寒い地域に棲んでいるペンギンたちには、大阪の夏は我慢ができないため、冷房室へ引っ越しです。その時にあわせて、体重測定やつめ切りなどの健康チェックをします。秋に屋外展示場へ戻すときも、同じことをします。キングペンギンは20キロ近くにもなるので、これがまた結構重労働なんです . . . 本文を読む
『ナイスキャッチ』で動物たちを捕まえてあるものを埋め込むと書き込みました。今回はそのお話をしましょう。動物の中でも外見から雄雌の見分け方が中々、解らないのがあります。そこでヤギやヒツジには『イヤータッグ』なるイヤリングをはめます。でもはめる事ができない鳥（鳥の場合は足管をはめるのですがおしっこを足にかけるコンドルは使えません）やヘビにはマイクロチップと言う発信器を埋め込みます。これは、ある受信機で . . . 本文を読む
動物舎を掃除していると多くのハト、カラスを見かけます。餌を食べられないように見張っていても寄ってきます。追っ払うと木のてっぺんに止まってこっちの様子を伺っています。いや、見てやがると言う方が良いでしょう。止まっている木をたたいて追っ払うとまた、近くの枝に移り止まります。そっちを追えばまたこっちと『ハトなのにイタチごっことはこれいかに！』なんて悠長な事は言ってられません。餌代がバカにならないのです。 . . . 本文を読む
ホワイトデーの花束を贈ります。
入園のみなさんにホワイトデーを楽しんで頂こうとこんな物を作ったと企画担当のＴくんから写真を送ってもらいました。以前、ヤギの前にハートを型取ったウェルカムボードで写真を撮ってもらおうと設置したのですがこれが大失敗の不評（恥ずかしいの一言）でも、懲りず今回は、に花を飾りました。これが中々、好評で皆さん写真を撮って行ってくれます。今までこんな演出を考える事がなかった動物園 . . . 本文を読む
動物園は、これからの季節たくさんの花が咲き乱れお花畑になりますが、広場ではこんなも花が咲き乱れます。昨日も天気が良かったのかたくさんの遠足がありました。園としては嬉しいのですが引率の先生や父兄は大変だったことでしょう。昔、読んだ本に『こども動物園』と言うのがありましたが、大人たちは迷子になった子供を捜すのに来た道を戻って捜すようです。実は好奇心旺盛の子供は先に行ってしまっていたと言う事でした。見つ . . . 本文を読む
サバンナ担当者Ｍくんの奮闘記です。
サバンナエリアには数羽のホロホロチョウが群れをなして行動しています。なんせ神経質な彼等は人間には警戒していますが、担当者のＭくんとはとっても仲良しです。毎朝『カッカッカッカ！おいで！カッカッカッカ！』と声を掛けると寄ってくるんです。でも他の担当者が呼んでも来ないようです。こんな様子をお見せしたいのですが朝一番の挨拶した後はサバンナエリアに餌を求めて移動して行くの . . . 本文を読む
ペンギン担当のＮ君が餌（アジ）を持って行くと待ってたかのように集まってきます。かと言って簡単には食べてくれないそうです。それぞれに個性があって食べ方にも特徴が有るようです。こいつは、前から、この子は横からといったふうに口にアジをもって行かないと食べないそうなんです。そんなペンギンたちの給餌を見てもらおうと担当者のＮ君毎朝９：３０～１０：００と夕方１４：３０～１５：００にはこの場所に現れます。でも神 . . . 本文を読む
コンドルの『白い胴』は前回(今日の出来事）、お話ししましたが今日は、そのコンドルやワシたちを識別するために捕まえてあるものを体に埋め込むために奮闘したお話致します。担当者のＳくん最近、体重が増えて来て高い所に上がるのがおっくうになってきています。でも追われて高い所に上がる彼等を捕まえるには『棚』に登らなければなりません。その上、柵の無い棚で捕獲網を振り回します。でもそこは飼育経験３０年のベテラン？ . . . 本文を読む
さて、今回は、ゾウの担当Ｋ君が見なれない物をもってきてくれました。遠くから見ると『サルノコシカケ』に見えたので聞くとなんとゾウの足の爪だと言うのです。それもめったに爪を切らせない『春子５７歳』の左後肢第一蹄（早く言えば左後足の爪）と言うのです。あんなに大きくて力が強い頭の良いゾウを意のままに動かすゾウの担当者、なんて凄いんだろうとただただ、感心ですこれも長い経験を持ち信頼関係を築きあげた担当者だけ . . . 本文を読む
『剣を取っては日本一の・・・』と昔のアニメがありましたが、このヒメコンドル自虐症か自分でお腹を突いてしまいます。そこでＴ獣医（写真ではありません）、剣道の胴を着けようと考えました。それがこれなんです。以前も同じ治療をしたよと先輩獣医、その時は羽が黒いので解らないように黒く塗ったとのことでした。さて、今回はどんな色になることやら . . . 本文を読む
今日、園長の動物園散歩が開催されました。朝早くにも関わらず（１０：３０出発）満員御礼でした今回は、オオカミからライオン、トラのエリアを散歩です。ハイエナの所では、担当者の協力もあってハイエナの優ちゃんも出演です（2004/07/12生まれ）。いつもなら優ちゃんは昼から出勤なんですがこの日は園長散歩と言う事で朝から牛骨をもらって大喜びです。これで歯のお手入れは万全す。何故かって？それは動物園に来ての . . . 本文を読む
都会の真ん中動物園へ
飼育係のワンポイントガイドがアシカ池で開催されました。多くの見学者がいると担当者、張り切ります。そこで、たくさんのアシカの中からこれがどの個体で名前は○○ちゃんとしっかり見分けることをアピールです。以前にも書いたのですがそれぞれに特徴がありそれを覚えているのです。餌は、アジバケツを持って行くとすぐさま寄ってきます。見た目にはかわいいのですがとても鋭い歯をもっています。それに近 . . . 本文を読む
職員の手作りのお出迎えアイテムを作成しています。２月１４日はバレンタインデーでクロエリセイタカシギからを貰いました。今度は花束をみなさんに送ります。そのための準備をしています。 . . . 本文を読む
都会の真ん中の動物園では中学生対象に飼育係の体験学習を開催しています。何故、中学生なのかと言えばこの時期が将来を決める最初の第一歩のお手伝いをと考えたんです。そして今回は、大阪市内の加○屋中学校の皆さんが実習に来られました午前中は、学校が用意してくれたお揃いの長靴を大きいのかズルズルと引きずりながらもヤギ、ヒツジ舎で頑張っていました。『ブログに載せても良い？』と聞くと『載せて！』と了解も貰ったので . . . 本文を読む
動物園は、年齢老若男女問わず誰でもが利用できる施設です。また、利用方法も様々です。今回は、毎日、来てくれるおじさんを紹介しましょう。もちろん本人了解済みです。
このおじさん、名前もどこから来るのかもしりません。でもほとんど毎日来園してくれています。それこそ『アメニモマケズカゼニモマケズ・・・』です。本人に尋ねた所、足のリハビリを兼ねてくるそうです。会う度に『どうや、足は良くなったかい』が口癖でどう . . . 本文を読む