人生ラベリント

人生は迷路!! 芸術と日常、たまにミスコン・ネタも紹介しちゃうブログ。
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アリアドナ・グティエレスの周辺(2)

2016年03月12日 | ミス・コン関連

アリアドナ・グティエレスは契約違反で罰金100万USドルを支払うはめに

先ずこの話に触れる前に、順を追って説明してみようか。

アリアドナが「ミス・コロンビア」コンテストに志願する以前、今から3年近く前の2013年7月2日、彼女は未だ弱冠18歳で、コロンビアのモデル・イベント事務所 “Grupo 4” とモデル契約をした。
(*18歳の間違いでした。地方都市バランキジャで、知り合いからモデルの才能を発掘されたのが切っ掛けだそう。)

当時、未だ設立3か月のこの事務所で、全く無名の一モデルとして、ファッションショーや雑誌モデル等、少しばかりの仕事を学業の合間にこなした。

その後、暫くして「ミス・コロンビア2014」の地方予選に参加し本選会に出場。そして「ミス・コロンビア2014」の優勝によって、在任期間中及び「ミス・ユニバース2015」参加終了後の2016年1月までの間、この国の習慣に従ってなのか、モデル契約一時休止の許可が与えられていた。

ここいら辺は如何にもコロンビアだ。国を挙げての「ミス・コロンビア」だからだろう。

さて、問題はここからだ。

「ミス・ユニバース2015」終了後、一連のゴタゴタで世界中の注目を浴び時の人となったアリアドナには直ぐさま様々なオファーが寄せられ、特に米国に本拠を置くラテン・アメリカ系では最大手のタレント事務所 “LatinWe” から、熱烈な誘いを受け直ちに契約

“LatinWe” は、同じコロンビア出身の米国で活躍する女優、ソフィア・ベルガラとルイス・バラゲールが1994年に設立した事務所で、ラテンアメリカ系有名人が多数所属している超優良プロダクションだ。

左がソフィア・ベルガラ、右がアリアドナ。
 似過ぎていると言われている。

で、所属後、早速、ネット上ではバーガーキングだ、メキシコの大手ビール会社「コロナ」だと有名メーカーとの契約の話や “Victoria’s Secret”への打診も浮上し、同時に米国大統領官邸で催された集まりにも出席したり(*そのうちに記載するかも)、マイアミで開催された “Premio Lo Nuestro”(グラミーショーのラテン版)のイベントにもプレゼンターの一人としてシースルードレスで出席し注目を浴びたりと、飛ぶ鳥を落とさぬ勢いで輝かしい未来 が始まろうとしていた

ングァ  その矢先・・・・・

突然、“LatinWe” プロダクションのホームページの所属タレント欄からアリアドナの写真が消え・・・・・

彼女のInstagramやTwitterにも活動画像が掲載されなくなり・・・・・

と思ったら彼女のTwitterのみならずインタビュー等で、コロンビアのモデル事務所 “Grupo 4” を名指しでこき下ろし、「私はこんなことにはへこたれない」みたいな怒りのコメントが彼女の口から伝えられ始めた。

そう~~、コロンビアのモデル事務所 “Grupo 4” が、間接的に情報をキャッチして彼らの権利を主張、要求してきたのだ。

“Grupo 4” との契約のことを知らされていなかった“LatinWe” にしたら、えらい迷惑だろう。

2重契約なのは明白で、それでも尚且つ被害者意識を持っている様子のアリアドナ。

ムム・・・

ここいら辺の彼女の行動には、 と思った自分で、正直、アリアドナって一般常識知らずなのか世間知らずなのか、或いは単なる馬鹿なのか、何なんだろうか  と・・・。

まぁ、彼女に言わせれば、多分、コロンビアの事務所は大した仕事もくれなかったし、契約してから短期間で「ミス・コロンビア」になっちゃって、モデル事務所と言ったって存在すら忘れてしまうほど自分とは殆ど繋がりなんてなかったと言いたいんだろうけど、でも契約は契約だ~~。

ましてやお金のためなら身内だって騙す(*人も中にはいる)中南米だから、知らなかったじゃ済まされない。

3年間のこの契約が終了するのは、今年、2016年7月2日。

それまでは、このコロンビア事務所、“Grupo 4” との契約は継続中だから、もう~~大変

一度は弁護士などの代理を通して話し合いの機会を持ったが、アリアドナ側は先方の要求に激怒して頓挫。

そうこうしている内に、ハリウッド映画への出演が急きょ決まり(*後記)、って、コレだって、裏で “LatinWe” がお膳立てしたのだろうことは、記事としては何処にも出て来ないけれど推測できる。

そうして今回の2回目の折衝が行われた結果、先方の “Grupo 4” から総額100万ドルの違約金が正式に提示されたのだそうだ。

そもそも、一番のミスは、“Grupo 4” と何も調整もせずに先方を刺激しすぎたアリアドナにあるんだろうけれど、コロンビアの事務所にしたら、これ幸いに勝手に紛れ込んできた「金の生るアヒルの子」だから、搾り取れるだけ搾り取ろうとしてるんだろうよ。

