ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

ぱどまの会NEWS

アーユルヴェーダやヨーガにはインナーチャイルドを癒すヒントが沢山つまっています★★ヨーガで心も体も魂もリフレッシュ!ヨーガ教室再開しました。どなたでもご参加頂けます ★★アーユルヴェーダおはなし会、ヨーガ、インナーチャイルド癒しのレッスン、ぱどまの会・ぱどま堂で行っております★★

サハヤター・ニッポン!~ともに歩もう!ネパールから祈りをこめて~

2011-05-09 | インド
こんにちは。ぱどまの会代表hottaです

ぱどまの会のブログにお越し下さいましてありがとうございます

例年ですと年に1~2回のセミナーを開催しておりますぱどまの会ですが
2011年は1月~3月・リレーセミナー「恋愛したくなるセミナー」、そして4月のDr.バット特別来日セミナー「鬼神学」とお陰様で2つのセミナーを開催させて頂きました。

途中、東日本大震災の影響により開催するかどうか思案する場面もございましたが、毎回沢山の方々が足を運んで下さいました。
ご参加下さいました皆様、ありがとうございました~



さて
2011年、ぱどまの会は(めずらしく)まだまだ走り続けます~

次は東日本大震災チャリティーコンサートを後援しますっ

出演は
残念ながら私ではありません。。。。。

ネパール人ミュージシャンと日本人ボリウッド・ダンサーが出演します



きっかけは大震災から10日程たったある日。その頃の東京は水・野菜・節電・買占めなど震災後の様々な問題に直面していました。東京の外国人数は2週間前の半分以下に減り、インドやネパール大使館員は一斉に自国に戻っていました。CNNやBBCなど海外のニュースでは日本からの情報が少ないためヒステリックな報道が蔓延し、日本語がわからない外国人達は必要以上の恐怖に襲われていました。

数年来のお付き合いがある在日ネパール人達は、今どんな生活をしているだろう?
ちょっと気になり、連絡をとってみました。
会ってみると案の定、彼らは自国からの妙なニュースに惑わされていました。

「外出時はマスクと手袋しないとダメって法律でいっているんですか?」
「停電は大きな会社とか4人以上の家族がいる家庭だけで、ウチのような2人家族のところは関係ないって聞きました」

なんのこっちゃ。。。

ただ、それでも彼らは帰国するつもりが全くないようでした。
「だって目の前の日本人がこんなに頑張っているんだもん」

そして、同時にいいました。
「日本は世界で一番ネパールのために力を貸してくれた国。その日本がいま大変な時だから、私達ネパール人もできる限りの事をやりたいんだ」

このネパール人達の日本を愛する思いを形にするため、ぱどまの会はバックアップすることに致しました。


シッデソーラの会主催 
ナマステカトマンズ協賛
東日本大震災チャリティーコンサート


サハヤター・ニッポン!
~ともに歩もう!ネパールから祈りを込めて~

ワタシ達・ネパール人が大好きなニッポンが元気になることを信じています!

SAHAYATA NIPPON !
In support of all eathquake and tsunami victims, let us pray from the Nepalese heart and soul


日時:平成23年5月21日(土)1:00pm
会場:武蔵野公会堂 (JR中央線・井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分)
主催:シッデソーラの会 
shidheshwor@yahoo.co.jp
チケット料金:\3,000

詳細はこちらっ サハヤター・ニッポン!~ネパール人による東日本大震災チャリティーコンサート


サハヤターとは
「心においても、物においても、人を助ける」という意味のネパール語。


日本で活躍するネパール人ミュージシャン・パンチャ・ラマさん(ネパール民族笛バンスリ奏者)をはじめ、タブラ、ダーマル、ハルモニなどなかなか生で聞く事のできないインド・ネパール民族楽器の音色とギターのコラボレーションや、世界で活躍するcoco鮎美さんの魅惑のボリウッドダンスなど、吉祥寺にいながらネパールの神々への祈りを直接肌で感じる事ができる貴重なコンサートです!
とくに大人気パンチャ・ラマさんのバンスリ(竹笛)の音色とサラバン・ラマさんのタブラ(インドの太鼓)は一見の価値あり!
これぞ音楽療法(ミュージック・セラピー)です

ヒマラヤから吉祥寺に降り注ぐ、神々の愛を
ぜひ受け取りに来て下さい。

★「サハヤター・ニッポン!」の収益は全額東日本大震災の義援金として日本赤十字社を通し、被災地に寄付されます★

ラダック洪水被害 救援金のお願い

2010-08-21 | インド
ニュースで御存じの方も多いかと思いますが、2010年7月、パキスタンで記録的大雨による大洪水が発生しました。被災者は300万人以上、犠牲者は2000人超とみられています。日本からは自衛隊がパキスタンへ災害復旧のため派遣されました。

