言の葉(内村鑑三）：内村鑑三の言の葉。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　　　私たちは不義の子である。
　　　　　神の子と称されるに足りない者である。
　　　　　だから神は私たちを憐れんでくださった。
　　　　　その限りない憐憫（あわれみ）によって
　　　　　その独子をお降しになり、彼に完全き人
　　　　　としての生涯を送らせ、義を完全に行わせられ、
　　　　　そして彼を人類の代表者として受けられ、彼にあって
　　　　　人類を赦し、これを義とし聖めまた贖われた。
　　　　　神は今やキリストにあって人類を見ておられるのである。
　　　　　神の眼中に今や罪に死んだ人類はなくただ義に生きた
　　　　　人の子、すばわち人類の代表者であるキリスト・イエスが
　　　　　あるのみである。ここにおいて人は自己が罪に死んだことと、
　　　　　キリストが自己に代わって義を完全うされたこととを自覚し、
　　　　　また自白すれば、その時直ちに救われるのである。
　　　　　私たちはすでに贖われて世にあるからである。

　　　　　　　（「一日一生」内村鑑三著　教文館　）

　
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　この一文を読むと主によって「救われない人間は一人もいない」。そしてフツーのクリスチャンのわたしたちの信仰では主の十字架と復活の出来事は「全宇宙を救う出来事」である。
　全宇宙のすべての人間とすべての動物たちを救う出来事である。
　しかり、全宇宙は主の主王の王主イエス・キリストが創造なさったものであるからである。




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