私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

桜咲くまで……

2012年03月29日 | 日記

何年も前から僕のブログを読んでくれてはるかたはご存知かと思うけど、僕の住むところの近くには……その全長にして200mにも満たず、また住宅街の中なのでじっくりと腰をすえて愛でるという趣ではないのだけれど、実に綺麗な桜並木がある。

ほぼ毎日のように通る道だけど、ここ数日は蕾の膨らみ具合や色などを思わずチェックしてしまう。
見つめていたって咲くのが早くなるわけではないんだけどね。

今朝はちなみにかなり膨らんでいる中に、その頂がかすかに紅色で、中腹が淡い桃色のものが沢山見えた。今日の日中の陽気で一層開花へと歩みを進めたことだろう。

毎年桜の時期にはそれは見事な様子で、この近辺に引越ししてきてからは、わざわざお花見に行かずとも、この桜たちのそばを歩くのが僕にとっては花見であり、僕にとっての桜といえばこれらのことを指すようになった。

だがしかし、ここ数年、この時期の桜の楽しみが少し増えた。

ひとつはそう、写真に撮ってここなどのネットで発表する、ということ。

他には、いわゆる「お花見」に出かけるということ。

近くの桜たちを楽しむのとは全く別個に、親しい仲間たちや闘う同志たちと集まり、集い、酒を酌み交わす……ということ。

実は昔は、お花見……に対しては、すごく醒めた目で見ていた。

桜名所の桜の下で、カラオケ機器の大きなものを持ち込んで、昼間ッから酒飲んで大きな声でドンちゃん騒ぎして、何がおもろいねん……もっと純粋に、桜を愛でたらいいのに、折角の風情も台無しなのになぁ……と、高校生くらいのころからずっと思っていた。

だからいわゆる「お花見」って食わず嫌いの苦手だったんだけど、バブル崩壊以降、無茶な飲み方をする人が全体的に減ったからだろうと思うが……花見に限らず、派手な大騒ぎで周囲の迷惑も顧みない、いわゆる「チョ~酔っ払いの大群」が見受けられなくなったのもあると思うけど、……おとなしく飲む分には、これええなぁ、って素直に思えるようになった。

今年は2つ、お花見の予定がある。
ひとつは来週日曜、1日だから、まだ咲き始めて間もない頃……多分、ちらほらと、という感じだろう。

もうひとつはその1週間後だから、おそらく満開の頃だろう。

丁度僕くらいの世代が子どもの頃は、満開の桜の下に、入学式や始業式などの行事が行なわれていた。

それから数十年が経ち、地球全体の気温が少し上昇したために、満開の桜の下での記念写真、なんていうのが若干遠退いてしまった感もなくはなかったが……今年は久々にしっくりあてはまりそうな予報だ。

この間も触れたが卒業式や入学式は、卒業していく人たちや入学してくる人たちの新しい門出を祝うものであり、卒業生や新入生が主人公であり、主役なはずだ。

日の丸や君が代が主役なんかじゃないはずだ。

平和憲法を持つ国において、大日本帝国の戦意高揚の象徴を起源とする旗なんて国旗に相応しくない。
民主主義を標榜する国家において、特定の家系だけを特別視するような歌が国歌なんてちゃんちゃらおかし過ぎる。

だから起立しようがしまいが、歌おうが歌うまいが、そんなの個人の自由だ。
好きにさせてくれ。

それが原因で人の人生を狂わせるような、悪い意味での断捨離を進める決まりはマジおかし過ぎる。

あ、でも、デモデモやね、決まったからしょうがない、じゃなくって、有権者の50人に1人以上がウンと言えば、そんな決まり止めようや、ということも話し合うことができる。これが本当のデモクラシーなんだよなあ^^

最後はオヤジギャグかよ(笑)


断捨離

2012年03月25日 | 日記

4月から、僕の住む市ではゴミの分別・収集方法が変わる。
それまで可燃ゴミや不燃ゴミで出せなかったものが出せるようになったり、あるいはその逆とか、色々と変更点があって、ややこしい。

おまけに3月最終週はクリーンセンターの改良のため、不燃ゴミが出せないとのこと。

新しい分別方法に則って、広報別冊のゴミ特集を見ながら、来月第1週にゴミを出す準備をした。

そしたらそのついでに、新たに出せるようになったゴミ、今まで分別方法が分からなくって放置されていた、チャックが壊れたバッグや底に穴の開いた靴、球切れの豆球、使い終わった電池、100円ライター、そういったガラクタどもを一気に出すチャンスだ。ま、量的にはカワイイものだが。