しかしこの記録的な大雨は、パキスタンだけでおきているのではありません。

インドの北部の多数の州でも大洪水がおこっています。

その中のひとつにラダックという地区があります。

ここは行政的にはインドのJAMMU&KASHMIR州に属しますが、地形的にも文化・宗教的にも亡命チベット人によって作られたチベット世界の中心地です。

このラダックにも先月、記録的な大雨が降りました。大規模な洪水が発生し、死者200人以上、行方不明300人以上と大きな被害をあたえています。

ヒマラヤ山脈の裏側、標高3000m以上の高山、パキスタンとの国境JAMMU&KASHMIR州という軍事的に重要な場所、そしてチベット自治区であるため、ラダックには援助や救援が届きにくい状態が続いています。

このラダックに日本人が建立した仏教寺院があります。

現在、1000名以上のチベット人被災者がこの日本の仏教寺で雨露をしのいでいます。沢山の家族がここで眠れぬ夜を過ごし、雨が降ると恐怖に戦いています。糞尿の匂いが立ち込め、衛生状態が懸念されます。パキスタンではコレラの発生が確認されましたが、ラダックでも体力の落ちた子供達の病原菌への感染が時間の問題といわれています。

そんな厳しい環境の中で、この寺では子供が2人生まれている、と連絡がありました。

この度、ぱどまの会、Ayurvedaはりきゅうぱどま堂、療法院プラサードでは、このラダックの寺院の代表・中村行明氏からの依頼を受け、ラダックの救援活動に役立てるための救援金の募集を行うことになりました。

一口500円です。何口でも結構です。この500円で沢山の人々が飢えをしのげます。浄水器など衛生面での援助にも役立てます。

御支援頂ける方は、ぱどまの会・堀田 info@padmado.com までご連絡ください。

御協力、よろしくお願い申し上げます。



ぱどまの会 世話人代表  Ayurvedaはりきゅう ぱどま堂・院長
堀田恵子
ぱどまの会 事務局長  療法院プラサード・代表
堀田峰雄 


複雑なインド~アカデミー賞受賞「スラムドッグ$ミリオネラ」

2009-02-24 | インド
日本でも「おくりびと」の最優秀外国映画賞受賞と「つみきのいえ」短編作品賞受賞により例年にない盛り上がりとなっているアカデミー賞。

ここでは、やはり最優秀作品賞・監督賞を受賞した「スラムドッグ$ミリオネラ」に着目します。
ブラピに大差をつけて8冠となった「スラムドッグ&ミリオネラ」。作品の特徴から実はインドでは昨年から大問題となっていました。
この度の受賞をきっかけにポジティブに考えるのか、そうでないのか・・・・

これらの経緯について書かれた記事を本日の産経新聞でみつけましたので、こちらで全文ご紹介します。

このことを知ってから作品を見ると、簡単に「面白い作品だ」ではすまなくなるかも。

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米アカデミー賞で作品賞など8冠に輝いた英国映画「スラムドッグ$ミリオネア」は、インド国内に“スラムドッグ論争”とも呼べる現象をもたらした。映画のタイトルや宗教、貧困の描写がやり玉に挙げられ、その是非をめぐって新聞やインターネット上で論議を呼んでいる。さらに、旧宗主国・英国出身の監督が、インドの日常風景であり、“インドの暗部”ともいえるスラム街を描いて映画界最高の評価を得たことは、「ボリウッド」と呼ばれる映画大国・インドに複雑な思いを残した。


 「インドにとって歴史的な日だ」

前夜からアカデミー賞番組を放送していたインドの地元テレビは23日午前、作品賞受賞が発表されると、その意義を強調した。

インド最大の商業都市、ムンバイ(旧ボンベイ)に、かつてアジア最大といわれたスラム街のダラビ地区がある。映画はこのスラム出身の青年が、クイズ番組「クイズ$ミリオネア」に出演して最終問題まで勝ち進む物語だ。賞金の2000万ルピー(約3800万円)を手につかむところまで来た青年はしかし、いかさまを疑った警察の取り調べを受ける。そして、青年の悲惨な人生体験が偶然にも、これまでのクイズの正答を導き出していたことが明らかにされていく…。

単なるサクセス・ストーリーに終わらず、インドのさまざまな社会問題もあぶり出したこの映画は、1月のインドでの公開前後から論議を呼んだ。まず、スラム住民と犬を組み合わせたタイトルが問題となった。スラム街をうろつく犬のような人間が大金持ちになるというイメージがタイトルにはあり、ダラビ住民が「侮辱的だ」として激しい抗議デモを行った。