アリアドナの今年の1月から今までの仕事だけでも半端ではなく、先ずはメキシコのビールメーカー「コロナ」やブラジルのメーカー数社とのコマーシャル契約、雑誌の表紙モデル、イベント司会、更に「ミス・ユニバース2015」本選会時の司会者、スティーブ・ハーベイの番組出演料15万ドル(約2千万円)、そしてそして、このハリウッド映画への出演と来たから、完全に目を付けられているのは明白だ。

でも、先方は真正面から合法性を主張しているので勝ち目はないだろう。

・・・けど、違約金額の調整や、この先、この話がこじれれば告訴まで行くのか、今後が注目されるところだ。

・・・けどけど、ンン~~~~~、アリアドナのTwitterやInstagramを見る限り、「そんなことはどこ吹く風」的な平和な雰囲気が伝わってくる~~~。

ムムム・・・。


(出典/関連資料)

http://www.elespectador.com/noticias/investigacion/crecen-enredos-manejo-de-ariadna-gutierrez-articulo-621064

http://latinwe.com/

http://hsbnoticias.com/Farandula/ariadna-gutierrez-pagaria-una-millonaria-multa-por-incumplim-192767


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8 コメント

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Unknown (クリスタル)
2016-03-14 19:31:09
転んでもただでは起きない女、ですね(笑)その強さはリスペクトします。

契約違反の件は普通に考えたら、無理がありますよね(^^;
そこを何とも思わない様なところが、優勝出来なかった理由な気がします。

そもそも、性格がミス・ユニバースというより芸能界向きですよね。
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Unknown (ottsuandesuyo)
2016-03-14 23:46:25
クリスタル さん

弁護士サイドから口止めされてるんだと思いますが、ここ数日、焼けに静かです。それにしてもアリアドナ、環境が激変してお金の価値観が狂ってしまいますね。
親戚同士とはいえ、パウリーナ・ベガとは大きな違いがあって、例えば確か2月初めだったか??ホワイトハウスで催された「プラン・コロンビア」15周年記念パーティに2人とも招待されたけど、当日の2人の衣装が両極端で、アリアドナは、なんとロングドレスでエレガントな出で立ち。他方、パウリーナは白のブラウスに上下黒のパンタロンスーツ。
そう、この日の行事に相応しかったのはパウリーナで、さすが、元「ミス・ユニバース」。片やアリアドナの服装には、「常識知らず」との辛辣な批評がネットに投稿されていました。
パウリーナは、また最近、"Stop Hunger Now"(食べられない人々を無くそう)という非営利団体の世界レベルの親善大使に就任。モデルの仕事なども並行して行っているみたいだけれど、地道に再出発している様子。
片やアリアドナは、派手~~に芸能界路線で行くんでしょう。
でも、ちょっと心配しちゃう。(笑)

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Unknown (クリスタル)
2016-03-24 19:19:26
やっぱり彼女って、ちょっと空気が読めないところがあるんですね(^^;
ある意味天然。
これからもお騒がせしそうな予感♪
面白いですけどね(笑)
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Unknown (ottsuandesuyo)
2016-03-24 23:14:20
クリスタル さん

自分的には、アリアドナに体育会系なイメージを感じてしまうんですが、場の雰囲気を瞬時にキャッチできる能力不足かもしれませんね(笑)。
ただホワイトハウスのイベントに(王朝風な?)ロングドレスで出席したのは、ヒョットしたらLatinWe側の指示かも知れません。
ここのところ興味本位でInstagramやTwitter等をチェックしてるんですが、差しさわりのない画像ばかりが更新されて、映画関係のも、一時はヴィン・ディーゼルと一緒の写真などが載せられたのに、今では全く何もないかのようです。
そう、かなり訴訟の件を意識した行動をとってるんでしょう。
それにしても、先方の訴訟額が二十歳の女の子を相手取って1億円以上とは尋常じゃない。契約には、確か国内のモデル・イベント業務と限定されていたはずなので、国外の仕事も含まれるのか。コロンビアのモデル事務所の代表はインタビューで、アリアドナが他の事務所の紹介で取った仕事ならば、掛け合って先方と儲けを折半するのが常だと言ってたけど、どうなんでしょうね。映画の仕事だって、いくら相手役とは言え、脇役なので、って当たり前ですが、演技経験ゼロなのでね、それでもセリフ量が3ページあるとか記事で見掛けましたがね。
だから訴訟額1億2千万円は取りすぎだと思う。

あ、ところで話変わってーーー
1)ミス・プエルト・リコ、タイトルを剥奪されましたね。可哀想に、そのせいで気が変になって、今、精神病院に入院中みたいです。
2)今年の中南米代表では、やっぱりまたコロンビアがダントツみたいですよ。ベネズエラもあんまりピンと来ないし。
3)日本、折角前進しそうだったのに、逆戻りか~。
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Unknown (クリスタル)
2016-03-26 21:35:03
>ottsuandesuyoさん
南米って色んな意味でガツガツしてますよねー(^^;
それにしてもアリアドナさん、次から次とトラブルメーカー(笑)


