飲み会のような・・・パート11

2011-09-27 | 日記
第102回石の会句会!
場所は新宿の「月の雫」
兼題は「露」でした。


【朝露は虫の涙とひとのゐふ】鈴蘭
泰さん:綺麗な表現です。はたしてその虫は何の虫でしょうか
鳥さん:きっと泣き虫なのでしょう
摩さん:なるほど。ひとはうまいことを言うもんだ
一さん:虫の涙というのは初耳ですが、日本人らしい情趣を感じます
惟さん:虫の世も辛きことが多いのか
素さん:川縁では去っていく秋をしのんでか、盛んに虫が鳴いています

【露葎音楽堂へつづく径】鈴蘭
泰さん:この先は音楽ホール。上野の奏楽堂を想います
鳥さん:露葎で複雑な楽譜が連想されます
摩さん:上野は芸大の音楽堂。何度か行きました。
一さん:ここにもむぐらが・・・結構ポピュラーなようです
惟さん:音楽堂を他の言葉と入れ換えてみるとガラリと印象が変わって
素さん:モグラたたきのタンゴなどいかが

【露の軒町を興すと洋食屋】鈴蘭
泰さん:洋食屋という言い方が良いですね。レストランよりひなびた感じがします
鳥さん:その心意気は貴重だ
摩さん:復興の槌音は庶民一人ひとりから
一さん:上五の情景が今一つ分かりません
惟さん:目標は大きく 頑張りの元
素さん:そうしないと客も来ないしね

【露けしやモデルルームのぬれた幕】鈴蘭
泰さん:なかなか売れないマンションのくたびれた垂れ幕、ますます売れない
鳥さん:摩天社の物件未だ完売せず?
摩さん:住宅展示場の前ではためく。「露けし」と「ぬれた」がダブるかも
一さん:艶消しですね
惟さん:子供連れの若い夫婦がこれから 人生いろいろ経験していくんだなあと
素さん:艶消しですね

【初秋刀魚まずは刺身と下ろしけり】鈴蘭
泰さん:贅沢な秋刀魚のお刺身。そして塩焼き
鳥さん:表皮を剥ぐのに失敗しぐちゃぐちゃ
摩さん:今年も味わいました
一さん:その通り
惟さん:途中で一寸つまみ食い うーん美味しい
摩さん:挨拶句なので○です
コメント (4)