『 おやじんのながばなし 』

半世紀生きてきました。今日は何の話をしましょうか。

BMW R1200RS

2016-12-07 19:43:51 | BMW R1200RS
BMW Motorrad Celebration Edition
BMW創立100周年記念特別限定車


更新が2カ月ほど滞っておりましたが
その間に私のバイクライフは大きく変貌を遂げました。


さかのぼる事9月10日の出来事です。
バイク仲間3人で伊賀上野までショートツーリングに出かけた帰り道。


西名阪自動車道から近畿自動車道へ乗り継ぎ北上。
到着したのは「モトラッドミツオカ大阪」
バイクのBMW正規ディーラーです。

2015年にデビューした新型水平対向エンジン搭載の
R1200RSに試乗のために来ました。



到着して何が驚いたと言うと、スタッフ2名が友人だった事!
しかも全く別のルートでのバイク友達がそこにいたわけです!!
どこで何が誰と繋がってるのか、わからんもんです。

ここからミツオカとのご縁が始まるなど
この時まだ全く想像もせず・・


一旦は通常の試乗ルートを走ってきたんですが
渋滞する時間帯だったんで、さっぱり感触わからず帰還・・・

繋がり特権のおかげか?、スタッフの内山さんがわざわざ先導で
近くの峠道を案内して下さる事になりました。
しかもRとRS2台体制
写真はノンカウルの「R」

山道ではそれなりの速度で先導して下さり、同じルートをグルグル。
途中でRとRSを交代してもらい、乗り心地の違いもしっかりチェックできました!
写真はカウリング装備で、おやじん本命車種「RS」

時代は電子制御ですわ・・・
エンジンも足回りもトータルで。

NUDAにオレが乗ったのとほぼ同じ車重の「R」がダイナミックESAのおかげで
ヒラヒラとNUDAと同じ感触で走れるんですよ!
もはや技術力と精神力で必死のパッチで走る時代じゃない事を実感しました。


しかも100周年限定車が出るのを聞かされ、脳みそはBMW菌に8割感染・・・



前のバイクのNUDA、買った店が、経営者変わってからもう最悪です。
整備はデタラメされる、工賃はボッタくられる、個人売買は妨害される
預ける度に傷が増える、リクエストした要件はいつまでたってもスルーのまま。
いつやるねん!とクレーム入れたら逆切れされる等々・・・・
こんなのは氷山の三角??


とどめは車検で預けていたノーマルマフラーを経営者に盗まれ・・・
返せ!と言えば、勝手に置いてるモンが悪い!?
あんたのマフラーやという言う証拠あるんか!!

挙句の果てにはヤフオクやったらこんだけあったら落とせるやろ!と
無理やり25,000円渡されて・・・・ムチャクチャです!

実際お世話になってるからと、今まで目をつむってきた事も
これがきっかけで一気に不満噴出!!で、縁切ったったわい!

温和なおやじんをここまでキレさせるかと友人達は絶句・・・・



新車発表のおめでたい場でぼやいてしまいました。失礼


ムチャクチャされたNUDAは、すでに私の中では「いらない子」

個人売買の話も数件あったのに結局ノーマルマフラーがないので車検通せずという理由で
どれも不成立に終わってしまいました(ま、買った人にババ引かせなくてよかったですが)

仕方ないので買い取り業者、何件も見積もり取らせましたが、希少な輸入車と言う理由で
どこもまともな価格を提示せず(出来ず)・・・



最終的にバイク王が一番高かった(それでも二束三文・・)ので
持って帰らせたのが11月5日。 

あんなに大切にしていたNUDAですが、もうな~んにも未練はありません。

しかしNUDAの売却に時間がかかってしまい、全国限定300台のRS、
ミツオカ大阪での割り当て台数が売り切れてしまったのです。

諦めかけてた時に、NUDA仲間でミツオカ自動車社員のカズさんより
「お買い上げされるなら手配させますよ」とまたまたミツオカ繋がり。

ならばと腹を決めたのが11月6日。
再度モトラッドミツオカヘ行って見積もり&契約!


おやじん号予定車は他店舗からの移動じゃなく、BMWジャパンからの手配の為
ピッカピカの新車が来る事になりました。


NUDAドナドナして丁度1ヶ月後の12月5日。有給休暇を取りました。
なんとこの日は大安吉日。天気もドピカーンの晴天!!


新車のRSを引き取るのにわざわざ電車、バスを乗り継ぎ店まで行きます。


ヘルメット片手にJR茨木駅で下車。


阪急バスに乗り換えモトラッド最寄りのバス停まで。
電話したら迎えに来てくれたんですが、待ってる時間が面倒だったのと
思い出作りもあるので、バスを降りてテクテク店まで歩いて行きました。


到着!!!


