言の葉（マルティン・ルター）：主の神殿。🏰。🐶。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。

　　　しかしわたしたちは、自分の手で神の真の宮を
　　　破壊しているのです。
　　　人の建てた宮を剣をもって防衛しようとやっきに
　　　なりながら、神によって建てられた宮である人間
　　　自身を破壊しています。

　　　　　（「イースター・ブック」マルティン・ルター著　R,ベイントン編
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中村妙子訳　新教出版社　）

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　上記引用文から強く思うこと、考えさせられることは、わたしたち人間はこの地球上で、各自の国で、いつも「抜きみの剣」を隠し持ちながら、相手の様子をうかがっているだけということにつきる。
　まことに「愛」ということなどまるで「全く関係がないかのごとく」である。
　だからわたしたちフツーのクリスチャンは「父と子と聖霊なる主」ご自身に祈る。
　「どうか主よあなたの愛で愛しあうことができますように、主イエス・キリストの御名によってお願いいたします。アーメン」というふうに祈りもとめることしかできないのではないか？
　このように書くと「あなたは人間を卑下することしか考えないのか？　」という非難が聞えて来るようだが、しかし「人間の真の現実」を知りつくしておられるのが主イエス・キリストご自身であるというわたしたちフツーのクリスチャンの信仰は永遠に変わらないだろう。
　わたしたち人間ひとりひとりは聖霊なる主がお住みになってくださる主の神殿なのだから。
　わたしたちの間に主イエス・キリストご自身が立っておられるのだから。


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