おせっちゃんの今日2

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「侍ジャパン」の堅くて暖かい団結

2023-03-29 13:35:19 | いろいろ

日本列島、まだまだ平熱には戻らないようです。選手たちはそれぞれのチームに帰り、次の戦いの準備にはいたようですが、マスコミは、栗山監督、コーチを引き出して話題には事欠かないようです。おせっちゃんも聞き入ってしまうのですから・・・

WBCの開会目前の頃、大谷選手が帰国、チームに合流した頃の話です。日頃あまり野球を見ないおば(あ)さんの公園での話です。

「あんなに大谷君ばかり持ち上げて、他の選手の中には面白くなく、チームの和が乱れるのではないかなあ」。あるおばさんのつぶやきです。おせっちゃん、なんとも言えなくて黙りましたが、心の中で、少し同じ心配をしていました。

時間は開幕に動きます。ダルビッシュの後輩たちを指導しながら一つにまとめていく態度、遅れて帰国した大谷の明るい分け隔てのない態度。なじみのないヌートバーをことあるごとに引き入れようとする心遣い、などなど・・・
おばさんたちの心配は杞憂でチーム全体が温かさにまとまっているのには感心しました。
後に解説を聞くとこの「和」が優勝を呼び寄せたのだとのこと。

こうした選手たちをまとめる監督の心痛はなまじなものではなかったに違いありません。特に打撃の侍が、波に乗れないことでは、気を使ったに違いありません。

コーチをゲストに呼んでの監督を語るワイドショーがありましたが、野球を知らないにわかファンのおせっちゃんでさえ、その苦しみは分かりました。

コーチの言によると、打てない強打者を、ベンチに下げるということは、監督は最後まで気持ちを変えなかったとのことです。そしてコーチたちも、その監督の気持ちを理解しきっているから、その不動の気持ちをそのまま受け入れていたのだそうです。

「我々も信じていました。きっと最後のいい所できっと打つ!!と。そう信じたのです。でも監督の信じるは我々のとは違うのです。信じた上に、任せるのです。」

不振の壁を打ち破って、大事なところで確かに打ちました!!

信じて任せること、これには、野球の神様も脱帽だったのかしら。ゆるぎない強い信頼が神をも動かしたのかしら。


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