
「人間が何者だというので、
これをみこころに留められるのでしょう。
人の子が何者だというので、
これを顧みられるのでしょう。
あなたは彼を、
御使いよりも、しばらくの間、低いものとし、
彼に栄光と誉れの冠を与え、
万物をその足の下に従わせられました」。
万物を彼に従わせたとき、神は、彼に従わないものは何一つ
残されなかったのです。
(へブル人への手紙 第2章 6から8節 )
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主イエス・キリストのことである。
主は人性をおとりになり受肉なされた。
わたしたち被造物は彼が受肉されたので、みな兄弟姉妹である。
「万物を彼に従わせたとき、神は、彼に従わないものは何一つ
残されなかったのです」とあるように、彼は受肉されて
全き神全き人間になったが、救われたのは人間だけではけっしてない。
「人間が何者だというので、これをみこころに留められるのでしょう」と
あるように彼が人性をとり受肉され全き神全き人間になったからである。
なぜ人間を受肉の対象にしたのかは誰にもわからない。
それは「人間がいちばんえらいからだ」というのがたいていの人の意見
だろうが、わたしはそのようには思わないし、神はもっともっと深い愛の心
からそうなさったのだと思う。
「主の創造の全宇宙のいのちのシステム」という生命倫理がわたしには与えられて
いるが、この生命倫理を与えいのちというものを大切にすることを伝えたかった相手が、
ほかでもない人間だったから主は人性をとり受肉されたのだと思う。
主に栄光がありますように。
主イエス・キリストの御名によって。
アーメン。
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