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オペラ座の怪人な日々

オペラ座の怪人とドールハウス作りにはまっているミミルのページです。

モーツァルトの「魔笛」

2018-03-15 10:00:00 | その他
※ オペラ「魔笛」に関するネタバレを含みますので、ご注意ください。

横須賀芸術劇場で、宮本亜門演出のオペラ「魔笛」を見てきました。
厳密にはオペラではなく、ジングシュピール(歌芝居)というジャンルらしいのですが、まあ、日本人からしたらオペラでいいのではないでしょうか。

普段は神奈川県民ホールの出し物みたいですが、まだ県民ホール工事中なので、今回は特別に横須賀芸術劇場でやったみたいです。
横須賀芸術劇場は初めてですが、汐入駅目の前で、アクセス抜群です。
神奈川県民ホールなんて、関内駅からだとかなり歩きますもんねー(´-`)

この魔笛は数年前にオーストラリアのリンツで初演されたものらしく、わりと奇抜な演出かと思います。
出演は二期会、演奏は神奈川フィルハーモニーで、原語のドイツ語上演でした。

私は、魔笛の生舞台は、小学5年のときにウィーンのフォルクスオパーに連れて行ってもらったのが初めてでした。
ドイツのほうでは、子供のころに親が魔笛を見せて、子供がオペラを見る習慣を培っていくのだとか。
日本ではなかなか文化的なものに対してそういう習慣ってないですよね~。

とまあ、見たのが余裕で四半世紀以上前ということで、ストーリーの記憶も曖昧だし(そもそもドイツ語わからないし、字幕なかったし)、
予習をしなければ!と思い、
2013年のバーデンバーデン音楽祭で上演されたものがNHKで放送されたものを見ました。
これは主人公のタミーノがなかなかのイケメンで、劇中の設定ともマッチしていました。
衣装は白スーツとか、タイトなワンピースとか、まったくの現代風です。
私のお気に入りは鳥刺しのパパゲーノ。
キャンプに行くみたいな大きなリュックをしょって、ベイスターズみたいな色合いのキャップを被っています。
この役者さんもなかなかのイケメンでした。
やはり声も大事ですが、ビジュアルもね(๑ơ ₃ ơ)♥
なお、この舞台は、ほとんどセットもなくて、かなり削ぎ落とされた感じでしたね。

そんなのを踏まえて宮本亜門版を見てみましょう。
冒頭の序曲の段階からかなり冒険してます。
いや、まさに冒険が始まるんですけど(笑)
普通は序曲って、ぼけーっと聞いてるだけ(これから始まる本編に胸をときめかせる時間)だと思うのですが、
この亜門版は、いきなり小芝居みたいなのが始まるのです。
サラリーマンのお父さんが会社をリストラされてきて、子どもたちに当たり散らしてるところにお母さんが買い物から帰ってくるのですが、
お父さんはお母さんにも辛く当たるので、お母さんはヘソを曲げて荷物をまとめて出て行ってしまいます。
ますますヤケになったお父さんが飲んだくれていると、なぜかテレビ?(プロジェクターのスクリーン)に入ってしまい、
テレビゲームの中の人物になって悪者にさらわれたお姫様を助けに行く、、、という展開に。

