言の葉（I・ジョン・ヘッセリンク）：祈りは与えられる。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　罪の赦しを願い求めることに関しては、信仰者で
　　　この要目をなおざりにする人はいない。

　　　　　　（「祈りについて」ジャン・カルヴァン著
　　　　　　　　　　　I・ジョン・ヘッセリンク編、解説
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新教出版社）

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　「お祈り」とは決して堅苦しいものでも、難しいものでもないとわたしは先に書いた。
　お祈りしたいとあなたが思った瞬間、あなたのうちに住んでくださっている主が如何様に稚拙なお祈りでもあなたと一緒に天の父に祈ってくださるのを体験する。
　そもそも「お祈りしたい」という思いは、主イエス・キリストがあなたの内に創造したものである。
　「お祈り」とはこの意味で神の自由意志と人間の自由意志が交わったところに創造されるものである。「お祈り」が主イエス・キリストに創造されると、あなたの良心が目覚める。するとごく自然に主イエス・キリストに「自分の罪の赦しを願い求める」ことも主イエス・キリストが与え、あなたと一緒に祈ってくださる。
　「み言葉」ご自身が一緒に祈ってくださるのである。
　だからどのような罪を犯していても大丈夫である。
　ずっと以前に「真の祈り」による「悔い改め」はあの悪玉ヒットラーでも「わたしは赦す」と主ご自身がまことに愛そのものの啓示をフツーのクリスチャンのわたしに与えてくださった。だから自分自身の罪による絶望に負けず（陥らずに）、主に向かってお祈りしよう。


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