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おせっちゃんの今日2

こちらでお仲間入りいたします。
よろしくお願いいたします

詐欺師か?

2020-10-24 14:54:05 | 主婦として

昨日のことです。玄関からピンポ~ン。出て見ると(第六感が働いたのかドアーを開けずにドア越しですが)作業着(何かの団体の制服のような)を着た男性が見えます。そのまま「どんなご用?」と聞くと

「どんな御用?」
「なんとかかんとかの検査のことで・・・」
「説明が良く分かりませんけれど」
「先日、郵便受けに説明のパンフレットを入れておきましたが、見て頂けましたか」
「心当たりがないのですが」
「ご近所で近々工事をします。スマホなどの電波を強くするための工事をするのですが、工事の影響でテレビの見え方に害が現れるかもしれないのです。そのことを事前にお知らせして回っているのです」
「説明が良く分かりませんけれど」
「もう一度パンフを見て頂きたいのです。受け取ってください」
夫もいることだし・・・とパンフレットだけ受け取りました。
「検討してみてください。1週間後くらいにもう一度参ります」

もしテレビに障害が現れた時にはどんな改善手段をとるのかと質問すると、配線などを調べて不良個所に器具をつける、とのこと。
説明があやふやだし、修理のためには家に上がってもらうことになるではないか、これは怪しい、とにかく引き取ってもらう。

今朝、息子Kに電話。パンフを見ながら事情を話し、「こんな事ってあるの?」と訊きました。
「無視しなさい。怪しい!」
「電波を強くする、そのためにテレビが不具合を起こす、そんなこと聞いたこともない」
「大体そんなことが起こって各家庭に改善の工事をするなどという大事を、そんな下請け会社が訪問でやるはずがない。dokomoなり、auなりから封書で正式なお知らせがまずはいるはず」
「何にも分からない年寄りをだます恐れおおいにあり、無視して断れ。駄目だよ。甘い顔していては」
「家内に招き入れるなんてとんでもない」
「1週間後に来たら、もし本当にテレビに不具合が起きたらその時点で、対処します、と断れ」

いつもにこにこがトレードマークのKにしては真剣に、声も大きく厳しく、言います。

はいはい、自分では分からないことだし、受け答えがどうもあやふやだし、怪しいと思ったから電話したのよ、ちゃんと突っぱねるから安心して、と電話を切ったのでした。

人を見れば泥棒と思え・・・人間性善説を信じたいおせっちゃんには、悲しいことですが、おれおれ詐欺も無くならない世の中です。詐欺で治まらず、殺人事件も起こる世の中、やはり厳しく、賢い 意地悪ばあさんになるように油断なきよう暮らさねばなるまい。


幼児の事故

2020-10-14 14:45:09 | 主婦として

「主婦として」というより、「母親として」のほうがいいかもしれない。

昨日の朝日新聞朝刊の第1面、3分の2ページを使って「子どもののどに食べ物が」と子供の窒息死事故が特集されていました。先ごろ、東京都内の幼稚園で給食のブドウがのどに詰まって4歳の男児が亡くなりました。特集記事は、3年前に同様の事故で1歳4か月の長男に重い障碍が残った母親が教訓にしてほしいと取材に応じた内容でした。

その記事は関心のある方は新聞で探してみてください。
参考資料としてか、次のような、注意点が分かりやすく書かれていましたので、スキャンして載せておきます。

この記事を読み、この注意点のまとめを見て、私は何と幸運に恵まれて、無事に、事なき平穏のうちに育児を終わったものかと、何ものかに感謝するばかりの気持ちになりました。ここに取り上げられたようなことを、ことさら注意した覚えがないのです。育児の先輩からも、教えられた覚えがありませんでした。赤ちゃんを授かった時、保健婦さんなどからご注意はあるのでしょうか。親から子へと育児のコツとして申し継いで行かなければならないことと思います。

似たことに、ゆすぶられ症候群(?)の事故を聞きます。これも私はちゃんと知ったのは自分の育児の時ではなく、娘が育児をしている時でした。実際に、娘がやったことがあったのです。決して虐待などの行動ではないのです。可愛がる、あやしの一つとして、赤ん坊の名前を呼びながらゆすぶったのです。私はちょうど遊びに行っていてその場に居合わせたのですが、そしてすぐ前にニュースで、大変な事を引き起こしかねないと覚えたばかりでした。慌てて止めて、母娘でほっとしたことだったのです。