正直、この演出は人を選ぶと思います。古典的なものを期待した人は、え!?となってしまうでしょうね。
こういうのは、いろんな演出の魔笛を見尽くした人向けなんでしょうか?
かなり衣装なんかも、刺激的だったり、変わった感じでしたし。
現に、母は「序曲のところのあのドタバタ劇はなんなの?あれ必要なの?」と申しておりました。
私は、テレビゲームの中に主人公が入ってしまうという設定自体は、買うときに広告で知っていたのですが、
もうちょっとドラクエっぽい雰囲気を期待していたところ、ちょっと違ったかな、というイメージ。
なぜかパパゲーノが風俗街のポン引きみたいだったし(^_^;)
あとは、夜の女王の3人の侍女の衣装がとっても奇抜で(笑)
演者さんはすべて日本人でしたが、さすがみなさんドイツ語お上手で、外国のオペラを見ているのと違和感はないですね。
私は、パパゲーノ役の方が見た目や演技はめっちゃコミカルなんですけど、歌がいちばんステキだと思いました。
主人公のタミーノ役の方は、個人的にちょっと声量が足りないかな、という感想です。
でも、オペラは普段見慣れているミュージカルとは違って、マイクを通さず肉声でやっているわけですから、
本当にすごいですよね。
でも、ということは、前の方の席のほうがよりよく聴こえるってことなんでしょうかね。
ちなみに、今回、私の席は最前列だったんですけどね。
後ろのほうの席でもちゃんと聴こえるのでしょうか?
夜の女王は1幕と2幕にアリアがあって、どちらも超絶技巧が要求されるそうなんですけど、
特に2幕の「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」 の「あああああああああああー、あああああああああああー」(これで伝わるのか??)は
超有名で、オペラとかをあまり知らない方でも聞いたことあるのではないでしょうか。
とにかく、聴いているほうが緊張して思わず身を固くしてしまう一瞬ですよね。
オペラ座の怪人のタイトルナンバーラストでクリスティーヌがファントムに操られて超絶歌唱するところも私は同じような気持ちになります。
(ちなみに、最近知ったのですが、四季ではあのシーンは録音らしいですね。それを聞くと、ちょっとホッとする(^_^;))
あと、夜の女王の娘パミーナ役は、幸田浩子さんという方で、私は知らなかったのですが、この方はけっこう有名な方だそうです。
それだけのことはあって、2幕のパミーナのアリアなんかは、あまり歌詞が分からなくても(一応字幕は表示されるのですが)、
思わず涙がこぼれそうになるほど魅了されました。素晴らしい歌声だったと思います。

で、ストーリーなんですけど、
魔笛って、基本はこんな流れなんですよね。
①タミーノ蛇に襲われる、それを夜の女王の3人の侍女が助ける
→②夜の女王登場、娘パミーナの絵を見せて、悪者にさらわれたから救出してくれとタミーノに依頼
→③鳥刺しパパゲーノをお供にしてタミーノは3人の童子に導かれて悪者ザラストロのもとに向かう
→④実は夜の女王こそ悪者で、ザラストロは偉大な賢者であったことが判明
→⑤夜の女王がパミーナを「ザラストロを殺さなければ親子の縁を切る」と脅し、パミーナは苦悩する
→⑥タミーノはザラストロに見込まれて試練を受けるが、沈黙の試練ゆえ、パミーナとしゃべらない
→⑦ショックを受けたパミーナはタミーノに嫌われたと思い、また実の母のひどい仕打ちに苦悩し、自殺を図ろうとするが、3人の童子が止める
→⑧そのころ、パパゲーノは恋人が欲しいと騒ぎ、パパゲーナとようやく会えるが、パパゲーナが連れ去られてしまう
→⑨彼女ができないなら死んだ方がまし、とパパゲーノは自殺しようとするが、ここも3人の童子に止められる(のちにパパゲーナと結ばれる)
→⑩3人の童子のおかげで再会を果たしたタミーノとパミーナは互いの愛を確かめ合い、二人で火と水の試練を受け、みごとに耐え抜く
→⑪そのころ、ザラストロの城に夜の女王たちが侵入してきていたが、なぜか急に地獄に落とされる
→⑫全員がタミーノ&パミーナとザラストロを讃えて大団円
ちなみに、今回の宮本亜門版は、⑫のあと、序曲のときのリビングに再び場面が戻り、
出て行ったお母さんも戻ってきて、家族みんなが仲直り、というハッピーエンドで締めくくられます。

