「熊本県御船町の町恐竜博物館は、町内の約9千万年前(白亜紀後期)の地層から、九州初めて恐竜の卵殻の化石2点が見つかったと明らかにした」そうです。〜恐竜の卵殻!?
「化石は2001年と03年に町内の天君ダム下流の地層【御船層群】で発掘されていた」ものだそうです。「昨秋以降、恐竜博物館の池上直樹主任学芸員らの調査によって、卵殻化石と確認された」とのことです。〜発掘から確定までに20年かかっていますね。
「1点は長さ約25ミリ、幅15ミリ、厚さ2ミ中国で見つかったコラロイドウーリサス卵属に似ている」そうです。「もう1点は長さ27ミリ、幅約10ミリ、厚さ約1・7ミリ。いずれの卵も直径5〜7センチ程度と推測される」が、「恐竜の種類は不明だそうです。〜それにしても小さな化石です。よく見つけられましたね。
「博物館などによると、今回の卵殻化石は、過去の国内の5例と比べて、当時の海に近い沿岸地域に堆積した地層から発見された。卵殻化石は海外を含めて多くが山地で発掘されており、沿岸域は珍しい」そうです。
「御船町では恐竜化石が多数見つかっており、池上主任学芸員は『卵殻の化石が見つかったことで、町が恐竜の繁殖地だったことが証明された』と話」されています。〜恐竜繁殖地ってわ~、イメージが迫って来ます。卵は1回でいくつぐらい生まれたのでしょうか?小さいから分かりづらいかも知れませんが、他にも卵殻化石が見つかるかもですね~。
(下:2023年2月5日 西日本新聞-西村百合恵「白亜紀後期の卵殻化石 国内発〈沿岸域〉世界的にも珍しく」より)