育児の基本の基本を案外知らないことがあるのですね。それともわが家が迂闊家族だったのでしょうか。保健婦さんや、産科のお医者様など、産婦に教えてくださる機会は無いのでしょうか。

 


今までありがとうね

2020-09-23 14:11:56 | 主婦として

トップにとんでもないものを登場させて失礼します。この姿ですけれども、我が家では30年おさんどんの主婦を助けてくれた功労者なのです。

30年前には我々夫婦も。子どもたちも元気いっぱい、食い気満点の時代でした。夕食はボリューム満点、揚げ物・肉入り炒め物がテーブルの真ん中にどっかりと大皿で座る時代でした。この直径30センチの中華なべ、フライパンは、家族でお出かけも兼ねて合羽橋まで行って買い求めたものだったと記憶しています。
親子4人に加えて次兄の長男が大学の2年生まで下宿しておりまして、その胃袋を満たすべく大活躍をしてくれたのでした。

主婦の私も若かった、中華鍋が重いなどと思ったことはありませんでした。戦後、農地改革で米も麦も自分で作らなければならないことになって、俄か百姓をして凌いだのです。女の細腕(?)で1俵60キロのカマスをエイッと持ち上げることはかなわずとも、地面を擦るように躱すことはできていました。二の腕には力こぶができていました。中華鍋なんざ~・・・でした。

それが甥っ子が本郷に行き、子どもたちが独立して出て行き、年を重ねて、私はおばさんから婆さんへと移ろいました。夫と二人分作るのには大きくて、買い替えるべきだよなあ、と思いつつもそのまま使っていました。炒め物を仕上げて皿に移す時、その重みに手が震えるようになり、腕だけでなく、胸の筋肉までがピリピリするように弱ってきてしまいました。

2か月ほど前のことです。リハビリで、整形に行き、カーテンで仕切られたベッドで順番が来るのを待っていました。隣から腕を痛めたという女性とリハビリ先生との会話が聞こえてきます。どうも台所で重いものを持ったのが原因のようです。治療が終わって顔を合わせた時、「私一人ではないのですね。中華鍋は無理ですかねえ」と話し仲間に入りました。まだ若い、孫のような先生が
「そうですヨ。何にもしないのは勿論いけませんが無理はいけません。おせっちゃん、意地を張って、大きな鍋と格闘しないでください。今の家族に合うようなものに買い替えてください」とおっしゃいました。
もう鍛えるという段階は過ぎているのでしょう。

台所の功労者ですが、二つには引退してもらうことにしました。功労者ですから、最後にブログに登場させてやろうと思ったのです。
先ほど粗大ごみセンターに電話して見ましたら、各個400円で引き取ってくれるとのこと。

今までありがとうね。よく頑張ってくれました。感謝!!


知らなかったマナー

2020-09-12 14:36:15 | 主婦として

主婦をやり始めてすでに55年も越える程に月日を積み重ねましたが、知らないマナーがあることに直面して、恥ずかしく思うことがいろいろです。

今朝の日経新聞 プラス1のマナーのツボで、またまた教えられました。知らなかった~!
訃報のハガキに返事をする時のマナーです。

● お悔やみの手紙は一重の封筒で とのこと。
悲しいことは何回も繰り返さないように、という意味で決まっていることなのだそうです。洋装の時真珠のネックレスは許されるけれど、2重のものはいけないというのも同じ考えなのでしょうね。

喜び悲しみいろいろな場面に遭遇します。娘が結婚を控えている時、お祝をいただきました。祝儀袋に現金でした。2万円いただきました。包の中の2万円は1枚の1万円札と2枚の5千円札でした。マナーを知らなかった私は、「あら?!1万円札で揃わなかったのかしら、とつぶやきました」。お友だちが教えてくれました。

万札2枚では「二つに割れる」と言って、結婚のお祝いには縁起が悪いのよ。わざわざ3枚にして、割れない幾久しい仲をお祝いするのよとのことでした。

逆に、ご仏前などは、封筒が一重のものにするのと同じ理由で、3・5・など奇数にするのだとのことです。

自分が知らなかった言い訳めきますが、こんなマナー、お若い方々引き継いでいらっしゃるでしょうか。でも人生の重大な折り目のマナーです。知っておいたほうがいいですよね。