①~④のあたりまでが1幕なので、2幕のほうが少し時間も長く、内容も盛りだくさんといった感じです。
なので、私もちょっと1幕の最後あたり、まぶたが重くなったような(^_^;)
それに対して2幕のほうが時間は長いながらも、見せ場が多く、まったく退屈することなくラストに向かっていったという印象です。
でもまあ、これだけでもツッコミどころの多いこと(笑)
⑤のくだりは、本当は複雑な因縁みたいなものが夜の女王とその夫とザラストロとの間にあるらしいのですが、
現代のバージョンではセリフの部分が大幅にカットされているため、観客にはまったく事情が分からない仕様となっているらしいです。
注目すべきは、⑨のパパゲーノ!彼女ができないなら死んだ方がマシて(^_^;)童貞レベルMAXですね。
でも、パパゲーノは飲んで食べて暮らせりゃ満足、あとは彼女(女房)が欲しい、っていう人で、
登場人物の中でいちばん俗物で人間らしいヤツです。
パパゲーナと末永く幸せになってほしいな(*^_^*)
パパゲーノとパパゲーナのナンバーは、「ぱ、ぱ、ぱぱぱぱ」というやつで、
ある年代以降の方ならアイスの「パナップ」のCMと言えばピンと来るはずです(笑)
これは、何歳くらいの人まで通じるのでしょうかね?40前後の人でしょうか??

⑪の場面は、ほんとに唐突で何が起こったのかよく分からないうちに、悪者が退治されていました。
でも、最後の大団円には夜の女王がパミーノと抱き合うとこもあったので、
ほんとに地獄に落ちちゃったのではなく、後で改心して和解できた、ということなのでしょうか。
このあたりも、もしかしたらカットされたセリフのところで描かれていたのかもしれませんよね。
まあ、いいですけど。
⑥のしゃべってはいけないという沈黙の試練ですが、どうしても子供のころに読んで涙した芥川龍之介の「杜子春」を思い出します。
あのお話はすごく好きで、親が苦しむ姿にもし杜子春が声を出さなかったら、仙人は彼を殺してしまおうと思っていたというあのオチは子供心に感銘を受けましたなぁ。
まあ、魔笛の試練では本当にしゃべらないのが正解なんですけどね。

たまにはオペラもいいものですね。
オペラ歌手の方がたの歌唱、すばらしいです。演技もしながら、あれだけの歌を歌うというのはいかほどのことでしょうか。
生オケの魅力も堪能できましたし。
そして、今さら私が言うのもなんですが、モーツァルトは間違いなく天才ですね。
彼の音楽はオペラやクラシックに普段なじんでいない私のような人間でも、すっと入ってきて、とても心地よいです。
メロディーの美しさもさることながら、あんな超絶技巧を求めるのもアンドリュー・ロイド・ウェバーと共通していますよね。

とはいえ、オペラは敷居が高いので、なかなかは行くことができませんが、
今後もときどきはモーツァルト作品を見ていきたいな、と思います。



コンサート目白押し♪

2018-03-07 15:00:35 | その他
来月開幕のノートルダムの鐘が始まるまでの間、ちょっとネタ切れなので更新をさぼっており、失礼いたしました。
今週末には、ミュージカルじゃありませんが、宮本亜門演出の「魔笛」を観に行く予定です。

さて、今年はアンドリュー・ロイド=ウェバー生誕70年だそうで、
日本でも記念コンサートがシアターオーブで開催されます。

詳細はこちらhttp://theatre-orb.com/lineup/18_wmcs/

しかし、このコンサート、3か月後だというのに、キャストの情報とかまったく発表されていないんですよ!

ただ、「選りすぐりの名曲を、ブロードウェイやウエストエンドなどでロイド=ウェバー作品の主役として名を馳せるスターたちの歌声と共にお届け。」とだけ。
(シアターオーブ公式HPより)
おやまあ、ずいぶんと思わせぶりじゃないですか!
でも、ブロードウェイやウエストエンドと書いてあるので、日本人のみ、ということはないですよね?ないですよね?
世界のトップクラスの人たちが歌ってくれるんですよね!?
という信頼のもとに、3月3日(土)の先行発売開始とともに、チケットをとりました。
誰が出るのかもわからないのでビミョーではありますが、最前列をゲットー!

