11月19日
第2回 白熱教室
7月の白熱教室の進行は、前週にテーマを決定して進めましたが今回は
① 前週各班がテーマを決定する。
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② 当日各班のテーマを、班ごとにミニ白熱教室を開く。
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③ 班の代表者がミニ白熱教室で出た意見を集約して発表する。
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④ クラスで、どこの班テーマが良かったか多数決で
クラステーマを決定。
結果は3班の
【尊厳死を「認める」「認めない」】 に決定しました。
「認める」「認めない」どちらを選択するかに分かれましたが、「認めない」派は2人だけで、他の全員は「認める派」でした。
今回のテーマは丁度、尊厳死に就いて色々と考える年齢に差し掛かった皆さんなので、活発な意見が出ました。
皆さんの意見は、自身の事では延命治療は望まないと言う意見が圧倒的でしたが、肉親と向き合う時にはエンディングノートなどに記されていても、割り切れない深い思いが、滲み出て改めて考え直すテーマーでした。
又、今の日本の現状は尊厳死は法制化されておらず、肉親の意志に任されているのが現状だと思います。
終末期に入り医師が延命処置を行うかの意思決定を肉親に求め
延命拒否を選らんだ場合。
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治療を拒否すれば入院を続けられず、介護施設か、家庭に戻り家族が介護をするしかない。
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自宅に連れ帰り介護施設が決定するまで、介護保険の摘要を受け、掛かり付け医師の訪問看護を受ける事は可能だが、老老介護、核家族化と看取りの体制が整わないのが、現状である。
公民共に「病院内病棟型」ホスピスケアを兼ねた施設も最近は増えてはいるが、まだまだ少ない状態であり、政府・民間とも高齢者が増加し続けている現状を踏まえて考えて貰いたいと思う。
始めにクラスディレクターより、白熱教室の進め方の説明、この後に班ごとにミニ白熱教室開き、クラスのテーマ決定、本番の白熱教室が始まりました。
認める派の意見。
認めない派の意見(右側)
最後に、高大白熱教室担当の小野栄治氏より講評を頂きました。
後記
今回のテーマ「尊厳死」は軽々しく扱えるテーマで無くUPするのに凄い重圧感が有り遅くなりました。
小生は父母とも看取る事が無かったので、日本の現状云々から後の文章は今まで見聞きしたことから、自分なりの思いを記した事で、現実とは違っているかも知れません事を承知おき下さい。