言の葉（山北宣久）：✝。十字架はわたしのためにこそ。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　主を十字架につけるこの私のためにこそ、
　　　　主は十字架にかかり給うたのです。

　　　　　（「おもしろキリスト教Q&A７７」山北宣久著　）


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　わたしはフツーのクリスチャンだが、いわゆる教科書的にカッチリと聖書を解釈していない。
　しかし、どのように「自由」に「主の十字架の出来事」を見ても、「ああ、このわたしのための出来事であった」という感謝してもしきれないほどの感謝の気持ちがふつふつとわたしの全身全霊を貫きとおしている。
　主が十字架にかかってくださったことはこの自分のためであったという自覚があたかもわたしのような取るに足りない小さな者を「主の十字架と同じ有様にしたのである」。簡単に言ってしまうと、主が十字架に架かってくださったことによってこのわたしも十字架にかかったのである。そして主は十字架の死により復活してくださった。このわたしのように主を十字架につけた者を生かすために。この全宇宙のすべてのいのちある者たちは、こうして主の復活のいのちに生かされる者となったのである。
　わたしはフツーのクリスチャンとして、この「いのちの出来事」を屋根の上で告げ知らせる者である。


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