それに、ちょっとチェックを怠っていて、最近知ったのですが、
オーチャードホールでやるミュージカル・ミーツ・シンフォニー(MMS)というコンサートもあって、
こちらにはなんとジョン・オーウェン・ジョーンズ&ノーム・ルイスが出演するというじゃありませんか!
http://hpot.jp/stage/mms2018

2人とも言わずと知れたファントム俳優です。
もちろん、バルジャン&ジャベールでもありますが。
あー、JOJ、今度日本に来たらぜったいに聴きに行こうって思ってたんだよなー。

でも、ウェバー記念コンサートとあまりに時期が近接しすぎている。
というか、ほぼ立て続け。あー、でも、平日の渋谷とかまじ行きやすい。
どっちかにしようかな、と思っていたのですが、
「後悔先に立たず」がモットー(?)な私は、えーい!とMMSもポチってしまいましたとさ。
これ、まさか、ウェバーのほうもJOJ&ノーム・ルイスってことないですよね?
ちょうど日本に来てるからタイミングいいじゃん!的な(笑)
たしかに、上で書いた紹介文には申し分ない人たちですけど、でも、さすがに連チャンは・・・ってなりますよね。
ミュージカル好きな人はだいたいどっちも行きそうですもんね。
そりゃ、おんなじ演目何回も行ったりするけどさ、
でも、主催者やテーマも違うんだから、できれば別の演者さんで見たいよー、って思いますよね。
あ!でも、いま公式サイトをよく見てみたら、MMS大阪公演が一部ウェバー記念コンサートとかぶってる!
ということは、キャストがかぶることもなさそうですね。

先行発売で買うのはマニアックな方々だと思いますが、
10日の一般発売までにはさすがにキャスト発表されますかね?
ドキドキするなー。
まさかのラミンもウェルカム!
(ラミンは、エビータのメッセージ動画見ると、今年来るのは7月だから!って強調している感じがするのよね。)

ちなみに、ラミンは韓国で5月に行われるウェバー記念コンサート&オペラ座の怪人への出演が決まっているそうです。
いや、ほんと、できれば、日本も同じ感じでお願いしますよ。
なぜ日本ではオペラ座の怪人全曲ガラコンサートやってくれないんだろう。
ソウルと同じようにお願いしますよ、ほんと。
あー、もう!
ソウルのチケットの取り方わからないけど、
もしできたらソウルにラミンのファントム聴きに行きたいと思っています。


なお、私がシアターオーブでのウェバー記念コンサートの最前列をゲットした後から、
母が「私もやっぱり行きたい」と言い出しまして。
彼女は最近、ジーザスを見てからマリアのナンバーが頭をぐるぐるしているそうです。
しかたないので、同じ公演で別の席をとってあげました。
考えてみたら、公演中はおしゃべりするわけでもないし、必ずしも並び席でないとダメってわけでもないのですよね。
離れた席でも、行き帰りはいっしょにできるわけですし、1階席どうしなので、休憩中にも会いやすいし。

【2018.3.7追記】
韓国のオペラ座の怪人コンサートは、韓国のチケット予約サイトYES24というのに会員登録して、
やってみようと試みたのですが、韓国国内の人でないとはじかれてしまうシステムで
(韓国内の携帯番号かI-PINとかいう個人番号のようなものが必要)買うことができませんでした。
しょんぼりです・・・。
しかたがないので、日本語表記が頼もしいインターパークで買えたらと思いますが、
本日現在、韓国向けでは発売されているものの、外国向けのグローバルでは販売されていないようです。
更新してチェックしているのですが、そのたびにトップページにはビリーエリオットしか出てこなくて、
これが地味にイラツキます(-_-)
なんでビリーエリオットばかり出てきて、オペラ座の怪人出てこないんじゃ~!!と。
ビリーエリオットって見たことないですが、嫌いになってしまいそう。
完全に八つ当たりですね。ビリエリファンの方、すみません。

【更新】今年の観劇スケジュール

2018-03-07 10:00:00 | その他
思いがけず、コンサートの予定などが増えたので、更新しておきます。

1月
オペラ座の怪人@京都×3 ←済

2月
ジーザスクライスト=スーパースター@川崎 ←済

マイケル・ボール&アルフィー・ボーのコンサート@渋谷 ←済

3月
魔笛@横須賀(ミュージカルじゃないけど)

4月
ノートルダムの鐘@横浜

5月
オペラ座の怪人コンサート@ソウル(チケットの取り方わからないけど、何とか行けるようにがんばる!!)

