ちょっと違う

大河ドラマ「江～姫たちの戦国」を毎週見ているのですが
ちょっと面白くなくなってきました

ちょうど夕飯の準備の時間なので
厨房に立ちながらの視聴が多いのですが
あまり集中して見ていません
（我が家では大河ドラマをＢＳで１８時から見ています）

このままだと、そろそろ見なくなりそうです

最近、ＨＤＤに録ってあった「篤姫」を少しずつ見ています

本放送の時、ほとんど見ていなかったので
遅まきながら全話見るつもりですが、なかなか面白いですよ
（現在３６話まで見ました）

たしか「江～姫たちの戦国」と「篤姫」は
同じ脚本家の作品でしたよね

また、若手実力派といわれる人気女優が主演です
（言わずと知れた、上野樹里さんと宮崎あおいさん）

共通点も多いのにこの差はなんでしょう？

並行して見ていると、物語の内容に問題があるのではないかと思います

「篤姫」は芯の一本通った物語展開をしているように思いますが
「江～姫たちの戦国」は江たちの心情描写ばかりで
歴史の流れをダラダラと垂れ流しているような気がします

たぶん「篤姫」では小松帯刀の存在が利いていて
歴史ドラマの本筋を上手く表現できているのではないでしょうか

大奥のホームドラマ的視点だけではなく、
男達の政治の場も上手く表現できているような気がします
（ホームドラマ的視点で人気があったのも事実ですが…）

しかし「江～姫たちの戦国」は残念ながら戦国時代の歴史的動きを
あまり伝えられていないようです

もし、舅になる徳川家康の視点でも加えていれば
もう少し面白いドラマになるのではないかと思いますが…

やはり原作付きと脚本家オリジナルの差でしょうかね

それともう一つ

上野樹里さんと宮崎あおいさんの演技力の差も感じます

宮崎あおいさんは分家の小娘から大奥最高権力者まで見事に演じています

しかし上野樹里さんは今のところずっと「のだめ」です

将軍の妻、母になった時にそれなりの演技ができるかが
今後の視聴率にもつながるかもしれませんね

そういえば主役の２人共、
徳川家に嫁ぎ、大切な人達と敵対する立場になるという
似たような境遇ですね
（勝者と敗者という大きな違いはありますが…）

親方のみかた