ぱどまの会日記

ヨーガとインナーチャイルドの癒し方とアーユルヴェーダ

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基礎体温をつけよう

2007-08-02 | ゆるゆる女性性
ぱどまの会・世話人のhottaが院長をしている鍼灸院にいらっしゃる患者さんは、それまで鍼もお灸も経験がない方がほとんどです。最近はアーユルヴェーダなんて名前も知らずに通院していて、知らず知らずにアーユルヴェーダ的生活を心がけるようになる、という方も多いのです。
ある女性の患者さん(50代)。義母の介護で疲労困憊、更年期や完璧主義の性格も重なり、倒れる寸前でご来院なさいました。
この症状はアーユルヴェーダではVata(ワータ)性疾患に含まれますので油療法が適用です。しかし油を消化する力が無い、と判断。したがって鍼灸の治療のみを続け、家では白湯・生姜・ホットミルク・ラジオ体操を毎日続けるなどのアーユルヴェーダ的ホームケアを行ってもらいました。
いまだに当院ではこの方にオイルトリートメントは行っていませんが、患者さんは力が抜けてきたのを実感、やれることだけをやろう!という良い意味でユルイ心が生まれてきています。

治癒の為に自宅でできる事をお伝えする。。。これもアーユルヴェーダ治療なのです。

アーユルヴェーダ治療には医者や薬の他に「優れた患者」「優れた看護人」が治癒のためには必要といいます。
ご自分の症状について患者さんに理解してもらい、看護人~ご自宅ではご家族~も治癒のためにご尽力頂く、そのための指導をするのもアーユルヴェーダ医師の役目です。

例えば、女性の患者さんで「基礎体温」をつけない方が多いようです。
肩こり腰痛ひとつとっても生殖器のトラブルと関わりが大きいのが女性の体です。よく「月経は普通です」といいますが、普通ってなんでしょうか。月経痛がある、1週間も月経が続く、陰部が痒くなる、毎回鎮痛剤を飲む、毎回性行為時痛がある・・・・これが普通でしょうか?
未成熟排卵の場合も多く、月経が28日周期であっても問題なしとはいえません。
将来の妊娠のためにも、今から生殖器をゆるくしてほしいのです。
是非、女性の皆さんは基礎体温をつけて下さい。そして自分のホルモンの状態を知ってほしいです。そして、そのご指導のために、医療従事者の先生方も基礎体温をつけて下さい。

少子化を真剣に考えるなら、様々な助成なども大切ですが、まずは自分を見つめてみましょう。
このような指導をすることもアーユルヴェーダ治療です。