ノートルダムの鐘@横浜

モーツァルト!@帝劇 ←New!

6月
ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2018@渋谷 ←New!

アンドリュー・ロイド・ウェバー記念コンサート@渋谷 ←New!

モーツァルト!@帝劇 ←New!

ノートルダムの鐘@横浜

7月
エビータ@渋谷×3

ノートルダムの鐘@横浜

8月
キャッツ@大井町(予定)

ノートルダムの鐘@横浜 

9月
オペラ座の怪人@静岡(予定)


10月
マリー・アントワネット@帝劇(チケット取れれば)

11月
キャッツ@大井町(予定)

オペラ座の怪人@仙台(資力・体力の余力あれば・・・)

12月
未定


バック・トゥ・ザ・フューチャーのミュージカル化って???

2018-02-23 10:00:00 | その他
映画「グレイテスト・ショーマン」を見たことで、
ミュージカル作品の「映画⇔舞台」ということについてちょっと考えてみました。
グレイテスト・ショーマンは、すでに舞台化の話が出ているようですが、
私自身、見た瞬間、「あ、これは舞台で見たい!」というか、
思いっきり拍手したいな、と思いました。
まさに舞台化を見据えて作られた作品だと思います。

「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」は、その逆で、
もともとは大ヒットミュージカル(舞台)だったものが映画化されたもので、
これらも大ヒットを記録しているわけです。

それ以外に、映画から舞台化という経過をたどったパターンの中に、
非ミュージカル映画 → ミュージカル舞台
というものもありますよね。
というか、今の時代、このパターンもわりと多そうですよね。
とはいうものの、私は海外のミュージカル事情にも詳しくないし、
自分が好きな演目以外はよく分からないのですが(^_^;)

このパターンで浮かぶのは、最近だと
「ファインディング・ネバーランド」とかでしょうか。
(映画も舞台も観ていないですけど)

さて、ここでタイトルにつながるんですけど、ふと思ったんです。
私が小学生のころ(年齢がバレる(^_^;))に映画館で見て心酔して熱狂したあの名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(以下BTTF)もミュージカル化に非常に適しているのではないかと。
起承転結がはっきりした単純明快なストーリー展開、
メインテーマやpower of Love、Johnny B Good などの印象的な挿入歌たち。
まさにミュージカルにうってつけじゃないですかぁ。
そう考えると、マーティとビフの追っかけっこのシーンや、
ザ・50年代という深海のダンスパーティーのシーンなんか、
もうミュージカルのワンシーンとして目に浮かんでくるぐらいですよ!
あとは、デロリアンがタイムスリップする瞬間のスピード感を舞台でどう表現するか、も見ものですよね。
マーティとドクの友情をもっと掘り下げてもいいかもしれないし。

などなど、絶対ミュージカル化したほうがいいって、これ!
と一人で妄想にふけっていたら・・・。
なんと、実際にミュージカル化の話があったらしいです。
ぜんぜん知らなかった!
2014年ころのニュースで、「BTTFが2015年にウエストエンドでミュージカル化!」っていう見出し発見。
2015年はBTTFの公開から30年であり、パート2でマーティが訪れた未来でもあるので、
BTTFファンにとっては思い入れの強いアニバーサリーイヤーなのよね。

なんて素敵な企画なんだろう!
あー、どんな作品になったんだろう、見たかったなあとか思っていたのですが・・・、
ネットでいくら検索しても、ミュージカル化っていうニュースだけで、
実際のミュージカルがどうだった、とか、誰が演じたとか、そいういうのが一切ヒットしないんですよ。
あれ?これはもしかして、話題にもされないほどの大コケだったか!?と不安に。
私がプロデューサーでも絶対にゴーを出す企画なのに!
やっぱり、ウエストエンドっていうのが間違いだったのかな?
だって、めっちゃ50年代のアメリカが舞台なんだから、
そんなのイギリスでは受けいられないよね。やっぱりブロードウェイにしておけば・・・とか、
また勝手にいろいろ妄想していたんですけど。

