「国債市場の流動性:取引データによる検証」には一見、債券取引(国債)の流動性とボラティリティーとの冒頭の様子だったが、先を読んでいくと、長期先物の取引が増えているとの事である。
実際グラフでも再現されており、これが2014.12までしかない。今年になっての動きが興味深いものだ。
主には日本、アメリカ、ついでに、ちょっとドイツや虫獄の情報が入っている。
非常に意味深である。何故なら全開でドイツと虫獄の情報が入ると、それはそれは面白すぎる事になることは確実だからだ。
色々仕掛けが見えてきて、ドイツの金融と工業が荒れるのは間違いない。同時に、ドイツが支えたEUの経済安定性は壊れる。
それはどうするのか?分からないが、ドイツと虫獄の債権は買われるだろう。ヤクザの追い込みと同じだ。狙いはCDSプレミアムだ。
だが、それよりも気になるのは長期国債の買取額だ。
図表15は背筋が凍った。
ここ5年間の取引のトップ10は全て外国の投資銀行である。
連中は5年から8年後ぐらいに仕掛けるだろう。
何時か?オリンピックが終わった時だ。
今まで、この流れに外れた事はない。