ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

ハタイ先生追悼

2010-02-13 | アーユルヴェーダ
2月10日 幡井 勉先生がご逝去されました。
91歳でした。

既にぱどま堂blogやmixiにも書かせて頂きましたが、
幡井先生は現在の日本におけるアーユルヴェーダの基礎を築き上げた日本アーユルヴェーダ界の巨星でした。
幡井先生のお力があったからこそ
現在、私達はアーユルヴェーダの叡智を日本で学ぶことができるのです。
年に何度も本場インドのアーユルヴェーダ医師を招致して、最新のアーユルヴェーダ医学を学べるのも、日本でDr.Bhatなどインドの現役医師によるヘルスキャンプやコンサルテーションが行えるのも、幡井先生のご尽力によるものです。

ぱどまの会や世話人hottaも幡井先生には大変お世話になりました。

特に2007年6月10日に行われた、ぱどまの会主催のセミナー「鍼灸師のためのアーユルヴェーダ」では、多くの鍼灸専門学校の先生方へ紹介状を書いてくださいました。幡井先生のおかげでアーユルヴェーダという言葉さえも知らない鍼灸師や学生さん達にアーユルヴェーダの一端を伝えることができました。
また、毎年日本中で講演会を行っているDr.Bheema Bhatについて「アーユルヴェーダ専門誌、シャンティマールガに書いてみなさい」と私に勧めてくださったのも幡井先生でした。この雑誌の中ではアーユルヴェーダの古典書・チャラカサンヒターにも書かれている「医者たるもの、常に心穏やかに」を実感するDr.Bhatの姿勢について、僭越ながら書かせて頂きました。この事は私にとって素晴らしい経験でした。

昨年2月には入院中の病院にお邪魔しました。お声は小さくなっていましたが「hottaくん、それで今年はインドでナニを学んで今後にどう生かすんだね??」とベッドサイドでおっしゃられた時は、幡井先生はご自分がどのような状況になってもアーユルヴェーダの今後について考えていらっしゃるんだな~~~!と感動しました。
昨年のアーユルヴェーダ学会東京総会。壇上で10分以上着席せずにお話なさっている姿には本当にビックリしました!「またインド行きます~」とすれ違い様に声をかけ、そのときにニッコリ微笑んでくださった

それが、私にとって最後の幡井先生のお姿となりました。

先生のご遺体はご本人のご希望で医学大生のために献体されました。
14日には東京で「おわかれの会」が行われます。
楽しいこと、明るいこと、
お酒、タバコ、女の子、
そして96歳の奥様が大好きだった幡井先生が喜ばれるような会になることでしょう!!


幡井先生、ほんとうにダンニャワードです!!
多くの皆様に真実のアーユルヴェーダや強精学の知恵をお伝えすることが
先生への恩返しになるのですね!!

ぱどまの会はこれからも精進して参ります。
これからも、よろしくお願い致します。


献杯!!!




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