そこで思い切ってどんどんゴミとして捨てよう、と決意した。

そう、いわゆる「断捨離」である。

だがしかし、思っていた以上に、ゴミは出なかった。おそらく、1人暮らしを始めるときに、そこそこ捨てまくったのと、引っ越してからも、折をみて色々と捨てまくったためだろう。

しかし、引越しして来てからずっと、使っていた部屋の芳香剤が全く捨てられていないことにはひとり苦笑した。ときどきお休みすることもあるから、3つだけだ。

容器はプラスティック包装という括りでいいけど、中身の、イクラのような粒々はどうしたらいいのか、分からなかった。
とりあえず、容器にへばりついていたから、洗面所で洗い捨てた。

するとその排水口(バスタブの排水口と兼用)に、香りを十分放った後でしぼんでいたはずの粒々が、水を吸ってビー玉くらいのおおきなぷにゅぷにゅになっていた。

慌ててそれらを全部すくって件の冊子を参照して可燃ゴミの扱いに。

そして、夜、風呂に入った。

気持ち良く暖まり、栓を抜いて湯を捨てた。
すると途中で排水音がピタッと止まった。

ん?何か詰まってるのか?

排水口はさっき掃除したばかりなのに変だなあ、と思って見ると……

ガアアア~~~ン

バスタブの下にかくれんぼしていたんだろうな、例のぷにゅぷにゅビー玉、つまり芳香剤のカスが、信じられないくらいの量に(@_@)

お湯を抜きながら、それらを両手ですくっては洗面器に移し、またお湯の流路を開けてはまたすくって、それを入浴中だから当然ふりちんでやってるわけだけど、こんなの他人から見たらおそらくめっちゃ滑稽なんだろうな。

そのぷにゅぷにゅたち、結局洗面器丁度一杯分くらい……だった。

後ほどネットで調べてみたら、高分子吸収体、ポリマーで、つまりオムツとか生理用品あるいは保冷剤などに使われている高吸水性の物質とのこと。

なるほどね、よく水を吸うわけだ。
と同時に、香りのエッセンスも沢山含ませることもできるわけだ。

なんか納得。

そんなハプニングにも襲われながら、なんとか予定の8割くらい、整理整頓が済み、すっきりした気分で前回書いたイカナゴ釘煮を母におすそ分けしに行って、そんな話をしたらめちゃウケタ。

帰ってきてからも、もっと色々と捨てるものを物色して、さらに断捨離を進めた。

といってもそんなに沢山じゃなかったけどね、捨てるもの。

モノに対する断捨離は、身を軽くするし、気持ちが軽快になって、素軽くなる、アクティブになる。
勿論捨てたら駄目なものまで捨て去ってしまわない限り……ね。

で、これをヒトに対してやろうとしているのが、つまり「人間版」断捨離といっても過言ではないのが……23日に大阪府議会を通過した、教育職員基本条例と職員基本条例だ。

学校現場にも、公的サービスの現場にも、管理と競争をあおるだけだ。

ごくごく端的に言えば、学校はそこに学ぶ子どもたちのため、役所などはそこを利用する地域のひとびとのためにある。

決して府知事のためでも市長のためでもない。

入学式は文字通り入ってくる子どもたちの入学を祝い、卒業式も学び舎を後にする子どもたちの新たな門出を祝う式だ。

そこで日の丸を掲げ、君が代を歌うことなんか要らない。
式の趣旨とは関係ないもん。

そもそも日本に日の丸なんて要らん。君が代なんてクソくらえだ。

でもその式で、君が代を歌ったかどうだか唇をチェックして、あるいは起立したかどうかチェックして、歌わなかった人たちや起立しなかった人たちを不要な人と判断し、彼ら彼女らから労働を取り上げ仕事を捨てさせ、現場から離す、こんな「断捨離」は真っ平ゴメンだな。

今日ひとつ齢を重ねたわけだが、あんまりそれに関係する記事ではないなぁ……。


イカナゴの釘煮

2012年03月22日 | 日記
タイトル通り、イカナゴの釘煮に挑戦しました。



画像、ちょいとピンボケですがご容赦を……(^^;

何せ自分で作るのは初めてだったんで、失敗するのが恐いから少量(500グラムくらい)
です。

近くのコープで売っているのはみな1キロ単位なんで、後の半分は釜揚げにしたのですが、
そっちがレシピも何も見ないで適当にやったから大失敗です><

なんだかちょっと団子状態……(TT)

