昨日の続きです
2日目は、遠野の街の観光からスタート
まず行ったのが、河童淵
お寺の裏に流れる小川が、河童伝承の場所だそうです
伝承では、河童は子供程度の大きさらしいのですが
こんな小川じゃ、泳いでいるそばから見つかっちゃうと思うけどね
河童の祠や人形がありました
河童淵のそばに伝承園というところがあり
南部曲り家などの展示がありました
遠野の冬は雪が降り寒いので、
農家では農耕馬も広く作った土間に入れていたとのことです
馬も家族のように大事にしていたんですね
ここには養蚕の展示もあり、
カイコが実際に飼われていましたよ
ここには、民話のなかの
オシラサマという話を紹介するコーナーもありました
次に向かったのが、水車小屋
古い茅葺の小屋で、今でもちゃんと水車は回っていました
田んぼの端に建てられていてとても風情のある景色でしたよ
遠野の風景の中では一番好きな風景でした
次が、コンセイ様
子宝の授かるように祈るらしいのですが
要するに男性性器をかたどった大きな石です
遠野には何種類ものコンセイ様があるそうですよ
やはり一人でも多く子供が欲しかったのですかね
少子高齢化の現在も、コンセイ様を祀ったらどうでしょうか?
続いて、卯子酉神社
縁結びの神様で、赤い布に縁結びの願いを書いて
結びつけると願いが叶うそうです
独身の友人に勧めたのだけど、面倒くさいからいいって
一生独身だな
遠野最後は五百羅漢
足場の悪い鬱蒼とした森の中に入って行き
羅漢像を安置してある祠を探したのですがまったく見付からず、
場所を間違えたのかと思ったら
足元にある苔生した岩に羅漢像が彫ってあるではないですか
いやいやビックリしました
修行の一環で修験者が山に入り岩の多いこの場所で
羅漢像を五百体(たくさんという意味かも)も彫ったんですかね
何体か足蹴にしていましたよ
仏罰が当らなければいいけど…
遠野を後にして米沢に行く途中、
花巻に寄り、宮沢賢治記念館を見学しました
僕は幼少の頃、本を読まない子供だったので
宮沢賢治の童話もほとんど知りません
(銀河鉄道の夜も風の又三郎も読んでません)
注文の多い料理店もありました
本当のレストランです
友人は多少知識があるようで
幾つかの話は知っていて解説してくれました
(猫の事務所)
(庭もステキです)
記念館で聞いていると童話でもジャンルが多岐にわたり
科学者、研究者、教育者としての宮沢賢治が
素晴らしイマジネーションで作品を作っているんだなと
感動しました
機会があったら少し読んでみようかと思います
花巻から高速道路に乗って米沢に
Uターンラッシュが始まっていたので
ひどい渋滞に巻き込まれました
(宿に予定より1時間遅く到着)
米沢では温泉宿で、温泉三昧(3回入りました)
また、米沢牛のステーキも食べましたよ
赤ワインとね
あ、座敷わらし