ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

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月経期と排卵期を大切に

2007-08-10 | アーユルヴェーダ
残暑お見舞い申し上げます。

猛暑日が続くと女性の場合PMS(月経前症候群)の方が増えます。これは月経前(高温期にあたります)に熱のエネルギー(ピッタpitta)が上昇し、併せて悪化した外気の熱が加わるために起こります。同じ原因から、排卵期に逆上せや皮膚炎がおこりやすいのも夏の特徴です。

月経中は風・運動のエネルギー(ワータvata)のうち、特にアパーナヴァーユという下向きの力が強くなります。月経中にバタバタと忙しくしているとワータが悪化し、月経痛など各種痛みや冷え・消化力低下が生じます。

月経中や排卵中は静かに平穏に過ごす・・・これはアーユルヴェーダの古典に書かれていること。
アーユルヴェーダでは「健康的な出産と健康的な長寿」を大変重要な事柄と位置づけ、内科・外科などとともに婦人小児科を独立させています。そして健康な子供を授かる心がけの一つとして、月経中と排卵中の生活を大切にしています。排卵期は良いエネルギーを持つ卵細胞を産むため、月経期は次回の排卵期に良質な卵細胞を誕生させるため。そしてこれらは、もちろん結婚前から始めるべきであるといいます。

最近は女性の社会進出が一般的となり、地位の高いポストで働いている方も多いようです。ただ、もしお子さんができなくて悩んでいるようでしたら、まずは止まってください。止まって、落ち着いて、ドーシャ(アーユルヴェーダでのエネルギー。ワータ・ピッタ・カパのこと)を整えてプラーナ(気)を子宮の中に充満させましょう。
焦りはワータ悪化の影響です。イライラはピッタ悪化。
日本の社会には生理休暇という習慣があります。不妊の方は、もっと生理休暇をとってほしい。自分から率先して排卵期や月経期の活動(残業や頭脳労働)を控えてほしいです。。。。。