オペラ座の怪人な日々

オペラ座の怪人とドールハウス作りにはまっているミミルのページです。

オランダ・キャスト盤(1993年)

2017-09-14 10:03:00 | オペラ座CD
オランダ・キャストのCDが届きました。
1993年のものだそうです。

タイトルは普通に英語ですね。
(この理由は後ほど憶測してます。)
ドイツ盤はドイツ語でしたし、タイトルはわりと現地の言語に変換されているものが多いです。
劇団四季のCDも「オペラ座の怪人」ってなってますもんね。
あ!確認したら、それはオリジナル・キャスト盤だけだった(^_^;)
ロングランと10周年は英語でしたね。



曲名はほとんどがオランダ語のようです。
最後の方は何が何やらまったくわかりません。
しかし、この曲目リストが大問題です。
リストによれば13曲となっていますが(最後の曲は、タイトルは2つ書かれてるけど、多分1曲という趣旨かと)、
実際にはトラックは14あります。
そして、「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」の途中のファントムが怒るところでトラックが分かれてしまっていて、
その部分のトラック情報が「アントラクト」になってしまっています。
ケース裏面のリストの曲名とPCに読み込んだ時のトラック情報のズレは以下の通り。
9「Entr'acte (Instrumentaal)」⇨(9)ファントム怒るところ
10「Bal Masque」⇨(10)アントラクト
11「Kon Ik Nog Maar Even Bij Je Zijn」⇨(11)マスカレード
12「Er Is Geen Weg Terug」⇨(12)wishing you were somehow here again
  なし⇨(13)point of no return
13「Weer Opnieuw Naar De Diepte/Waar Is De Moordenaar?」⇨(14)down once more/track down this murderer
そして、iTunesなどでは、
(13)の曲名は、「Weer Opnieuw Naar De Diepte」、(14)の曲名は「Weer Terug Naar De Diepten/Waar Is De Moordenaar?」と表示されていました。
いくらオランダ語が全くわからない私でも、さすがに9〜11のあたりは明らかにおかしいとわかりましたよ(^_^;)
これは、iTunes上では手動で直したりできるんでしょうけど、困りましたね。
長年itunes使ってますけど、こんなCD初めてだなぁ。



ドイツ盤と違って、歌詞カードがついてます。親切ですね。オランダ語分からないので、内容は分かりませんけど。

しかし、分からないながらも歌詞カードを眺めていて気付いたのですが、役名に「SPOOK」というのがある。
スプーク?スヌーピー?
なんと、これがファントムなのです。
ファントムじゃなくてスプーク、、、
たしかに「オペラ座の怪人」の曲名にもSpookの文字が、、、
オランダ語でファントムの意味なんでしょうけど、ちょっと字面とか、響きが微妙じゃないですか?

ここからは完全に私の憶測なんですが・・・、
もしタイトルが「HET SPOOK VAN DE OPERA」だったら、
ちょっとイメージ違う!みたいになったんじゃないんですかね。
RUGから横やりが入ったとか・・・。
真相はわかりませんけど、各国の「ファントム」という意味の単語の中で、
いちばん字面がイマイチに個人的に思えるので(-_-;)
まだ届いていないですけど、ポーランド盤もちょっと変な感じだったけど、
ここまでではないかも。
ロシア語とかになるともはやまったく読めないので、別物みたいにも思えますけどね。

そんなわけで、
オランダ盤では、ファントムはスプークと呼ばれ続けます。
ここ、ファントムじゃだめですかね?
そう思うと、日本語は浅利慶太が苦心した末なのかもしれませんけど、
歌詞の部分は「ファントム・オブ・ジ・オペラ」で落ち着いてよかったです。
「オーペラざのカイジンー」とかってヤダな(´•ω•`;)

セリフはわりと入ってるほうだと思います。
とくに気になったのは、
ポイントオブノーリターンのあと、カルロッタがピアンジさんの遺体を発見して、嘆き悲しむところがやたら派手に入ってました。
劇団四季では、ここってセリフなかったように記憶してますが、ありましたっけ??

あと、マスカレードのタイトルは、Bal Masqueとなっていて、フランス語っぽいです。
発音は、「バルマスキー♪」みたいな感じ。

ラストのアイラブユーの部分ですが、アイラブユー的なセリフは1回だけでした。
よかった!
3回も言うのはドイツオリジナルの演出なのか!?

さて、肝心のファントムの声ですが、低さはちょうどいいですが、ワタシ的には深みとかが物足りないです。
クリスも、ちょっと歌唱力不足というか、「聴かせ」てはくれません。
ラウルはこんなもんかなー。
全体的にドイツ・キャストよりも物足りないかも、という印象でした。
そんなに繰り返しは聞かなくてもいいかな(^_^;)