もう1度キッチンペーパーに少量づつそっと手で広げて軽く乾かして、今夜食べる分を除いて
冷凍にしましたが……もうちょっとちゃんと研究すればよかったと思いました。

ちなみに釘煮に使ったのは、イカナゴの新子、しょうが、醤油、味醂、日本酒、黄ザラ、黒砂糖、黄金糖、です。

500グラムくらいでも結構作るのに時間がかかるものですね。
部屋中にまだ佃煮のにおいが立ち込めています。

それに今日は暖かい日だったので、作っている間に予想以上に喉が渇いてしまいました。

でもひとつ自信につながりました^^




昨日は円周率の日だった。

2012年03月15日 | 日記

昨日のことだが、書く暇がなかったので1日遅れで。

3月14日が円周率の日なんて、全く知らなかった。
このハンドルネーム、元々はpai31415だったんだけど、安倍政権下で、国民投票法が成立したときに、
めっちゃくちゃ腹が立って、平和への願いを込めてpaix31415にしたのだった。

だから元々、円とか円周率には他の人よりも興味や関心がある、と思い込んでいた。

14日の朝日朝刊で知った、円周率の日。
このHNでありながら、今まで何年も知らなかったことがちょっと恥ずかしい。
今は絶交されてしまった(これも僕の思い込みかも知れないが)旧ネット友だちが、別のネット友だちと会ったときに、僕のことを「円周率さん」と呼んでおられたそうだ。

その後者のほうのネット友だちも、Cafeが閉鎖されてからはどうしているか知る術もない。
アップされてた記事はときどき見ていた。

よき伴侶とめぐり逢い、穏やかで平和な日々を送っているという。

僕にとっては大切な人だから、きっとどこかで、元気でいてほしいと願って止まないのは本音だ。

あのとき何も力になってあげられなかったなあ、という思いもあるし、沢山たくさん愛し合ったのもまた
僕にとってはそのときの真実だった。

しかし僕自身が生き方を真剣に考えるきっかけになったし、ある意味で今の僕が色々な実社会の仲間たち、親友たちと知り合うことになる大きなきっかけになったことも僕にとっては紛れもない事実だ。

だがしかし、彼女からすれば、今の平穏な日々を邪魔されたくない、そういう思いだったのかも知れない。
結婚おめでとう、というメッセージを別サイトで送った後に、何も書けなくなった……と、記事に書いてあった。

もう、彼女の日記記事には何も書き込みをすまい。

そう、思った。

だがしかし、Cafeが閉鎖されることが分かり、彼女はどこのサイトに移行するのか、気にはかけていた。

いつまで引きずっているんだろうな、俺。

閉鎖を目前にしても、移行先サイトについて全く言及がなかった。
だから、元気にしているのかどうなのか、どんな日常を過ごしているのか、全く知る術がなくなるわけだ。
思いのたけを伝える方法も断たれるわけで……

何も書かない、そう決めたはずだったのだが、
それではどうしても、どう、しても、自己一致ができなかった。

連絡が途絶える前に、彼女がネットから消える前に、せめてひとこと、お礼の言葉だけでも。
たとえ彼女が読まないにしても、僕が書くだけでいい。

単純に、そう……思った。

ありがとう、さよなら。

そう、それで……いい。

ちなみに彼女が今の旦那さんと出会って以降はおめでとうメッセージまでは全く連絡も取ってはいない。
当たり前か。

だが、ひとことだけ……感謝の意を、そしてさよならを、言いたかった、ただそれだけだ。

いつまでも後ろばかり見ていても始まらないから、前を向いて歩くと、
そう……しよう。

そんなことを、僕の記念日に思った。


ちょっと嬉しい……かな?

2012年03月14日 | 日記

何を期待してんねん?って言われそうやけど……

僕が住む部屋の同じフロアには僕のところ以外3室あって、でも
相次いで引っ越して行ったからこのフロアは僕だけになった、
って書いたことがあった。

http://blog.goo.ne.jp/paix31415/d/20101113

日曜に、その最後に引っ越して行った、丁度斜向かいの部屋に、内覧で親子連れらしき2人が来ていたのが丁度外出前の僕の目にドアスコープから見えた。
大家さんの声もした。
あらら、休日出勤か……。

その2日後である昨日、大きな引越し屋さんのトラックが下に停まっていて、僕が買い物に出かけるときに廊下を通ると、件の部屋の前に沢山の荷物が積まれていた。

チラッと通りすがりに見た段ボールや積荷の感じからすると、どうやら男性らしき感じだった。

なあんだ、残念。

コレコレ何を期待しとんねん(笑)

しかし夜、ガスの開栓のために来られたガス会社の作業員さんと打ち合わせする声が聞こえてきたら、それは間違いなく女性の声だった。

ああ、えかった。

コラコラ何を言うねん(爆)

ま、いずれにせよこの階は僕だけじゃなくなったので、それがちょっぴり嬉しかった。