私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

食の月を見上げて地球を想う

2007年08月29日 | 日記
いわゆる残暑、ちょっと連日厳しいねえ。今日の大阪は曇り。そのせいか、少し涼しかったんだけど。……この時期って、昔はもっと秋の気配が少しは漂っていたような、そんな記憶がある。

子どもの頃は、34度なんていうとビックリするような暑さだったなあ。でも、いつからか、7月下旬の梅雨明け直後の頃に36度とかいうのが普通になってきた。

阪神淡路大震災の頃は、38度近い日が何日も続いていた年もあったかなあ。
そんだけ暑いのに慣れっこになると、最高気温が34度だと「知れとるやん」って思ってしまうんだな、不思議と。

……感覚の麻痺って、恐ろしいね。

今年、なんだか凄く暑いなあ、と友人と話していたら、いやいや今年は冷夏やで、とのこと。
確かに熱い頭?を冷やしてだな、冷静に考えてみると、梅雨明けが遅かった分、熱暑のピークが例年より遅かった。7月の梅雨や台風の時期の分も積算気温で考えると……うん、確かに、マクロ的に、大きくみればそうかも知れんな。

では、小さく見ると、例えば日本最高気温の記録が更新されたり、札幌の方が那覇より暑い日があったり、また太平洋岸で猛烈な暑さを記録したときなんかは東北でもここ大阪より暑いとか、そんな凄い現象すら起きている。

また、河川の氾濫、堤防決壊などのときにしばしばいわれるんだけど、豪雨では近年「想定外の雨量」「記録的短時間豪雨」がやたら多いし。

地球環境に異変が起きている、これはもう、う~~んと前から指摘されてきた。
僕の高校時代の現代社会の副教材にも「宇宙船地球号を守ろう!」ってあったかな……。
けれど、本当にきちんとした対策って、とられているのかなあ……。

例えば、アイドリングストップとかクールビズ、またウォームビズ、あるいはチームマイナス6%、色々といわれているけれど、地球に優しいとか色々いわれているけれど、
……どうなんだろ。個別対策がどこまで環境保全に役立っているのか、まだその効果って未知数なんだろうね。

個人のレベルではどうにもならない問題だよね、これって。でも、そこまで突っ込んで考えないといけないのかも知れないね……。
やっぱ、みんなが意識するのとしないのとではきっと大違いだと思うし。

地球は自らその修復にかかっている、との指摘もあったようだけど、その自然治癒力より人間の営みの方がはるかに強大だったりすると、なかなか治るものも治らないっしょ。

地球に優しく、ってさあ、言うのは簡単なんだけど、実行するのって難しい面ってあるよね。
問題があまりにも大きすぎて、多くて、複雑だもんなあ。
だから、何がどうなってこうなって、っていう、「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいなすっきりとした理由説明って、混沌としてて一朝一夕にできないんだよね。

何かこう、強い法的拘束力を以ってする以外に方法ってないのかもしれない。
日本だけとか、アジアだけとか、そんなレベルで解決できないしね。
全世界規模で、それこそ地球上全ての国が手を取り合って、一致していかないと、……難しいんじゃないかなあ。

でも、そのためには邪魔になっているものも沢山あるよね。国と国がチャンチャンバラバラやりあってたり……。
国と国が仲良くしようと思ったら、やっぱり国家間の搾取構造なんてなくすべきでしょ。

国家間格差、是正されて然るべき。勿論、日本国内でも格差なんて是正されるべき、そう思うんだよね。
もっとみんながそれらの問題にも目を向けられるような社会の実現あってこそだと思うんだよな。

そして、地球上のみんなが色んなことに気づいて、いいアイデア出し合っていければ……どうにかなると思う。
けど、今のままじゃあ、本当に危ないっていう危機感は…どうなんだろ?あんまり強くないでしょ。
よっぽど大きな気候変動があって、例えば大阪では2ヶ月以上猛暑日が連続して、北海道でも1ヶ月連続35度超えが当たり前になってしまうとか、そうなったらみんなすげー危機感持つでしょ。

生活に直結している問題、と捉えている向きもあれば、ちょっと遠い問題、と捉えている向きもある。
植物や動物、微生物相手のお仕事とかしてたら身近に感じるのかもしれないけどねえ……。

でも、我々の子孫の代々にわたって、100年200年、1000年……後に、「俺らのご先祖様はなんもせんかった!!」なんてことにはなりたくないなあ。
そもそもその頃に人類が生息しているかどうかだってこのまま行けば怪しいもんだ。
手遅れになると、もはや救いようがなくなりそう。
大丈夫、人間はそこまでバカじゃない、と思うけど、……。

でも、強烈な実効策が個人の手の届かない所にあって、つまり個人だけではどうにもならないのが、たまらなく歯がゆいんだけどね……。

結局のところ、全地球上のみんなで考え、行動していくこと、そしてそのためにもみんなが仲良く、和を以って尊しとして、相和み、平和に生きること。それが一番の近道なんだろうね、きっと。








ここ最近……

2007年08月21日 | 日記

お盆休み中の列島大移動、帰省や旅行された方も戻って来られたようですし、海外で過ごされた方も、日本に戻って来られて、いつもの日常が始まりましたね。

私はお盆の期間中もどこにも行かなかったのですが、大体お盆前から少しづつ新聞も薄くなって、折込チラシも減っていきます。例年のことですが……。
木曜から日曜にかけて、不動産関係のものがいつもの週は多いのですが、その頃は殆どありませんでした。

いつもの土日はチラシのボリュームのためか、配達時刻が少し遅くなるのですが、お盆前の土日はいつもよりも早く来ていました。

先週半ばくらいには新聞の厚さも、チラシ量も元に戻ったような感じです。


その頃まで、おそらく子どもさんのいるご家庭は帰省されていたのでしょうね、遊ぶ声もほとんど聞こえませんでした。

土日などはいつもなら朝早くから元気な声がするのですが、お盆明けてからも子どもたちの声があまりしないのは、おそらく猛烈な暑さで外へ出る気がしないのでしょう。
日中にセミの声が鳴き止んだら、本当に静かでした。
時折聞こえるのは、ブーンブーンブーン……と低くうなるエアコンの室外機の音。
夏も終わりになろうとしているのに、なかなか終わらない夏。

次の週末も猛暑との予想ですが……もう本当に、
暑いの熱いの飛んでけ~~~~~!!!*(グー)**(グー)**(飛行機)**(パー)*
……って、叫びたくなりますね……。


夜は早くも秋の虫たちの演奏会、といってもこれは序曲かな……。

早く熱暑の去ることと、一刻も早い秋の訪れを所望しています。






嬉しかったことなど色々と。

2007年08月17日 | 日記
6月下旬に、いっぺんに2人のCafe友が退会されて寂しかった……と書きました。

お一方はすぐに戻ってこられてました。
もうお一方は、本当はすぐに戻ってこられていたのでしたが、こちらが確認させていただいていませんでした。

先日、日記にコメントを頂いていたので、お礼に訪問させて頂くと……あれ?なんだか見覚えのある文体……専門用語……おお、戻って来てはるやん*(笑顔)*!!

良かった……。

その方々は戻って来られたので、まず嬉しかったのですが……

実は、ずっとCafeにおられる方で、そこそこ親しくして頂いていた方なんですが、ずっと動いておられない方がおられます。

お一方は6月下旬に体調を崩されて、それ以来休止されているご様子です。

もうお一方は、6月中旬に色々とご多忙でしたが、7月中旬に足跡巡りをされて以来、動いてらっしゃらないご様子。

さらにもうお一方、私のCafeデビューの頃に親しくして頂いていたのですが、冬に入院され、手術をされた後、しばらくしてから全く動いておられません。

現実社会では、お会いしたこともお話させていただいたこともありませんが、こんなときは正直、「あの人元気なんかなあ??」って、思ってしまいます。

それだけネット上の世界と現実社会、バーチャルとリアルの境界がなくなってきたのでしょうね。

Cafe会員さんでも、リンクで画像掲示板をお持ちの方は多数おられます。

美しい画像、あるいは動画、または旋律、歌声、演奏……。
そういったものに心動かされることはよくありますね。
まだまだブロードバンド環境が普及する前なら考えられなかったことですね。
視覚と聴覚に訴えるものにはインパクトを感じます。
さらにそれを一歩進めると、今度は香りや手触りの再現ができないか、と人間は考えるものですね。
嗅覚は、専用マシンを購入しないといけませんが、ある程度再現できる環境ができています。
子どものときから、テレビのグルメ番組なんかで、美味しそうな香りがお茶の間に再現できたらなあ、と思っていたのですが、少しづつ実現の運びに向かっているようです。