おやじんRS号は、店舗の端の方で迎えに来るのを待ってたようです♪


ミツオカ名古屋で一目惚れしたRSがなんとマイバイクになりました!


暖かい日差しの中、外へ出まして色々撮影ターーーイム。
まずはスタッフ紅一点、赤崎さんがスタッフブログ用にと
写真撮ってくれました。どんな風に写ってるか出来上がりが楽しみです。


んで、アップされたらこんな感じになってました。


まずは正面。バイク業界で流行りのエヴァンゲリヲン顔!


白地に青赤ラインは4輪も共通です。


RとRSは外観の違いだけではなく、ハンドリングにも違いがあります。
RSのフロントアクスルシャフトはフォークの中心線より前にオフセットされてます。


対してRのアクスル中心はフォークの中心線に同じ。


この差わずか12mm。これだけの差がハンドリングに大きな違いを付けています。
Rのキビキビしたハンドリングは特筆もので、とても魅力的です。

欲しいモードはかなりRに偏りましたからねぇ。

対してRSは少しダルな印象がありますが、落ち着きがあります。
長距離を旅したい思いがあるので安定性を重視する事に決めました。
ぶれることなくRS一択で決まりです。

ちなみにカウル付きのRSとRの重量差は5kg。


エキパイなんかまだ変色もせずピッカピカ!!!
センタースタンド装備がうれしいです。


2017年モデルが入荷してたんですが、フレームが赤塗装で
エンジン下のスポイラ-が標準装備されてますよ!!・・・


これもシックでいい感じですが・・やっぱ限定カラーでしょ!!
(だって一般モデルより169,000円も高いの無理したんだもん)


どこも汚れていないエンジン周辺。
ギヤシフトアシスタント・プロ装備で、発進時以外はクラッチ操作は不要です。
もちろんクラッチを使ってのアップ/ダウン操作も可能です。


ラジエター中心部にはフロントタイヤが巻き上げる小石類からのガードが装備されます。
その上に見えるのがステアリングダンパー。

前輪の足回りはBMWの特徴であったテレレバーではなく倒立テレスコピックに変更。
GSとRTは性格の違いからか、テレレバーのままなんですね。


フロントブレーキはブレンボ製のラジアルマウント。


リアもブレンボ製で前後は当然ABS装備。


このモデルで新設計になった空水冷DOHCエンジンは、
パラレバーも右出しから左出しに変更になりました。


タンデムシートの裏側に車載工具が入っていますが、これだけ・・
カウル類の脱着くらいにしか利用出来ないですね。


新しいおもちゃをゲットして満面の笑みを浮かべるおっさん。


ご覧の通り、車体後部には左右パニアケースを取り付ける純正ステーと
リヤボックス用のステーまで標準装備!つまりは買い足せと!!!


お昼になったので、近くのマクドまで一人でランチしに行きました。
そう言やあ、前回契約しに来た時も途中でマクド食ったなぁ。


ちょっと解りにくいですが、ハンドルの中心に付いてる黒い四角い部品。
これは純正ナビの専用ホルダーで、標準装備です(だがナビは別売りだ!!)


純正ナビを付ける気はないので、取り外してもらうと
その下にはBMWのエンブレムが隠れてるじゃあ~りませんか!!!


バイク店の軒先を借りて整備するの、昔から得意なので
BMWディーラーでも厚かましいのは容赦なしです!
工具を持参してナビの配線と取り付け作業しちゃいました。

途中タンクカバーの脱着がわかんなくなり、メカの方に助けてもらう場面も。
仕事の邪魔してすみませんです・・・

無事装着完了!

エンブレムの上の黒い丸。
Rではイグニッションキーの差し込みですが、RSは違います!

キーレスエントリーのスマートキーでございます。

エンジン始動だけじゃなくて、ハンドルロック、ガソリンキャップのロック解除も
これをポケットに入れたままで出来ます。

最新のメカほぼフル装備で、それは4輪のモノとほぼ一緒の内容です。

たぶんこのバイクで打ち止めと思い、約20年振りに新車を購入しました。
大切に乗っていかねばなりません。


記念品やら付属品やら一緒に持って帰って来たものと・・・


いきなりBMWの人に変身できるアパレルまで買ってきて
やる気だけは十分ありまっせ~!!

年末年始くらいにはヨーロッパの業者へ直接発注したパーツ群が
どっちゃーーーっと入って来ます。(またレポートします)

エンジンバンパーも含まれるので、それまでにボテゴケ要注意でござる!



さて、現実に目を戻すと、
先は長いぞローンレンジャー!