おせっちゃんの今日2

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ノッポさん・・・ご冥福お祈りいたします

2023-05-15 14:12:52 | いろいろ

今はもう大人になっている昔子供、その子供と一緒にテレビ画面を楽しんだ大人。多くの人が思い出の小箱の中に大事にしまっている番組です。
NHK教育テレビ、(1967~1990)「一緒に遊ぼう」「できるかな」で、一切しゃべらないキャラクターとして、人気を得ていた方ですね。無言で滑らかに動きながら、スイスイと絶妙な工作を仕上げていく人気番組でした。

最終回には「あーあ。しゃべっちゃった」と初めて声を出して終わりになさったのだそうです。

2022年9月10日88歳で亡くなっていたのだそうです。NHKが追悼の番組を放送し、発表の遅れた理由を明かしました。本人が、死後半年は明かさない様にと言い置かれたのだそうです。
すぐの発表で、皆が大事にしている思い出が生々しく消されてしまうことを、す~っと消えていくように、皆さんの心の中でいつまでも宝物として残るように、気を使っていらっしゃったのでしょうか。

出演がだんだん認められて来た頃、お笑いの方々も次第に世の中に存在を認められるようになってきていたのだそうです。お笑い芸人が「ノッポさんも、こうした芸を挟んで番組を創れば、もっと売れるよ」と勧めたことがあったのだそうです。

ガンとして聞く耳を持たなかったそうです。自分の趣味に合わないのです。子どもに自分が認めないものを見せるわけにはいきません、と無言を貫かれたのだそうです。

「親の背中を見て育つ」というでしょう。子どもたちには自分がいいと思うものを見せたい。子供は見ていますよ。背中も、前もと、ぶれない姿勢を続けられたのだそうです。

安らかにおやすみください。

 

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