大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

アサリの産地偽装

2022年02月04日 05時22分01秒 | 日記
 アサリの産地が偽装されてたそうです。「2020年のアサリの年間漁獲量は、国内全体で年間4400トン。熊本県産は21トンにとどまり、中国、韓国からの輸入が3万5千トンと大半を占めた。農林水産省は外国産を熊本県産などと偽って表示し、売られた疑いが強いとみている」とのことです。〜テレビでは輸入されたアサリが有明海に戻され、すぐに引き上げられ集荷される様子がビデオに取られ放映されていました。
 「食品表示法では、海外が原産地でも熊本の海に運び入れて成長した期間(蓄養期間)の方が長ければ、熊本県産と表示する規定がある」そうです。〜ということは、稚貝で輸入して有明海でゆっくり育てれば有明産になるんでしょう?ところが、成長したアサリ貝を輸入して、有明海に入れて、すぐに引き上げて販売へーー産地偽装となっていました。
 「昨年12月に食品表示法違反で処分された熊本県内の水産物販売会社は『販売先からの注文が熊本県産で、中国産などでは売れず偽装した』と話」されています。〜消費者の意向も関係しているようです。産地の偽装はいけませんね。でも、日本の食、外国産で溢れかえっています。欧米産ならかえって喜ばれる食品もありますが、、、
中国産や韓国産のアサリは輸入の場合、検疫もちゃんとされているのでは?アサリや魚など養殖や活き物は、輸入の際、検疫はどうなっているのでしょうか?
「(熊本)県は、県産アサリの漁獲量減少に伴い、十数年前から産地偽装が始まったとみている。1970年代後半に全国の漁獲量の4割を占める一大産地だったイメージなどから熊本の名前が使われたとみている」そうです。「不知火海沿岸にある錦町漁協(八代市)組合長の徳田司さん」のお話によると、「一昨年7月に熊本県南部を中心に甚大な被害が出た記録的豪雨では貝が死に、大きな被害を受けた。偽装への怒りは大きい」そうで、県などの取り組みに対しては「ありがたいことだ」と評価されています。〜有明海のアサリが少なくなったことの解決も迫られています。宝の海と言われていた熊本・不知火海、有明海の再生が新たに浮かび上がって来たと思います。
(下:2022年2月2日 朝日新聞-伊藤秀樹/大木理恵子「アサリ偽装 中韓産混入か 漁獲量超える『熊本産』農水省確認 県、出荷停止2カ月」より)