どうやら、実現されなかったらしいです、この企画。
英語のwikipedeia(そこは翻訳サイト頼み)を見てみてようやく謎が解けましたよ。
wikipediaによれば、こういうことみたいです。
「2014年8月に監督のジェイミー・ロイドがいわゆる『方向性の違い』からゼメキスとともに製作から離れ、
作品のリリースは2016年に延期された。その後、2017年11月現在も何のニュースも進捗の発表もなされていない。」

製作サイドの足並みが揃わなくて頓挫しちゃったわけですね。
楽曲は、映画でも音楽を担当していたアラン・シルベストリなんかが担当するってなっていたので、
期待大だったのですが、そもそもこういう大人の事情で実現しないなんて、残念すぎる~
絶対にミュージカル化したら楽しい作品になると思いますよ。
タイムトラベルのドキドキ感、間に合うのか~という手に汗にぎるハラハラ感、
いじめっ子をやっつける爽快感、ドクとマーティの友情にもほろり、笑いあり涙あり、
子供から大人まで楽しめるいい作品になる要素満載だと思うのです。
まぁ、楽曲のよさも求められますけど、そこは何とか乗り切れるハズ!
生オケであのメインテーマ(青木宣親のファンファーレとしても使われてたアレ)がオーバーチュアとして演奏されるの聴きたかったなあ。

何かが起きて、奇跡的に2年後くらいに実現したりしないですかね?
続報などの情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m




今年の観劇スケジュール(仮)

2018-02-17 10:00:00 | その他
今年はほんとに自分史上最高のミュージカルイヤーで、
わけわからなくなりそうなので、自分のための備忘録も兼ねて、リストアップしときます(-´∀`-)

1月
オペラ座の怪人@京都×3 ←済

2月
ジーザスクライスト=スーパースター@川崎 ←済

マイケル・ボール&アルフィー・ボーのコンサート@渋谷 ←済

3月
魔笛@横須賀(ミュージカルじゃないけど)

4月
ノートルダムの鐘@横浜

5月
ノートルダムの鐘@横浜

6月
ノートルダムの鐘@横浜

モーツァルト!@帝劇(チケット取れれば)

7月
エビータ@渋谷×3

ノートルダムの鐘(確定)

8月
キャッツ@大井町(予定)

ノートルダムの鐘@横浜(確定)!千秋楽!

9月
オペラ座の怪人@静岡(予定)


10月
マリー・アントワネット@帝劇(チケット取れれば)

11月
キャッツ@大井町(予定)

オペラ座の怪人@仙台(資力・体力の余力あれば・・・)

12月
未定

こうして見ると、7,8月あたりがヤバイですね。
やっぱりエビータ3回ってのが(笑)
あと、8月からキャッツ始まるし。
どの程度の頻度で大井町に通うことになるのか、未知数です。
ノートルダムの鐘は4月から8月まで毎月だし。
でも、神奈川芸術劇場のオペラ座の怪人のときに、もっとチケット買っとけばよかったと後悔してもしきれなかったので、買えるだけ買っといたんだ٩(。•ㅂ•。)و

7月は野球はオールスター休みとかがあるのでわりと楽なんですけど、
8月は後半とかはペナントもなんとなく見えてきて佳境だったりするかもしれないので、ハードかもなあ。
今年はポストシーズンはおとなしくこっちで見守ろうとは思っていますが。

それから、帝劇系は久しく行っていないので、チケットの取り方もよくわからなくて、
行こうと思ってチケットが取れるものなのかどうかも未知数です。
先行抽選申し込んだモーツァルト!当たるといいなぁ、と思うけれど、
簡単には当たらないものなのかな?
当たれ~(๑ơ ₃ ơ)♥