【ゴージャスおしゃれライフ】in オーストラリア

ゴールドコーストの海や町並み、料理、ボーダーコリーとの日々,
「美しい生活臭のない癒され写真」を掲載しています。

あなたはドナー(臓器提供者)になりますか?なりませんか?

2008年10月05日 11時20分40秒 | オーストラリア、ホワイトシェパード&ラブ
お気に入りの場所で
老猫(17歳)プリンのお昼寝








おおあくび










煩い「小雪」が邪魔をしに










次女が
オーストラリア
パーマネントビザの更新につき
生体臓器移植提供者として登録しますか?
との問いに


気前良く!

ALLと
記入したとのこと。

ALLというと
目、皮膚はもちろん
心臓や肝臓 
当然すべてのこと。

たまたま
読んでいた
大石静の
「究極のいい女」

というエッセイの中、
「ドナーカードは持たない」
という一文。

救急救命センターの医長の
新聞に掲載された
文章の引用。

以下



「いよいよ心肺停止も間もなくというときに

血圧をあげるために
(患者に)昇圧剤が使われている。

これは
患者本人の
救命のための治療というより

臓器提供用の
臓器が

うまく生着するための
(臓器がいつまでも
新鮮であるように)
処置である。
・・・中略

ドナーを希望した
患者本人の意思をかなえるために

このようなプロセスを踏む。」

うーん・・・
臓器ドナーとなると


「臨終に際しても
安らかに死ねないなー」

との思いを強めた。

次女は
自分は

「何かあったら臓器はもらうが
ひとには与えないというのでは
それは
ちょっと違うと思う」

ので


なかなか良い心がまえでの

臓器
全部、さしあげますに
サインしたようだが

私は

「家族や配偶者が
貴女とお別れというときに

ドクターが

ああ、この人
臓器移植してくれるのね


死にゆこうとしている身体に

いろいろな
刺激的(?)な
注射などを打たれているのは

傍で見ていても
辛かろうし

また

脳死時点で

心臓

肝臓
腎臓
膵臓
小腸
皮膚



心停止時点で
腎臓
膵臓
眼球


すべて摘出。

言葉は悪いが
ドクターに
てぐすねひいていられるのも

まったく
辛いものだと思うよ。



もともと
臓器に欠陥が
あり
それで
移植を望むのなら

それは
その人に
とても
必要であり

現代医学の
恩恵をうけ

また
臓器提供者に感謝しながら

成功して健常者に近づければ
それにこしたことはないが

とりあえず
五体満足に生まれたのだから

事故か何かあったときに
人様から
臓器までもらって生き延びなくても

その運命をうけいれようよ。


それよりか
家族に

ちゃんとした姿で

お別れさせてあげたほうが

静かに死を迎えられるよ。」



と私は
自分の意見を述べた。




臓器の提供を待っておられる人は
世の中にたくさんいるのだろう。

そんな人達のために

ドナーカードにサインされるかたは
「最後に世の中に貢献してから
この世とさようなら」と

考えているのだろう。

そういう方に対しては
素直に
「立派だ」と賞賛してしまうが



さて

自分は

正直

ドナーになる覚悟は
今のところ
つかないかも知れない。








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