特定外来生物の候補にもなっているアライグマ、以前は多くの動物園でも飼育されていましたが、北海道や神奈川、愛知、岐阜などで野生化したアライグマが増加するにつれて、かわいいラスカルのイメージから悪役へと変わり、動物園で飼育する所もも減ってきています。近畿圏では和歌山県の田辺市を中心に野生のアライグマが増えてきており、農作物などへの被害も出てきています。大阪府下では茨木・高槻と泉南で分布域を広げています。また柏原ではブドウ園にも出没が確認されています。日本の里山から日本在来動物のタヌキやキツネがいなくなり、アライグマに取って代わる危険性は非常に高まっているといえます。この6月に施行される「外来生物法」でどこまで野生化したアライグマが撲滅できるのでしょうか。
さて、天王寺動物園には夜行性動物舎に2頭のアライグマが飼育されています。25年前に繁殖したことがありますが、生後4ヶ月までは、それはそれはかわいいものです。天王寺動物園で人工保育で育てたアライグマのロージーの幼いころの写真をご紹介しましょう。でも大きくなると、強力な爪と歯で攻撃してきますので油断できません。
さて、天王寺動物園には夜行性動物舎に2頭のアライグマが飼育されています。25年前に繁殖したことがありますが、生後4ヶ月までは、それはそれはかわいいものです。天王寺動物園で人工保育で育てたアライグマのロージーの幼いころの写真をご紹介しましょう。でも大きくなると、強力な爪と歯で攻撃してきますので油断できません。