村上春樹氏による小説、「1Q84」が話題を呼んでいます
7年ぶりの新作で上下2巻の大作だそうです
内容を公開しないで読者に飢餓感を煽る戦術が功を奏し
発売前から増刷になっているとか
昨今の出版不況に光明をもたらす出来事ですね
さて、「1Q84」というタイトルで僕が思い出したのは
ジョージ・オーウェルの「1984年」という小説です
もう古典といっていいくらい昔に描かれた近未来SF小説です
何といっても書かれたのが1948年だそうで、
84年でも近未来なのですが…
内容は、第三次世界大戦後の世界で
3つの超大国が地域紛争を永久に続けている世界で
全体主義国家の完全な管理社会をテーマにした
いわいるディストピア小説です
(ディストピアとは、
未来の世界が核戦争とかでヒドイ事になっていている
というシチュエーションの物語です
ユートピアの反対ですね
「北斗の拳」や「風の谷のナウシカ」が代表例)
管理社会の中で主人公は反体制的な思想、行動をして
当局に拘束され最後は主人公が処刑されちゃうって話です
たぶん
だいぶ昔(昭和58年)に読んだので、間違っていたらごめんなさい
なんとなく、鉄のカーテンの向こうにあったソ連を
こっち側から想像して極端にした世界って感じですよね
(現在も近隣の某国は、こんな感じでしょうか?)
たしか、84年には小説の設定した年になったということで
映画も公開され少し流行りましたよね
話は「1Q84」に戻しますが、
もしかしたら「1984年」の内容をモチーフに
描かれた小説なんですかね
残念ながら村上春樹さんの小説はあまり読んでいないので
勝手な想像をしてしまいました
(読んだのは「ねじまき鳥クロニクル」くらいです)
「1Q84」の内容にもよりますが
文庫本になったら読んでみようかなって思ってます
きっと「1Q84」は、
と、頓知ですか
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