触覚は……難しいようですね。

人間は、これまで「不可能を可能に」してきた生き物です。三人寄れば文殊の智恵ともいいます。
ヤラセ問題で終わった番組「プロジェクト○」ではありませんが、相当な無理難題でも皆で手をとりあって考えていけば解決できることも多そうですね。

ここ数日の猛暑、地球温暖化の影響も甚大とも思いますが、やはり人的営みの中で例えば二酸化炭素の排出量規制の問題なども含めて、化石燃料や原子力に頼らずに地球環境を守り、なおかつ皆が幸せに暮らせるような方法と技術も開発を進めてほしいものです。

74年ぶりに記録更新って、ご当地の方は経験されてますが、そうでない方にとって、40度越えって、想像……できます?
私の住むところは数年前にその一歩手前の39.9度までいきましたが、昨日も38度だったそうです……。
あまりに暑いと思考能力が低下してしまいそうですね。正常な判断力や反射神経もやられそうです。即座に想像しにくくなります。

体の内部もおかしくなりそうですね。

熱中症になるまいと思って、ジャンジャン水分補給をしていたら、今度はお腹をこわした、なんて方もおられませんか?

暑い熱いときには、本当に皆さん、体調に十分ご注意下さいね。

でも、こんな暑さを感じてはいても、季節は少しづつ秋に向かっているんでしょうか。

数日前まで、夜中は全く虫の声は聞こえなかったんですよね。まれに鳴く夜蝉を除いては。
でも、よーくよーく、耳を澄ませば……
リーン、リーン……と涼しげな羽音が……。
さらに、キン、キン、キン……と、カネタタキが。

季節は少しづつでも、秋へ向かっているのでしょうかね。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

(土・日は外出予定のため、皆さんのところにお邪魔させていただくのはいつものように夜になります。)





蝉、流星、平和

2007年08月14日 | 日記
もうこんな時間帯なのに、外では一匹か二匹、蝉の声がする。
まるで、その短い地上生命を惜しむかのように。

私の住む所の近くでは、大体今くらいの時期からツクツクホウシの声が目立ってくる。昨日、今夏初めて聞いた。
カナカナ(蜩)は、残念ながら近辺ではあまり聞かない。ちょっと離れたところで、どちらかというと夕方、というイメージだ。たまに聞くと、夏の終わりが近いのを感じる。
クマゼミとアブラゼミの声にかき消されて殆ど気づかずにいたが、昨日、近所でミンミンゼミがたった一匹だが鳴いていた。

蝉の種類の違いは、樹種の違いからつまり植生の違いに起因するらしい。


ペルセウス座流星群、この辺は生憎とずっと曇り続きのため、観測はできずにあえなく撃沈*(涙)**(泣く)**(すっぱい)*

秋から冬にかけて、また好機がやってくるはず。もう一度挑戦だ*(グー)*

流れ星……学生時代にたった一度だけ、観ることができた。

学生寮に住んでいたのだが、秋には学園祭ならぬ「寮祭」なるイベントが行なわれていた。男子寮、女子寮合同で*(ハート6つ)**(はてな)*
前夜祭に始まり、演劇、運動会、映画上映会、料理教室、打ち上げコンパなどのイベントの中に、徹夜で歩き通すというものがあった。
夜10時くらいに出発して朝5時くらいに帰ってくるのだが、近くで少し広い観光スポット(河川敷など)で皆で温かい豚汁を囲んで、その前後にゲームをしたりキャンプファイヤーみたいにフォークダンスをしたりする。その行き帰りも全部徒歩。帰ってきたら、こんどはお汁粉が振舞われた。

その帰り道、未明に桂川の河川敷を歩いていると、南東の空にすーっと沈んでいく、明るさからすれば宵の明星くらいか、それ以上か*(星)*……キラキラと、瞬き、煌き、地平に沈んでいった流れ星がひとつ。