宗教描写も批判の的となった。映画には、暴徒化したヒンズー教徒たちがイスラム教徒を襲うシーンなどがあり、ヒンズー教団体から映画の公開中止を求める動きも出た。

だが、こうした批判とは別に持ち上がっているのが、「なぜ、このような映画を外国人ではなくインド人自身が撮れなかったのか」という問題だ。

22日夜、地元テレビで放映された特別番組では、「スラムドッグ$ミリオネア」への称賛が相次ぐ中、あるインド人映画プロデューサーがこう言い切った。

「この作品は貧困を誇張している。裕福な国は貧困に興味があるのかもしれないが、インド人にとっては別に面白い話ではない-」

確かに、作品では、スラム街に共通するような金、暴力、殺人などの問題が描かれている。

しかし、「スラムはインドの現実」(原作者のインド人外交官、ビカス・スワラップ氏)でもある。インド経済が成長を続ける一方で、世界銀行によると、いまだに人口の42%に当たる4・5億人もの人々が1日1ドル25セント(約117円)以下で暮らしている。

インドは、年間制作本数が米ハリウッドを超える世界最大の映画大国だが、娯楽性重視のその質をいかに向上させるかが近年の課題の一つとなっている。経済成長の暗部ともいえるスラムを描いて世界最高の評価を受けたのが、インド人監督ではなかった事実をいかに受け止めるかが、“ボリウッド映画”の今後を決める鍵となるかもしれない。

スラムドッグ$ミリオネラ

2009-01-22 | インド
本年度のアカデミー賞のノミネートが明日発表されます。

今回の目玉は、ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞した
「トレインスポンティング」のダニー・ボイル監督による

「スラムドッグ$ミリオネラ」

舞台はインド・ムンバイ。先日テロ事件があったインド最大の商業都市。そして広大なスラム街がある街。
ここを舞台にスラム育ちの青年が「クイズ・ミリオネラ」で勝ち抜いていく物語です。貧困層が勝ち抜くには、様々な妨害行為もあり・・・・

ダニー・ボイル最大のヒット作ともいわれ、今回の作品賞のノミネートはもちろん、オスカーの受賞もあるのではないか!!と言われています。

既にゴールデングローブでは作品賞のほか、音楽賞・脚本賞など総なめ。
期待膨らみます!

ただ、この作品に対するインドでの人気は二分されているそうです。やはりブラックな部分が強調されているからでしょうか・・・・

ぱどまの会では、今回のアカデミー賞、大注目ですっっ!(世話人hottaがひとりで盛り上がっているのですが・・・

「スラムドッグ$ミリオネラ」は4月日本公開です→公式HPはこちら
「スラムドッグ$ミリオネラ」についての記事はVOICE OF INDIAにて

11.27 明日は新月 光のあたらない夜

2008-11-27 | インド
そろそろ新しい記事を書かねば、と思っていたところに突然飛び込んできた

「ムンバイ同時多発テロ」

衝撃的映像だった。
確かに今年後半はテロが多かった。9月にはデリーの繁華街でも発生。「次はムンバイかバンガロールか」という声もあった。
ただ、
ほんのひと時ではあるが過ごしたムンバイの、
あのタージマハル・ホテルから火が上がっている。
私がお茶した、あのcafeの床が血の海となっている。
ショックだった。

今回は世界中のメディアがムンバイのテロを取り上げていますが
インドでは以前からムスリムとヒンドゥーの対立が続いています。
JK(ジャム・アンド・カシミール)地方の問題はまだ解決していません。
紛争が続く国。それが現在のインドなのです。

今回の事件をきっかけに、日本の報道機関もインドの国内情勢に目をむけてほしい。

日本人村とルピー安

2008-10-23 | インド

外為市場の大混乱の中、インド通貨が最安値を更新しました。22日付で1ドル=49.51ルピー。今年の1月は1ドル=39ルピー台でしたから、なんと10ヶ月で10ルピーもルピー安!本日のレートが1ドル97円ですから、100円でなんと約50ルピーとなります
そして昨日、JALが来年1月からの燃油サーチャージの引き下げを発表!今年3月と比べると「2倍」になっている現在のJALのサーチャージ!実際幾らになるかは未定ですが、インドへの道が若干近くなったことは間違いないでしょう
ちょうどそんな頃、インドのマンモハン・シン首相が来日。閣僚会談ではニューデリーに日本人村を建設することで合意したようです。(詳細はこちらNIKKEI NET)マンション、ショッピングセンター、レストランも建設予定とのこと。
日本企業の社員&家族のための健康ビジネス。インド現地で日本人のための日本人によるビジネス。夢として語っていた医療従事者も多かったようですが
こうなってくると、夢でなくなる日が来るかもしれません。

世話人hotta