加藤廣氏の「秀吉の伽」を読みました
正直、それほど面白くはありませんでした
前作「信長の棺」はプロットに秀逸さがあり
面白い小説だったのですが…
本編は、秀吉の後半生を時系列に進め方の小説で、
信長殺害の黒幕的な部分は「信長の棺」を
そのまま使用していますのでまるで続編のようです
家康とのせめぎ合いはなかなか見所ですが
描き方がちょっと新鮮味に欠けましたね
淀などの側室の女の戦いは多少面白かったのですが
まあ、3冊(文庫本)で語るにはちょっと冗長でしたかね
真っ当な戦国物といえばそれまでですが
信長殺害以外のフィクションももう少し
散りばめてもよかったのではないかと思います
登場人物で、今までよく知らなかったけど
面白そうな人物が2,3人いたのは収穫でした
毎週、大河ドラマ「天地人」を見て、
昔のテレビドラマ「関ヶ原」を見て、
「秀吉の伽」を読んでと
ちょっと桃山が続いていますね
そろそろ幕末へシフトしないと
来年の大河に付いていけないかな?
自分が誰に似てるか分かったわ
「関ヶ原」で阿茶の局やってたね
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます