NHKカーネーションおもろっ！ 家政婦のミタと南極大陸は・・松嶋菜々子の勝ち

岸和田を舞台にした
「カーネーション」はとことん面白い。





これまでの朝のドラマは　
おりこうさん過ぎる主人公だったり
（「ひまわり」主人公　でき過ぎだし、どうして家族内で敬語？）　

不必要にドジだったりと

なんとなく現実離れしていて

私はあんまり熱心には見ていなかったのだが・・

この15分間を　テレビの前に座り込んで見るのは
初めてのことである。

まず
登場人物の岸和田弁が正しい。

主人公の関西弁が変だと
見ていて
げんなりしてしまうのが常だが

「いと子」の　ガラの悪い岸和田発音（岸和田人の方、ゴメンナサイ）が
小気味良い。

テンポも良い。

おおげさに芝居っぽく驚いたり
無意味に怒ったりという
「そんなアホな」と思わせるセリフがない。

ひとりひとりに自然なセリフを言わせる脚本がいい。

昔の父親というのは往々にしてあんなものだったのかもしれないし。

女優　小野真千子さん　若手ながら芝居が上手です。








「南極大陸」

以前に原作を読んでおり
とっても期待していた。

ワンコが出てくるのなら
なんでもよかったのだが・・・。

もちろん、原作は実録ものだし
ドラマのようなストーリーはほとんど出てこない。

ドラマ向けの演出は当然。

しっかし、

キムタク・・・

演技がどうしてワンパターンなのだ・・・

「俺じゃダメか？」って
後ろから抱きしめてた
「あすなろ白書」から
な～～んにもカワットラン！


ちょっと素直に笑いたくない時の表現に　口の端を左にゆがめるのとか

言い出しにくい言葉を言う時の表現に　目線を他にゆるがせるのとか

怒りか　苦境を感じた時の表現に　奥歯を噛み締めて　えらの骨を動かすのとか

今回は　実直な元会社員の役だから
セリフ回しは　きちんと　して欲しいし

犬に　「オラ　立てよっ！」って言うの
まったく

「オラ　ちょ　待てよっ！」のキムタク物まね芸人ホリにそっくり。


演技がワンパターンの証拠。





「ロンバケ」も
「華麗なる一族」の　超おぼっちゃま役も
すべてまったく

オンナジです。

「月のしずく」も30分見てやめましたよ。

何年役者やってますか？

もう！
タバコとかドラマの中で吸わせるのやめたら？

脚本家が「キムタクのため」に本を書くから良くないのよきっと。








「家政婦のミタ」

すごい驚きです。

汚れに近い役。



あの
松嶋 菜々子さんが

子供に顔を殴られて
口の端から血を流し（鼻血ではないのが幸い）
誰からも
手当てもうけず
なぐった家族は平然とごはん食べてるシーンとか

ストーリーは
荒唐無稽な感もなきにしもあらずだが

久々に見た視聴者は
最初はきっと
お姫様的な　
クールな
役でしょうと
今までのパターンを
想像していたのに

なんとなんと

これは面白いわ～

松嶋 菜々子　あっぱれ




いつまでも
キムタクみたいに
大物の座にどかんとあぐらをかいてるよりも


松嶋 菜々子

いろいろな役に体当たりしているのが

きっと視聴者のハートを掴んだみたい。

視聴率アップは当たり前ですね～



ちなみに
鈴木京香の恋人（？）長谷川博己の情けないお父さん役、演技下手ね？
イケメン役よりも　要！演技力ですな。

まあ
許すけど。







ワンコ写真

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