赤い月

今週もお疲れ様の一週間でした。
週始めは元気いっぱいなのですが、週も後半になるとやはり疲れてきますね。これは齢のせい？それとも病気のせい？いずれにしても、明日は休みです。

家に帰って、テレビを見ていると、下の娘が『月が赤いよ！！』と知らせてくれました。慌ててて、外に出てみると、やはり赤い！！早速月の撮影会となりました。娘は Pansonic DMC-FZ5 で撮影です。
今のデジカメは手ぶれ防止装置が付いているため、こんな超望遠側でも手ぶれはしませんが、撮り慣れていない娘はうまくいきません。そこで三脚でカメラを固定してバッチリ！！娘はうまくとれて満足そうでした。

それとあっという間に画面から月が消えてしまったのにびっくりしていた様子でした。Pansonic DMC-FZ5 は35mm判換算 36～432mm相当のレンズです。月の撮影ではテレ側いっぱいのところで撮影しているので 432mm 相当ということで、撮影角度は約 6°です。月が２４時間で地球を一周すると考えると（本当は２４時間より少し長い）一時間に15°ですね。ということは、画面の中心に月を入れた場合、ファインダーの角までが約 3°ですから、十数分で月は画面から消えてしまいます。この速さにはびっくりですね。

それと月が赤い理由ですが、日の出日の入りの太陽が赤いのと同じです。今日は気温が上がって、上空に霧みたいなものが発生していたと考えられます。そのため霧の水蒸気が青い光を吸収したため、赤くなったのだとおもいます。水蒸気量が多すぎると雲になってしまうので、空の微妙なバランスが楽しいショーを見せてくれました。

この現象もいつも見られる訳ではなく、ラッキーな一日でした。今週の疲れも吹っ飛ぶくらい、感動しましたよ。発見した娘に感謝！感謝！！ですね。