福岡出張での仕事は金曜日の夜中に終わったのですが
もちろんその夜も福岡に宿泊
ということで、土曜日は夕方の東京行き航空便まで
フリーということになりました
本当は朝早起きををしてレンタカー借りて
いろいろ廻ろうと考ええいたのですが
前日の酒のせいでホテルを出発できたのが
チェックアウトぎりぎりの午前11時でした
もうあれこれ廻れないので、一ヶ所に絞り
電車で移動する事にしました
その観光地とは吉野ヶ里遺跡
前日の喧噪(狂騒)を忘れ古代ロマンに触れ、
心を洗おうと思ったわけです
電車で博多駅から40分くらい
意外と近い所に吉野ヶ里遺跡はあります
以前は邪馬台国ではないかとまで言われてらしいです
(いまでは、九州北部にあった複数の「クニ」の
1つに過ぎないのではないかというのが有力)
駅から徒歩10分
吉野ヶ里歴史公園に到着しました
入場料は払い中に入ると、
弥生後期の頃の集落が再現されていて
なかなか趣があります
竪穴式住居ってこんなに立派だったんだとビックリしました
そのほか、高床式の蔵や甕棺を埋葬した墳墓など
思いのほか技術が進んでいたんだなと感動しました
その他勾玉や管玉などの装飾品や
銅剣なども出土しているそうです
また、村全体では物見櫓や濠や兵士の詰め所など
敵から守るための仕組みが多く、
城郭の始まりという説もあるそうです
当時の最先進国であった大陸からの渡来人が
もたらしたのでしょうね
しかしこの歴史公園は広くて歩き疲れます
(昨日の酒が抜けていないからかな?)
それに土曜日だというのに、観光客がまばらで
これじゃ絶対赤字だと思いますよ
(一部は国が管理しているそうです
これも血税のなれの果てか?)
一度は行ってみたかったところなのですが、
もう少し興味をそそるように作られていると
良かったのですがね
疲れた身体を引きずって空港へ
予約便までだいぶ時間があるので
ちょっと迎え酒なんぞを
森伊蔵のロックに炙り明太子
福岡で最後の贅沢でした
忘れた