大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

野見山さん、母校の生徒と個展で交流

2023年02月11日 05時21分08秒 | 日記

 「飯塚市(旧穂波村)出身で今なお現役で活躍する102歳の洋画家、野見山暁治さんと母校・県立嘉穂高付属中(飯塚市、高松大輔校長)の1、2年生約150人が3日、福岡市中央区天神の県立美術館で開催中の野見山さんの展覧会会場で対面した」そうです。
 「野見山さんはつえをつきながらもしっかりした足取りで登場」、「中学時代、美術教師から『(山の)形が似ているとかでなく、強さや大きさ、心が表現できなければ意味がないと言われ、気持が解放されたように絵を描くのが楽しくなった』」。「ユーモアあふれる語り口で中学時代の思い出などを話」されたそうです。「また、作品の感想を述べた生徒に『いい表現だね』と目を細め『忙しくても絵や音楽、詩などを楽しめる人間になってもらいたい』と全員にメッセージを送」られたそうです。「最後にあいさつした溝口さよさん(13)は『色合いや筆遣いが写真とは違い、凸凹もあり面白かった。先輩に恥じぬよう精進したい』と感謝を込め」られたそうです。〜90の年の差を超える美術交流、10代の野見山さんも教わった描く心が、楽しく後輩たちに伝えられました。
野見山さんと一緒の記念写真も良いですね~!
(下:2023年2月4日 毎日新聞-谷由美子「母校の生徒と個展で交流 嘉穂高付属中 県立美術館訪れ」より)