には8:34着。ちょっと霞がかっていたけれど、山の景色はやっぱりいい。
右手にはお目当てのギザギザ山、左手は関東平野が広がる。
しばしの休憩後、大黒の滝へ。8:55着。
ほそ~い水がやっと岩肌を流れているような滝
近づいて水たまりをのぞき込むと、それでも沢蟹が楽し気にしていた

第2見晴までもちょっとした起伏アリ
落石の恐れがあるので、立ち止まらず速やかに歩くよう、といった
スリリングな気持ちにさせるポイントなど、とにかく無駄にドキドキ
もしかしたらここじゃないと思わせるところが、やはり第2見晴だった
右手に折れるように中間道が続くはずだったが、やはり通行止め
   ちょっとホッとしたかも
そして、足元に注意してください。の看板の先に見えたのはまさかの鎖場
見晴までたどり着くのに、なんと鎖場があったとは
ちょっと無理かも…で右手の根っこ群を行こうとすると、
すっかり調子の上がった同行者が、大丈夫でしょと先にお手本を見せてくれた。
鎖を両足の間に入れなかったものだから、不安定この上ない。
鎖と岩とを何とかつかんで辿り着いたら、鎖は当然だけど辿り着く地面の上でおしまい。
この地面にはい上がるにはどうするべきか、少々悩んでいるところに
結局手を差し伸べてもらって見晴に一歩踏み入れた 9:14着。

ちょっとした鎖場なのに、達成感でいっぱい
パラグライダーの舞が華を添える岩棚からの眺望も素晴らしく、
四方八方激写に次ぐ激写!
通行止めとわかってか、後続者も先駆者もなく、
遠くでバイクの爆音が鳴り響く以外は自分たちだけの世界
恋い焦がれた妙義山を間近に感じ、これ以上の贅沢はなかろうも
結局、30分もここでのんびり過ごす。
遠くで女性の声。でも、待てど暮らせど姿が見えない。
  え~ やだぁ~、うそでしょ~ ここから先行けないの~ 
山々にこだまするかのような、賑やかなのはご夫婦の婦の方。
とうとう来たか そんな気分
知らないで来ちゃう人、やっぱりいるんだなぁ。
至福の時をバトンタッチ ご夫婦は鎖場ではなく、根っこ群を選択されてた。
また違った景色が見られて、よろしいでしょうね。と声をかける同行者。

第2見晴を出発したのは9:45。
行きはあれほどドキドキしたのに、一度通った道だと思うとなんてことはない
行きかう人もちらほら見られ、ノンストップで妙義神社本社に着いたのは10:05。
妙義神社をぐるっと一周して、じっくりと眺めたあと、
大の字へと続く登山道入口側の迂回路のような石段を下り、
道の駅みょうぎに戻る頃にはこれから活動しようとする人が多数。
誰もいないと思ったら、なんだ朝早すぎたのかと、
白雲山に舞うパラグライダーを見ながら笑いあう。

石門を見ないと来た意味がないと主張し
中野嶽神社に車で移動してもらうことにする。
  石門に鎖場があることは、まだ内緒