ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

プラクリティ

2007-12-11 | アーユルヴェーダ
ご自分のプラクリティをご存じですか?
親や先祖から受け継いだプラクリティ(根本体質)。アーユルヴェーダではVata・Pitta・Kapha3つのドーシャのバランスが整っていると健康であるといいます。しかし両親や先祖の生活環境・食事・パートナーとの肉体・精神・魂の相性など様々な原因によってドーシャのアン・バランスが生じます。それが精子・卵子、そして生まれてくる子供~つまり私達の根本体質となるのです。
巷にあふれている雑誌ではクイズのように「あなたは何タイプ?」と自分のプラクリティを選べるようになっています。しかしそんなに簡単に自分のプラクリティは分かりません。実際私の治療院では、ご自分はKapha体質だというアーユルヴェーダ・セラピストの方がVata/Pittaプラクリティである、という診断をしたことがざらにあります。(Kaphaだと思っていたのはAma~未消化物でした)
私事ですが、世話人hottaの夫は痩せ型で誰が見てもVata体質だと思っていました。そのため常にVataが悪化するような食事(ジャカイモなど)は控えて油を積極的に摂り入れてきました。しかしシュリカント先生は「彼はKapha体質」だと診断しました!そして東京人体質Vataが加わりKapha/Vataであると。
目から鱗。しかし実は納得。父親の気質や幼少の頃からの疾患を考えると、確かにKaphaです。
見た目は大事。しかし見た目はあくまで色(しき)です。「色即是空 空即是色」。有ると思っているものは無く、無いと思っているものは有る。見えないものにこそ真理はある。
プラクリティひとつを考察するにも、揺ぎ無い叡智が必要だと思いました。
(現在、夫は健全なKaphaを保ちVataに偏る冬を乗り切るために、カレーの時はダヒーライス(ヨーグルト・ライス)を締めに食べています)

最新の画像もっと見る