大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

福岡県乳幼児聴覚支援センターの活動

2021年12月02日 05時18分31秒 | 日記
「千人に1、2人とされる先天性難聴を早期に見つけて支援するため、福岡県は今年1月末、乳幼児聴覚支援センター(福岡市)を新設した」そうです。〜全然知らんやった!という人も多いと思います。
 「福岡県乳幼児聴覚支援センターは県内の産科医療機関(108カ所)や精密検査機関(18カ所)、療育施設(6カ所)と連携。医療機関から出生後の聴覚検査で『要再検』となった新生児の情報提供を受け、市町村と共有する。市町村が保護者に電話したり、家庭訪問したりして、精密検査や療育を受けるよう促す」そうです。「センターでは言語聴覚士や教育経験者計2人が保護者らの相談にも応じる」そうで、「開所以来、数十件の相談があった」とのことです。
 「療育開始はおおむね生後6カ月までが望ましい」そうですが、「出生後の検査で『要再検』と告げられても『そんなはずない』と受け入れず精密検査を受けなかったり、難聴の確定診断を受けても療育に連れて行かなかったりする保護者も少なくない」とのことです。
 「九州大学医学部耳鼻咽喉科の中川尚志教授は『保護者も心の支えや相談先が必要だ。療育につながるまで支縁するセンターの役割は重要だ』と話」されています。
 又、「中川教授は、難聴児が学校や社会で生活する上で、自分の特性を周囲に説明し手伝ってほしいことを具体的に伝えて交渉する能力も必要で、そのためにも『子どもの自尊心を育む必要がある』と訴えられています。〜「子供自尊心」にも注目されています。
 「福岡市の難聴児の家族会【そらいろ】の岩尾至和会長(48)は、『子どもも親もわからないことばかり。選択肢や考えを広げるための長期的な支援も期待したい』と話されています。
 〜新聞で紹介されていることは、乳幼児のいろんな病気や怪我に遭遇した時にも当てはまリ、とても示唆に富む経験談になります。今後も取材されるよう望みます。
(下2021年11月26日 西日本新聞梅本邦明 「先天性難聴の療育につなぐ 福岡県が乳幼児聴覚支援センター 市町村と情報共有 保護者の支えにも」より)