プエルトリコは何で剥奪されたんですか?
ちょっと気になってました。でも、代わりの人の方が綺麗(笑)

今年の日本代表はいい流れを完全に逆流させましたよね(-_-;)他に良さそうな人いたのにー。

私も南米ならコロンビアが一番いいかなー、と見てます。
それにしても最近のコロンビア、いい代表を出してきますよねぇ。

ベネズエラは鼻が長すぎませんか?(笑)
そう思うのは私だけかしら??
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Unknown (ottsuandesuyo)
2016-03-27 02:37:51
クリスタル さん

プエルト・リコね~、どうもラテンにしてはナーバスな子みたいで、アパートをシェアしてた子が(何だったか思い出せないけど)突然入院する羽目になって、そのことが関係してたのか本人の問題なのか、インタビューにまともに答えられず、自分はインタビューが嫌いだとか言っちゃって、うつろな回答。
ナショナル・ディレクターは以前から彼女の様子をチェックしてたみたいで、突然の首切り。母親曰く、本人も母親も何故突然タイトルを剥奪されたのか理解できないと、前日までディレクターから今までで一番優れたミスだと言われていたのに・・とのこと。実際のことはディレクターしか知らないのでは??
準ミスだった子が代わりに代表になったけど、どっちにしても余り冴えない。プエルト・リコは、前のお騒がせおばさんのマガリ・フェブレスの方が、ミスを発掘する手腕は数段上ですね。

最近のベネズエラはチト冴えない。ってか、どうも裏工作があったりで、この間の「ミス・ユニバース2015」ではTop10止まりだった「ミス・ベネズエラ2014」のマリアナ・ヒメネスについても、一寸ばかり黒いうわさがあって、本来ならば、2位だったエディマル・マルティネスが優勝してたはずだと言うファンは多い。現「ミス・ベネズエラ2015」も、自分的には良いと思わないんだけど、ンン~~、どうも白人系を選出したがる国民性みたいですね。

そう、コロンビア、以前、クリスタルさんが「コロンビアがよい」と言っていた通り、群を抜いて良さそうですね。ただ彼女、着る物のセンスがすこぶる悪いので、自分で選んだ衣装で公の場に出るのは控えたほうがよさそうですがね。
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Unknown (クリスタル)
2016-03-31 01:56:13
どうも南米は代表の選び方が不透明ですね(^^;
前はそれでもそれなりの代表を選んでいたと思いますが、最近趣味が悪い。

最近コロンビアが良いですね。ディレクターが良いのかしら?

メキシコも明らかに他に綺麗な候補者がいたのに、おばちゃんみたいな老け顔の人が選ばれちゃって……
また妙に太って世界大会に出てこなきゃ良いけど(-_-;)

そろそろヨーロッパ勢も頑張ってほしいな、という気が。
今年もロシアの候補者はレベルが高いですねー。
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Unknown (ottsuandesuyo)
2016-03-31 13:00:45
クリスタル さん

あ、でも代表選びのベースはとても単純なんですよ。
先ず「ミス・ユニバース」向きの代表を選ぼうとする方向性があって、でも、白人志向が強いので黒人系や色濃い褐色系は不利。お金の無い子はもちろん不利。
問題は、そこに裏工作があからさまに入って来る場合もあり、そこいら辺が不透明さを増しますね。
その代表的な例が1990年頃の麻薬組織が暗躍していたコロンビアで、代表選びにメチャクチャな時代があった。
でも、コロンビアは、もともと美女の宝庫なので、探せば原石が転がっていそうですよ。ただ、ミスコンに出場するにはお金が掛かるので、そこいら辺がネックになってるんだと思います。
例えばベネズエラですが、今、国が大変な状態で「ミス・ベネズエラ」組織自体は派手な印象を発してもやりくりに四苦八苦してそうで、参加者に金銭的な負担が圧し掛かっている様子。
ということは、金銭的ゆとりのある家庭環境がない場合には、腕利きのスカウトの強力なバックアップを受けるか、さもなければそれに代わる何かを探さなければならない。
そう、その「それに代わる何か」が問題で、貧しい母子家庭のマリアナ・ヒメネスの黒いうわさってのも、現ベネズエラ国立銀行の頭取(政治家)の強力な支援で全身整形。「ミス・ユニバース2015」本選会には15名分の旅費も本選の衣装も全て負担してもらったとかで、その金銭の取り纏めを任されたデザイナーの本選衣装になんであんなダサい衣装を着せたんだと外野からの大ブーイング。
他方、メキシコの場合は、国が広すぎるので確かに候補者は多いのですが、完成度の高い美形を探すには限界がありそう。ルピタ・ジョーンズの選ぶ趣味も??ってか、彼女一人で選んでいる訳ではないし、麻薬が暗躍している国だから凄く難しい立場にはあると思いますね。
で、ロシアね~、確かに美女の宝庫ですがね、その割にはピンとくる代表が選ばれない、ってか、ロシアは飽くまでも「ミス・ワールド」に焦点を合わせてるので、選ばれた代表にあまりフレッシュさを感じないんですがね。
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