本当に平和な世の中だからこそ、これらのことにも考えが及ぶのかな……とも思う。

勿論世界が平和であること、これも大前提だが、己の心の内が荒んでしまうと、なかなかそんな余裕がなくなるようにも思う。

世界というか、世間、世の中が平和であることだけでなく、自分の心の平和ももっと見つめていきたい。

平和のありがたみを感じつつ、これからもずっと平和であってほしいと思うし、それを守り続け、更に発展させていきたい。

62回目の終戦記念日。
私は戦後生まれなので、戦争体験も被爆体験もない。テレビや映画、アニメ、本、その他色々なところから知る限りでイメージするだけだ。
そういう意味では、現実の戦争は知らない。平和憲法下の日本しか知らない。

日本に原爆投下したアメリカ、いまだかつて一度の謝罪もないそうだ。それどころか、アメリカでは「原爆の投下は正しい」と学校教育で教わっているせいか、そのような声が過半数だそうだ。

アジア諸国にさまざまな侵略と収奪を行なった日本、きちんとした言葉で明確に謝罪し、ちゃんと補償もするべきだと思う。

戦争のあった時代を私は体験していない。
でも、色んな方々からそれらの体験をしっかりと聴き、語り継ぐことはできると思う。

亡き父は、終戦直前には軍隊の訓練にかりだされていたらしい。
母は、疎開前は防空頭巾を被って壕に入ったこともあったらしい。

身近なところにも「体験」はあると思う。

近いところからこつこつと、自分の記憶の中に集めていきたい。





お盆……

2007年08月11日 | 日記
毎年8月10日は、お寺さんがお盆のお経をあげに来て下さいます。

まれに日がずれることもあるのですが、ほぼ間違いなく8月10日、と決まっています。

大体時間帯も朝9時前後になっています。

月日の経つのは早いもので、かれこれ新盆から数えて20回目の盆供養になります。

およそ毎年、父の命日と誕生日、そして盆供養の日だけは仏壇を綺麗にして、お供えをして、蝋燭を立て、お線香をあげています。
勿論それら以外のときでも随時掃除はしてはいますよ。

妹の婚約が決まったときは、赤い蝋燭を立てて、ご仏前に夫妻(現)揃って報告していました。
お寺さんが来られるので、妹は昨日から帰省しています。

最初の法事の頃はまだ小さかった、ご住職のご子息も、いまや若き僧侶となって、あちこちお勤めに回っておられます。

だんだん読経も上手になってこられて(当然か)、ご住職に似てこられたなあ、と感じました。

今年のお勤めのときにご子息、つまり若き僧侶さんは初めてご住職のことを「お師匠さん」と呼んではりました。

大学も卒業されて、厳しい修業も積んで来られて、また色々と成長されたんでしょうね。

暑い中、黒い袈裟を着用での檀家参りは大変だろうな、と感じました。


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午後は買い物に出かけました。
マンションの2階というか、3階というか、そんな位置なんですが、階段を一段一段下りる毎に、つまり地表に近付く毎に、アスファルトの熱気にも近付いているのを実感しました。本当に暑かったですね~~*(汗)*
出かける時間帯が悪かったんでしょうね。

でも、今年は梅雨が長かったりしたせいか、暑さのピークが思いっきりずれてるように思いました。

例年ならば梅雨も7月中旬に明けて、ほんで7月末から8月上旬くらいまでが「メチャメチャ暑いやんけ~~」って時期なんですけど、立秋以降にそのピークが来るとは……かなり予想されていましたが、こころもち調子が狂いそうですね。

もうお盆の供養やお墓参り、帰省、旅行、と長距離の移動をされる方が多くなってくるかと思います。

どなたさまも、熱中症や熱射病に十分お気をつけて、無事にお戻り下さいね。

また、レジャーで海や川、プールなどへお出かけの方も、水難事故には十分お気をつけ下さいね。

そうそう、登山、山歩きに行かれる方も、危険動物などに襲われたり、その他遭難などされないように十分お気をつけ下さいね。

とにかく、世間一般がお盆休みといわれるこの時期に、皆様のご無事とご安全を願ってやみません。